2010-05-23

図書館雑誌5月号「小規模図書館奮戦記」に掲載されました

 
先日、子どもたちを連れて、大阪で開催されていた大恐竜展に行ってきました。何しろ息子は、古生物学者になりたいという男。(笑)


最近、子どもたちはすっかりカメラ好き。
上の息子とのこの写真も、下の娘が撮ってくれたものです(少し、ピントが怪しいですが)。

私はしっかりと、学割で入場しました。
いろんなイベントに行きまくって、授業料の元を取りませんとね?

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<●「図書館雑誌」5月号掲載 「小規模図書館奮戦記」>

さて、今日の本題。
ご存じ、日本図書館協会の「図書館雑誌」5月号に、私の拙文が掲載されました。
「小規模図書館奮戦記」という連載があり、そこに今回、私の勤務先である某短期大学図書館が掲載されたのです。


かねてご縁のあった、関東のM本さんから連絡があったのが、2月の話。
「小規模図書館」という言葉がピッタリの私たちにとって、こういう場に取り上げて頂けるのは、非常に嬉しいことでした。
<M本さん、ありがとうございました~。

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もっともこの文章、私だけによるものではありません。私の原案を、館内の他のスタッフに見てもらい、館長のチェックまで経て、書き直しを重ねたものです。
おかげで何とか、私たちが伝えたかったことを、この小さいスペースに纏めることができました。
<もうほとんど私の原案は、原形を留めていません・・・。

法人合併という激レアなハードルを乗り越えて、合併・誕生したこの図書館(私はその当時、まだいませんでしたけれど)。
その苦労や経験が、ほんのちょっとでも伝われば幸いです。

今までは、読者として「小規模図書館奮戦記」を楽しませてもらっていました。これからは、この記事を応援してしまいそうです。
<このブログとは、「奮戦記」つながりですしね~。(笑)

よろしければ、ぜひご意見やご感想を、お聞かせください。
また、メールやtwitterなどご感想をくださった皆さん、ありがとうございました!

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<●勉強会情報>

私が関わっている勉強会3件です。よかったら、ぜひご参加ください!

1.2日連続 企画!「トサケンなウィークエンド in 大阪 -現場パワーアップ即効 アイデア交換会-」

○<第1日: オフ会>
「トサケン2.0へ!-共同知恵袋をどう進化させるか-」

 日時: 2010年5月29日(土) 19:00頃開始
 場所: 大阪梅田近辺
 会費: 4,000円程度?
 申込み期日: 5月15日(土) まだギリギリ、飛び込めます!

仁上さんを囲んで、楽しく語り合おうという会です。また、これからのトサケンの進め方について、ざっくばらんに意見交換もしたいと思います。気楽にご参加ください。

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○<第2日: 勉強会>
「広報進化論-ネックを突破する年次計画のポイント-」

 日時: 2010年5月30日(日) 13:00~17:00
 場所: 関西学院大学大阪梅田キャンパス 10階 1001号教室
 会費: 無料、ないし数百円以下の資料代実費
 定員: 22名(先着順) 

内容:
  1. 講演:「イマドキの学生が図書館を使えないワケ」(仮)
    講師: 仁上幸治さん(帝京大学総合教育センター)
    仁上さんからまず、教員になられてからのご報告を頂きます。笑いあり、涙あり(?)のご報告にご期待ください。

  2. 参加者主体のアイデア交換&フリートーク会
    • 参加者話題提供「ウチの今年の取り組み計画」(数名、各5分)
    • 自由討論


    図書館広報に関して、参加者有志から話題提供を頂き、それをもとに自由討論を行います。参加者主体で、自由で活発なフリートークを行いましょう!

