昨年に続いて2回目、かつ西日本会場も終えているので多少余裕はありましたが、私にとっても本当に勝負どころでした。
全国から集まる若手ライブラリアンに対し、自分の情熱や信念を伝えたつもりです。受講生の皆さん、ありがとうございました!
当日晩の「東京で『空手家ライブラリアン』井上昌彦さんを囲む会」も満員御礼、59名もの皆さんがご参加くださいました。こちらも併せて、追ってレポートしますね!
★Library of the Year
さて皆さん、"Library of the Year"のことはご存じですよね?
「これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている機関に対して、NPO法人 知的資源イニシアティブが毎年授与する賞」です。
このLibrary of the Yearの最終選考会は、毎年図書館総合展で行われています。
今年はLibrary of the Year10周年にあたる年で、先月多治見市図書館が受賞したことは記憶に新しいところですね(最終選考会の動画)。
私も頻繁に出入りしながらでしたがこの場に立ち会えて、本当に良かったです!
(余談ながら。このLibrary of the Yearは近年、クラウド・ファンディングで資金調達をしており、こうした取組も評価されるべきでしょう。私もホントに僅かですが、協力をさせてもらいました)
★つながりから生まれた、Library of the Year 2015
この多治見市図書館のLibrary of the Year 2015受賞には、ライブラリアンどうしのつながりが大きく貢献しています。
いささか大げさに言えば、Library of the Year 2015は、ライブラリアンのつながりから生まれた、と言っても過言ではありません。
この受賞の一番の要因は、多治見市図書館の皆さんの実直な仕事であったことは、間違いありません。審査委員長のコメントからも読み取れるように、誰しもが敬意を払うべき地道で実直な取組と評価できるでしょう。
この受賞にあたっては、会場で同館を推薦するプレゼンを行った小嶋智美さん(Independent Librarian)も、少なからず貢献したことは間違いありません。圧倒的な会場票を獲得した彼女のプレゼンは、本当に魅力いっぱいのものでした。
壇上で熊谷館長が「さとみさん」と呼んでいたことからも判るように、このお二人は強い信頼関係で結ばれています。であるからこそ、この素晴らしいプレゼンが生まれ、受賞につながったのだと思います。
実はこのお二人の出会いは、ライブラリアンの私的な交流会です。
とある空手家(笑)が、「愛知に行くけん、ライブラリアンのみんな呑もうや〜」と開催した交流会で、たまたまお二人が出会うことになりました。
お二人はこの出会いを機に意気投合、後日小嶋さんが委員長として開催準備をされていたMIS31への熊谷館長の登壇が決まったほどでした。
(余談ながらこのMIS31は、私が今までに参加したイベントの中でも、最高級のクオリティーでした!)
こうして生まれ、深まったご縁は、このLibrary of the Year 2015受賞という最高の形で実を結んだのです。
この受賞は多治見市図書館のすべてのスタッフの献身的な働きによるものですが、それをこうして世に知らしめたのは、お二人の出会いがあったからこそだと思います。
あの多治見愛に満ちたプレゼン(笑)は、他人同士では絶対にできないものでしたから。
お二人が日々アンテナを張り、図書館内に閉じこもらず積極的に館外へ出ていたからこそのLibrary of the Year 2015と言えるでしょう。
改めて、ライブラリアン同士のつながりの大切さを感じた出来事でした。熊谷さん、小嶋さん、そして多治見市図書館の皆さん、本当におめでとうございます!
他の最終候補の皆さんは残念でしたが、いずれもLibrary of the Year最終候補の名に値する素晴らしい活動をされておいでですね。いずれまた、各候補を改めて訪ねたいと思います。
<●補足とお断り>
上のように紹介しましたが、プレゼンターはノミネート館が指定するものではありません。小嶋さんがプレゼンターに選出されたのは主催者の判断によるもので、お二人の意向だった訳ではありません。
プレゼンターは主催者(=第三者)により選出されていることで、公平性が担保されているのだと思います。
また今回の記事は、特定のお二人を紹介させてもらったものであり、当然のことながらすべての文責は私にあります。内容・記述の不備があれば、その責はすべて私に帰すもので、お二人によるものではありません。
上のように紹介しましたが、プレゼンターはノミネート館が指定するものではありません。小嶋さんがプレゼンターに選出されたのは主催者の判断によるもので、お二人の意向だった訳ではありません。
プレゼンターは主催者(=第三者)により選出されていることで、公平性が担保されているのだと思います。
また今回の記事は、特定のお二人を紹介させてもらったものであり、当然のことながらすべての文責は私にあります。内容・記述の不備があれば、その責はすべて私に帰すもので、お二人によるものではありません。
★見学もしてきました
多治見市図書館にはかねてから伺おうと思いつつ、なかなか機会を持てませんでしたが、この機にお邪魔してきました。
多治見市図書館は陶磁器関連資料が特に注目されていますが、それだけではありません。
英語多読への取組、医療健康情報サービス、学校図書館との連携など、様々なジャンルにおいてもライブラリアンが足で稼いだ地道な結果が出ています。
・・・が、ここでは詳しい説明を割愛しますので、その魅力は最終選考会での小嶋さんのプレゼン動画でご覧ください。
「足で稼ぐ」ことをはじめ、こうした図書館の地域に根付いた活動が評価されるのは、本当に素晴らしいことだと思えました。皆さんも、ぜひ一度多治見市図書館へ行ってみてください。
受賞直後の慌ただしい中、ご案内くださった熊谷館長、ありがとうございました!
●れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
先日、夜間にきょーこを救急に連れて行く羽目になりました。結局大したことはなく、もう心配も不要ですから書いておきましょう。
上の写真のポーズを決め、「きょーちゃん、かわいいで〜」と自分で言っていた数秒後に、後ろへひっくり返りました。ダッシュボードの小さなガラスに後頭部を突っ込んで出血し、夜間救急に駆け込む羽目に。
結局治療待ちの間に血も止まり、翌日から保育園に登園する許可も出たほどでしたが、冷や汗をかきました。
まあ、今回はこれだけでしたので、笑い話で済みましたが・・・。
れいこのことがあってから、わが子の病気やケガに対し、自分が病的に過敏になっているのを自覚しています。病院へ向かう途中も、恥ずかしながら心臓がバクバク、膝がガクガク震えました。
病気もケガもない日々が、本当に幸せだと感じています。
ごくありふれた日常こそ、何よりも大切なものです。家族が元気で健康、何よりの宝です。
これで済んでよかったね、きょーこ!
れいこ姉ちゃんが、守ってくれたのかな〜?
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