前回の「図書館は、レポートを完成させるためだけの施設ではない! 」や当日のツイートのまとめも作成してありますので、ぜひご覧ください。
★利用教育の成果をどう評価するか
この日2本目のプログラムは、帝京大学・上岡真紀子先生による、上記タイトルの講演+ワークショップでした。
結論的に言えば、いわゆる情報リテラシー教育をやってきたものの、その評価をやってこなかったことを痛感したワークショップでした。
このワークショップは、"インストラクショナル・デザイン"の手法をもとにしたものでした。"インストラクショナル・デザイン"とは、学習プロセスを支援するためのもので、開発・実施のみならず、評価までデザインしようというものです。
上岡先生の説明後、学生の声の分析・課題の分類・到達目標の設定などについて、グループで討論しました。
学習が、学習者の認知・行動を変化させることを目的にするものであれば、その到達目標の設定や評価が必要になることは、当然のことです。この日のワークショップでは、それを学ぶことができました。
例えば、図書館でガイダンスを行う場合、私たちは漠然と「文献の探し方を教える」程度の意識で実施しがちです。
ですがそこには、いくつかのことが欠けていることが多いのす。
- 何をどこまでできるようになるのか
- どうやって到達レベルを確認するのか
- どのような方法で教えるのか
- どこやって実施内容を評価するのか
自分に照らして考えれば、やはりこうした点について、考えが不十分だったと言わざるを得ません。自分なりに考え、ガイダンスを充実させてきたつもりでしたが、まだまだ考える余地が残っているようです・・・。(ガクリ)
前回ご紹介した有吉先生のお話とともに、上岡先生のワークショップから、自分自身が考えるためのヒントを頂くことができました。先生方、それにJLAの利用教育委員の皆さん、貴重な機会をありがとうございました。
ちなみに。
この上岡先生には、2009年にもお話をお聞かせ頂いています。そのときに書いた記事を読むと、改めてなるほど〜と思ったり、自分の成長してなさ加減に愕然としたり・・・。
★この日の夜に・・・
ちなみにこの日の夜は、先日ご案内しましたトサケン企画を開催しました。
オトナの事情により、ご案内していましたものと少し違う形にはなったのですが、こちらも非常に楽しく有意義な場となりました。ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました。
●れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
Twitterで@fight_Reikoをフォローくださっている方々は、ご存じでしょう。
きょーこの髪型、とどまるところを知りません。(笑)
今までも無数のアート髪型を提供してくれた、きょーこ。今回も、前衛的なヘアスタイルを次々と披露してくれました。これはもはや、天賦の才としか思えません。
れいこのことがあって、今もなお日々涙にくれる井上家。
ですがきょーこのおかげで、涙だけでなく笑顔の絶えることもありません。
ありがとう、きょーこ!
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