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参加を希望される方は、エントリーフォームから、お申込みください。オフ会は5月15日締切 大至急、勉強会は定員になり次第締切とさせて頂きます。

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【追加企画!参加者急募!】
28日(金)に、この2日連続企画の前夜祭をすることになりました。
<すでに、「2日連続企画」じゃないですよね・・・。

○「トサケン前夜祭 in 京都」
 ・日時: 5月28日(金)19:30~
 ・場所: 京都(阪急四条河原町近辺)
 ・会費: 参加者で割り勘
 ・お申込み: karatekalibrarianATgmail.comにメール送信
  (上の「AT」をアットマークに置き換えてください)

もちろん、仁上さんもいらっしゃいます。
直前のご案内ですから、少人数で小ぢんまりと、のんびりお話したいと思っています。
京都の方、お勧めの店があれば、ぜひご推薦ください(参加できない方、お店のご推薦だけでも大歓迎)。

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2.大学図書館問題研究会 兵庫支部5月例会
テーマ: 「龍馬の足跡をたどる、その2:神戸編」
日時: 5月29日(土)14:00~17:00
集合場所: JR神戸駅改札

行程: 神戸駅→勝海舟寓居跡(兵庫区五宮町)
 →大倉山公園:旧伊藤博文公銅像台座
 →海軍営之碑(諏訪山公園)
 →神戸海援隊モニュメント(メリケンパーク)
 →神戸海軍操練所跡(神戸市立博物館の南)
 JR三ノ宮駅で解散

私が加入している大図研(ダイトケン)兵庫支部の例会。会員外も大歓迎!(無料)
先月の京都編に続き、今回も遠足企画です。坂本竜馬が勝海舟を補佐して働いていた神戸海軍操練所の跡を見るのがメインになります。

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<●どうでもいい独り言>

iPad、とうとう発売まで1週間を切りました!
予約している私としては、日々カウントダウンのような感じです。
発売初日の28日(金)に入手できるかどうか、いまだに判らないのですが。
わざとらしく、帰りの電車の中で使ってみたりして。(笑)

でも、実は1年前にiPhoneを買ったときほどの高揚感はありません。
あのときは、全く新しいものを手にするドキドキでいっぱいでしたが、今はいわば、iPhoneの大型版を買うくらいの気持ちです。
電子書籍が、KindleやiPadによって、日本でも本格的に広がっていくと違ってくるのかもしれませんね。

でもとりあえず一番出して欲しいのは、iPad版「信長の野望 リターンズ」。
私が、人生で一番熱中したゲームは、たぶんコレ。
<30年近く前・・・。当時パソコンに触っていたアラフォーの方なら、結構判ってもらえるかも?
 

2010-05-11

大阪市大ワークショップ「ネットワーク環境下における学術情報流通政策考」

 
最近、すっかり更新が滞ってしまい、申し訳ありません。
ほどよく忙しく、「ブログは、明日できるやろ」と思いながら、先送りを続ける毎日です。

ところで、今日から予約受付開始のiPad、早速予約してきました!


写真は、梅田のヨドバシカメラ。長~いiPad受付カウンターが出来ていて、そこにスタッフが30人くらい、いましたよ。
長くなりそうですので、続きは、最後の「どうでもいい独り言」にて。

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<●大阪市立大学 創造都市研究科 ワークショップ>

さて、今日の本題。
私の所属する大阪市立大学 創造都市研究科にて、4月20日に下記のワークショップが開催されました。
ずいぶん時間が経ってしまっていますが、とてもいいご講演を頂きましたので、ご報告します。

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「ネットワーク環境下における学術情報流通政策考」
(講師: 武蔵野大学 小西 和信氏)


【概要】
情報流通の多くがネットワーク環境下におかれるようになった1990年代中葉以降のわが国の学術情報流通について、電子図書館、電子ジャーナル、日本のSPARC運動、機関リポジトリの4つのトピックを手がかりに、学術情報流通政策との関連を考える。

トピックによっても差はあるが、多くの政策文書や巨額の公的資金を投入したプロジェクトが、功を奏していないケースが頻繁に見受けられる。これらは一時的な誘導・振興で終わっており、継続的な学術情報流通の発展に繋がっていない。

結論として指摘できることは、わが国における学術情報流通政策の不在であり、NIIや大学図書館など現場の尽力によって、日本の学術情報流通が支えられていることである。本日の講演では、文献研究的ではなく、現場で見聞きした個人的な経験を中心に、「時代の空気」のようなものを伝えたい。

【キーワード】
電子図書館、電子ジャーナル、SPARC/Japan、機関リポジトリ

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  1. はじめに

    1. 講演の視点
      4年前まで、複数の職場で、学術情報流通に携った。その体験にもとづき、現場で見聞きした学術情報政策について話したい。
      文献研究的なものではなく、個人的な経験にもとづく主観的なものであるが、「時代の空気」のようなものを、再現できれば幸いである。

    2. 本日取り上げる内容
      情報流通の多くがネットワーク環境下におかれるようになった1990年代中葉以降のわが国の学術情報流通について、電子図書館、電子ジャーナルへの対応、日本のSPARC運動、機関リポジトリの4つのトピックを手掛かりに、わが国の学術情報流通政策との関連を考えてみたい。


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  2. 電子図書館

    1. 電子図書館事始め
      自分自身は、1987年頃に初めて「電子図書館」という言葉に触れた。通信工学の大家であった、当時の学術情報センター所長が、「学術情報システムの究極は、電子図書館である」と言っていた。
      日本で初めて「電子図書館」という言葉を用いたのは、小松左京氏の「継ぐのは誰か」(1968年)が最初ではないか。

    2. 電子図書館に関する政策文書
      米国のクリントン、ゴアのNII構想[情報インフラ政策]や、G7の電子図書館プロジェクトの影響を受け、国内でも電子図書館導入への検討が活発になった。

      政策文書で分けても重要なのは、学術審議会の「大学図書館における電子図書館機能の充実・強化について(建議)」(1996年7月29日)である。これは「建議」であり、通常の「答申」と比べても、より重要なものとして認識されるべきものである。
      これは、大学への予算化の根拠となる政策文書でもあり、大学図書館に対して「図書館電子化」への大きなインパクトを与えた。

      当時の某課長によると、この建議は「1980年答申を15年ぶりに大改定するまったく新しい学術情報政策である」。
      この建議は、電子図書館のことをよく考えたものではあったが、学術情報流通を総合的に考えているかどうかという点で疑問もあり、個人としてはいささか冷やかに見ていた部分もある。

      3年後には、同審議会が「科学技術創造立国を目指す我が国の学術研究の総合的推進について―「知的存在感のある国」を目指して―(答申)」(1999年6月29日)を発表した。電子資料への対応を指摘していることが、非常に重要である。

    3. 大学図書館における状況
      この頃のわが国における大学図書館の状況は、京都大学電子図書館国際会議編集委員会編『2000年京都電子図書館国際会議:研究と実際』(日本図書館協会,2001年3月)で知ることができる。
      わが国で行われた「電子図書館」の試行例が多く紹介されていることと、情報課で政策の中心にあった濱田幸夫氏の「電子図書館施策の今後」が掲載されている点で貴重である。

      当時所属していたNIIで、1996年4月「電子図書館部会」の立ち上げ、6月「サービス協力者会議」などを経て、電子図書館課の設置のための概算要求を開始した。総務庁(当時)まで説明に行ったが、専門員と係長が配属されたのみに留まった。

    4. 電子図書館の功罪
      慶應義塾大学の入江伸氏が指摘するように、プロジェクトの業者委託により、図書館に予算やスキルを蓄積できなかった。
      モデル形成のプロジェクトという性格から、予算配分が一部の大学に限定されたことにより、「どこか知らないところで、バラバラにやっている」といった感があったのが残念である。
      千葉大学の某先生も、「日本の電子図書館は失敗だよ!何の広がりも持っていない!」と言っていた。


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  3. 電子ジャーナルへの対応

    1. 国内電子ジャーナルの嚆矢
      雑誌の価格高騰がしきりに口にされていた1999年、関東地区・東京地区国立大学図書館協議会の主催で「電子ジャーナルフォーラム」を行った。
      翌2000年には国立大学図書館協議会の「電子ジャーナル・タスクフォース」が設置され、これらが日本で電子ジャーナルを考えさせるきっかけになった。

    2. 電子ジャーナルに関する政策文書
      こうしたきっかけが与えた影響により、多くの政策文書が挙げられる。
      科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 科学技術委員会 デジタル研究情報基盤ワーキンググループ「学術情報の流通基盤の充実について(審議のまとめ)」(2002年)、文部科学省研究振興局情報課「学術情報発信に向けた大学図書館機能の改善について」(報告書)」(2003年)、国立大学図書館協会「学術情報流通の改革に向けての声明文―学術基盤である電子ジャーナルの持続的利用を目指して」(2008年)、科学技術・学術審議会 学術分科会 研究環境基盤部会 学術情報基盤作業部会「大学図書館の整備及び学術情報流通の在り方について(審議のまとめ)」(2009年)など

    3. 現場主導による普及
      電子ジャーナルへの対応は、大学図書館現場の切羽詰まった取組によるもので、貢献はもっぱら大学図書館である。予算計上は微々たるもので、これだけの政策文書があったにも関わらず、政策レベルでの効果は弱いと言わざるを得ない。

      学術情報の中核部分である学術雑誌を学内研究者に十分提供できない大学が増加することは憂慮すべきで、強力な国家的な支援策が講じられるべきである。


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  4. SPARC/JAPAN

    1. SPARC/JAPANの立ち上げ
      SPARC/JAPAN(国際学術情報流通基盤整備事業)は、米国研究図書館連合ARLが進めるSPARC(1998年~)と連携し、「わが国の学協会等が発行する英文学術論文誌の電子ジャーナルを支援することを通じ、学術コミュニケーションの変革を目指」す活動で、2003年からスタートした。
      2001年にARLから日本の大学図書館に対してSPARC活動への「連帯」が呼び掛けられ、それに呼応したものである。

      立ち上げ当時は、相当混乱した。JSTのシステムを使うことになったため、NIIなどで「JSTのシステムが使いにくい」と会議で要望を伝えたら、30分後に文部省から電話があり、「大臣が怒っている!」と言われた逸話もある。

      2004年には、あちこちを飛び回り、1日に何人もの関係者に会った。
      日本の英文学術誌の支援、強化を通して学術情報の国際発信力を高める「ネイチャー・ジャパン」構想に重心を移していくプロセスは、大御所の方々の日本の学術情報流通に与える影響力の大きさを垣間見た。

    2. 独自性を持つSPARC/JAPAN
      「SPARC/JAPAN」に関連する政策文書としては、科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 科学技術委員会 デジタル研究情報基盤ワーキンググループ「学術情報の流通基盤の充実について(審議のまとめ)」(2002年3月12日)があり、「海外の電子ジャーナル等の体系的な収集体制の整備が必要とされる一方、日本の学協会からの学術情報発信機能の整備が必要であるとされた」。

      オープン・アクセス運動を標榜する本家のSPARCとは異なり、学術情報の発信力強化に力点を置いた日本版SPARCは、日本独特の活動と位置付けられるだろう。


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  5. 機関リポジトリ

    1. 先駆的事例とそれを支えた人材
      わが国機関リポジトリのパイオニアは、千葉大学附属図書館CURATOR(2002年プロトタイプ開発開始)である。土屋館長のもと、キーパーソンが揃っていて、やれたことだ。

    2. 意義深い政策文書
      国立大学図書館協議会 図書館高度情報化特別委員会 ワーキンググループ「電子図書館の新たな潮流―情報発信と利用者を結ぶ付加価値インターフェイス―」(2003年5月29日)が重要。
      1996年学術審議会建議以降の電子図書館を見直し、「新電子図書館システム」を提唱している。わが国の機関リポジトリの歴史を開いた文献の一つとも言える。

    3. 現場機関の貢献
      「デジタルリポジトリ連合(Digital Repository Federa-tion:通称DRF)」(2006年11月)の設立も大きかった。北海道大学を代表として、85機関の参加を見た。若手による活動があり、非常に充実した素晴らしい場となった。

      現在日本の学術情報流通政策を動かしているのは、残念ながら文科省ではなく、NIIなどの現場の各機関で、特に機関リポジトリへの取組では顕著である。
      NII委託事業は、わが国を「機関リポジトリ大国」に導いた点でまれにみる成功を収めたプロジェクトと評価していいだろう。
      また、DRFに代表される各大学の取組も称賛に値する活動で、関係者の努力に敬意を払うべきである。


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  6. 学術情報流通政策の変容

    中央省庁再編(2001年1月6日)の影響が大きい。「科学技術」と「学術」の力関係の変化があり、予算配分にも影響した。政策的にも科学が優位になり、学術を包含しており、好ましくない。

    総合科学技術会議「科学技術基本計画」により、第2期(2001~2005年度)24兆円、第3期(2006~2011年度)25兆円という莫大な予算支出となった。しかし科学技術関係施策に対する優先度判定は、非常に厳しいものとなった。

    文部科学省の求心力低下は明らかであり、学術情報流通政策の不在という課題が残った。

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  7. ゲストスピーカーとの質疑応答

    • (学生)Google Scholarやブック検索に代表されるように、Googleがさまざまな取り組みを行っている。Googleによるこうした学術情報流通を、どのように捉えているか。

    • (講師)GoogleからCiNiiのデータ提供を求められたとき、どのように対応すべきか思慮した。Googleというショーウィンドウを通して、CiNiiを利用してもらうという判断となり、OKした。その判断に、問題はなかった。

      ブック検索については、いささか心配している。国家として、学術情報のセキュリティを考えなければいけないのではないか。電子化そのものには賛成であるが、海外企業のデータベースに日本の本が載る状況は、いかがなものか。
      全部の図書館がそうする必要はないが、紙媒体での保存も必要である。

    • (学生)NIIが非常に大きな影響力を持っているが、各種事業等について、評価を行っているのか。メタデータ・データベース構築事業への評価について、お聞きしたい。

    • (講師)メタデータ・データベース構築事業の報告集は、1度出している。GeNiiの前身的なものでもあり、機関リポジトリへの流れを作ったものでもある。ただし、本来はそうすべきだとは思うが、この事業自体の幕引きそのものは、できていない。

    • (学生)セントラルリポジトリのような、国によるインフラ整備にもとづくリポジトリについて、新しい構想や動きがあれば教えて欲しい。

    • (講師)具体的な動向は、特に聞いていない。当初、NIIではそうしたものをやるべきではないという考えがあり、今日に至っていると思われる。担当者はいろいろと考えているだろうが、人員も減っており、広報できていないのが実情だろう。

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参考資料(井上が勝手にチョイス)


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<●勉強会情報>

先日お知らせしました、2日連続 企画「トサケンなウィークエンド in 大阪 -現場パワーアップ即効 アイデア交換会-」について、引き続き参加者を募集中です!

29日(土)夜はオフ会(要するにただの懇親会)、30日(日)は午後の勉強会です。トサケン発起人・仁上さんが来られ、お話も頂きますので、ぜひ!ご参加ください!
なお、30日(日)は残席9名となっていますので、お早めにお申し込みください!(先着順)

あ、トサケンメンバー以外も、大歓迎ですよ~!

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<●どうでもいい独り言>

冒頭の続きです。
予約受付開始日の今日、予想どおり全国で予約の申込みが殺到したようです。ニュースや新聞などにも取り上げられ、iPadの人気ぶりを感じさせました。

大阪では、ヨドバシカメラなどが予約を受け付けていたのですが、昼休みにニュースを見ると、100人以上の行列が出来ていた様子。
夕方にはtwitterで調べてみましたが、もう発売初日28日には入手できない様子でした。

もう諦めようかな~、と思いつつ。
大学院の授業で梅田に出たついでに、ヨドバシカメラに立ち寄ると、意外に行列が短くて。フラフラと並んでしまい、結局、申込みをしてしまいました。(汗)

申込みをしたのは、WiFi+3Gの64GB版。う~ん、やっぱり買っちゃいますか・・・。

やっぱり嬉しくて、twitterでツイートしていたら、あっという間に妻に発覚した模様。この難局をどう乗り越えるか、それが課題かも。
 

2010-04-21

2日連続 企画!「トサケンなウィークエンド in 大阪 -現場パワーアップ即効 アイデア交換会-」

 
最近、ようやく春らしい暖かさが続くようになりましたね。
私も陽気に誘われて、先週は奈良の明日香村へウォーキングに。


石舞台古墳に上ってで調子に乗る、わが子たち。
・・・何という不謹慎さ。親の顔が見たいかな。

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<●2日連続 企画!「トサケンなウィークエンド in 大阪 -現場パワーアップ即効 アイデア交換会-」へのお誘い>

さて、今日の本題。
今日、トサケンMLでも流しましたが、標記のとおりオフ会+勉強会を、企画しました!

 ○トサケン=図書館サービス計画研究所

トサケン発起人・仁上さんが関西に来られるのに合わせて、以下のとおり、「2日連続企画!トサケンなウィークエンド in 大阪 -現場パワーアップ即効アイデア交換会-」と題して、オフ会+勉強会を行います。
今回は、K大学のI島さんにも一緒に幹事をしてもらい、幹事サイドもパワーアップしています。<I島さん、ありがとうございます!

一部未定ですが、とりあえずアナウンスさせて頂きます。ぜひ、ご参加ください!

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●<第1日: オフ会>
「トサケン2.0へ!-共同知恵袋をどう進化させるか-」


 日時: 2010年5月29日(土) 19:00頃開始
 場所: 大阪梅田近辺
 会費: 4,000円程度?
 申込み期日: 5月15日(土)

仁上さんを囲んで、楽しく語り合おうという会です。
また、これからのトサケンの進め方について、ざっくばらんに意見交換もしたいと思います。気楽にご参加ください。

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●<第2日: 勉強会>
「広報進化論-ネックを突破する年次計画のポイント-」


 日時: 2010年5月30日(日) 13:00~17:00
 場所: 関西学院大学大阪梅田キャンパス 10階 1001号教室
 会費: 無料、ないし数百円以下の資料代実費
 定員: 22名(先着順) 

○内容:
  1. 講演:「イマドキの学生が図書館を使えないワケ」(仮)
    講師: 仁上幸治さん(帝京大学総合教育センター)
    仁上さんからまず、教員になられてからのご報告を頂きます。笑いあり、涙あり(?)のご報告にご期待ください。

  2. 参加者主体のアイデア交換&フリートーク会
    • 参加者話題提供「ウチの今年の取り組み計画」(数名、各5分)
    • 自由討論

    図書館広報に関して、参加者有志から話題提供を頂き、それをもとに自由討論を行います。参加者主体で、自由で活発なフリートークを行いましょう!

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  • 参加を希望される方は、エントリーフォームから、お申込みください。オフ会は5月15日締切、勉強会は定員になり次第締切とさせて頂きます。

  • オフ会の会場は、追ってトサケンMLや、このブログなどでお知らせします。

  • どちらにご参加の場合も、名刺をお忘れなく。多めに!
    (ここでネットワークを作って頂けなければ、私が幹事をする意味がありません!)

  • このブログのご紹介、大歓迎です。トサケンメンバーでない方への転送や参加も、大歓迎です。未参加の方は、これを機にトサケンMLへ参加すると、とっても歓迎されます!

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追伸:
最近はよく、あちこちで「関西の図書館界は活気がある!」と言って頂くような気が。<そうでもないですか?その勢いに便乗して、今回のご案内となりました。
皆さん、ぜひ積極的にご参加頂き、トサケンを、そして図書館界を盛り上げていきましょう!

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<●どうでもいい独り言>

先日のエントリーでも書きましたが、今月からの大学院生ライフ、楽しんでいます。
それにしても、大阪市立大学 創造都市研究科 都市情報学専攻 知識情報基盤研究分野という所属は長すぎて、メールなどでも所属を書ききれません。(笑)

自分のセカンド名刺も、前から作ろう作ろうと思っているのですが。
この長ーい名前は、ネタにできると思いつつ、なかなか時間が取れずとりかかれていません。もちろんその名刺には、「空手家図書館員」という称号(?)も掲載するつもりなのですけれど。(笑)

またここでも書きますが、昨日もワークショップという形式の授業があり、武蔵野大学の小西先生から、非常に面白いお話を伺いました。
終了後に、終電まで飲んでしまったのですが、帰りは立ったまま電車で寝ていました。(笑)

知識情報基盤研究分野のワークショップは、基本的にオープンですので、よろしければ近隣の方は、ぜひご参加ください。
またこのブログでも、図書館ネタのワークショップは、ご案内させてもらいますね~!
  

2010-04-13

満喫!大学院ライフ!

 
昨日は、道場の子どもたちが、極真会館の主催するOSAKA'S CUPに出場しました。これは、700人以上選手が集まる大きな大会です。
そんな中、わが娘が望外の3位入賞!


もっとも入賞したとは言え、4年生初級の部で、ですが。
それでも男子2人を破り、3勝したことは素直に褒めてあげたいです。

試合後はしっかり、リラックマグッズを買う約束をさせられました。

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<●大学院ライフ>

さて、今日の本題。今日はもっぱら、近況報告です。

先日のエントリーでも書きましたが、今月から大阪市立大学に通っています。
所属は書くだけでも疲れる長さ、大阪市立大学 創造都市研究科 都市情報学専攻 知識情報基盤研究分野です。<何と、30文字。

予定どおり、平日夜間2日+土曜日で、何とかなりそうです。修士論文に取りかかれば、もう少し通わなければいけないかもしれませんが。

さて、3日(月)には入学者ガイダンスに参加し、先週からは授業も始まりました。
熱心な先生方、大勢の先輩方にアドバイスを頂きながら、とても順調なスタートを切ることができました。これから2年間、頑張ります!

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<○履修科目について>

参考までに、私が前期に受講する授業をご紹介します。科目名と、シラバスから適当につまみ食いで内容紹介を。
<誰にとっても、役立たない情報っぽい・・・。

  • 情報メディアシステム論
    コンピュータで扱える様々な表現メディアの処理に関し、基本的な原理と技術を学ぶ。さらに、表現メディアの変換等における実社会への応用や、人間活動を支援する知能情報メディアへの発展を、実学的視点で展望する。

  • 情報通信法制論1
    情報化社会の広がりや成熟度の高まりにつれて、コンピュータ犯罪や知的財産問題、プライバシー問題に対する解決が必要となっている。そのような問題を、法律的なアプローチで見るとどうなるか、考察する。

  • 知識情報基盤ワークショップ
    インターネット技術の進展と知識のデジタル化を主要なテーマに、当該問題第一人者を招へいし、講義・質疑・相互討論を行う。理論と知識の習得、事例研究を主目的として、問題点や課題の選定を行う。

  • 知識情報基盤課題研究1,2
    学生が関心を持つ課題について、問題点の洗い出しから分析、対策立案、評価、可能であれば実践までを行うチームを編成し、研究する。研究成果のプレゼンを課す。

  • 研究方法論
    論文作成における留意点や研究方法の基礎的要素を、企業・産業経済分析の事例を取り上げながら概説する。それを通じて、各自の研究テーマを論理的・実証的に分析・検討する基礎的な考え方や方法を、理解・体得する。

  • 情報科学基礎
    情報とは何か、情報の表現方法、計算機の仕組み、アルゴリズムと計算量、データベースの基礎、人工知能の基礎など、情報科学の基礎的な内容を理解し、その応用についての基本的な考え方を学ぶ。

  • オープンスタンダードシステム論
    システムをオープン性や標準化の視点でとらえ、ソフトウェア、インターネット、Web、空間情報、さらにビジネスでの有用性や意義について論じる。

  • 知識情報基盤修了論文演習1
    修了論文の研究課題遂行のための基礎となる理論、実験についての体系的な知識・技術の習得を目的とする。

  • 社会調査法
    具体的な社会的諸問題を素材としながら、社会問題や差別問題の研究に不可欠な社会調査とデータ解析の基本的手法を学習する。データに基づいた問題の発見・探求と説得的提示のセンスとスキルを高める。

  • 図書館情報システム論
    図書館とオープンソースに関わる諸問題について、図書館におけるオープンソースソフトウェアの導入を中心に、知識のオープン化への取り組みにも目を配りながら、多面的に考察する。

  • メディアと知的自由
    メディアと知的自由に関する事例を取り上げ、現代のメディアや社会が抱える課題を相対化し、批判的に検討する。
    性、年齢、地域、職業、階層、民族、障害、疾病などに関わるさまざまな表現と、表現の自由がどのように関わり、調整されてきたいか。現代社会における知的自由の問題を学ぶ。

大学院ライフについては、今後もレポートしていきたいと思います。そんな余裕があれば、ですが・・・。

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<●どうでもいい独り言>

今日の本題でもありましたが、大学院ライフ、充実感があります!
今日も授業に行ってきて、帰宅後少し仕事をしてから、このブログを書いたところです。

私のいる創造都市研究科の学生は、大半が社会人大学院生ですのに、授業はいつも高い出席率です。前の席が埋まっていて、一番後ろしか空いていないことが、何度かありました。
こうした熱心な仲間と、一緒に勉強や研究に取り組めることが、非常に嬉しいです!

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ところで!
本当に偶然ながら、知り合いが3人も、私と同じ知識情報基盤分野に、同期入学していました。皆さんとは、別々に知り合ったのですが、2009年に図書館に復帰してからの知人です。あちこちに顔を出していたことが、こんなところで役立ちました。(笑)
もともとの知人ということもあり、他の新入生と違って、私たちは初日から速攻で履修ミーティング開始です。

まあ狭い業界ですから、偶然出会ったというよりも、必然なのかも?(笑)
 

2010-04-01

今月から、大学院に通います!

 
つい先日、私にまた誕生日が。
子どもたちが、前日から実家に遊びに帰る予定でしたので、今年は祝ってもらえないなあ・・・と思っていたところ、娘から置き手紙が。


「リラックマは、どれくらいすき?」とか書いてあって、半分くらいは、お祝いじゃないですけれど。でも最後に、「おとうさん大すきだよ」と・・・フフフ。

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<●今月から、学生です!>

今日ここで書くと、きっとエイプリル・フールじゃないかと疑われそうですけれど。

一念発起して、今月から、大学院に通うことにしました。

大阪市立大学 創造都市研究科

「創造都市研究科」というと、どんなところかさっぱり判らなそうですが、上のリンクをクリックしてもらえれば、概要が掲載されています。

・・・で、私が行くのが、その中の「都市情報学専攻 知識情報基盤研究分野」というところ。

大阪市立大学 創造都市研究科 都市情報学専攻 知識情報基盤研究分野

同ウェブサイトによると、
インターネット技術の進展と知識デジタル化の動向を広く深く理解し、情報システム基盤の形成から展開、知識情報の高度活用を遂行できる人材を育成する。
・・・らしいです。いいのか、私で!?

それにしても!
文字数、多すぎ!所属をタイプするのに、3分くらいかかりそう。(笑)

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<○仕事は・・・>

もちろん、仕事は続けます!
ここは、社会人専用にデザインされた研究科ですので、平日の夜と週末だけで、修了することができます。(はず)
授業もすべて、梅田サテライトで行われますので、片道30分くらい。18:30~21:30の授業なので、平日週2~3日+週末で、頑張ってみます!

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<○先生は・・・>

ここで、ご存じ、北克一先生にお世話になろうかと。

乱暴に言うと、「激変するIT環境/情報環境の中で、大学図書館はどうすんの!?」ということを研究してみたいと。
今あるスキルのモデル形成とかじゃなくって、GoogleならGoogleが出て利用者のニーズや行動が変わっていくのに、僕らがどうやって追い付いていくか、先回りするか、という話。

う~ん、自分で研究計画書を出したのはいいけど、とてもやれそうな気がしない・・・。(汗)

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<○受験は・・・>

そもそも、受験を甘く見ていました。
定員30人とあったので、「30人も採るんなら、わしもその中に入れるじゃろ」と思っていたら、○○の募集枠が○名、○○が○名・・・と削られて。結局、都市情報学は今回、6名しか定員がありませんでした。

入試説明会に行くまでは、鼻歌気分でしたけれど、そこで慌てて研究計画書(これが一番審査のポイント)を、一から書き直しました。わざとらしく、参考文献リストを添付したりして。(笑)

面接でも北先生に、「あなたのテーマだったら、C葉大学T屋先生の大学図書館不要論を論破しなくっちゃねえ」と言われました。
・・・いや、一介の受験生にそれを求められると、チト辛い・・・。

・・・で。
合格発表を見に行ったら、結局4人しか合格していませんでした。


(上にある「おめでとうございます」に、ちょっとだけ、ほっこり)

受験番号も飛び飛びなので、それなりに不合格も出ているのね・・・ということは、私の評価はある程度あった?(謎)

・・・ということで。
今月から、2年間忙しくなりますが、皆さんどうぞよろしくお願いします。

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<●どうでもいい独り言>

冒頭でも書きましたが、また一つ齢を重ねてしまいました。
U40でいられるのも、あと1年足らず。まあ、息子が小学校6年生になるのですからね。そりゃ、ええおっちゃんやわ~。(笑)

まあ、おっちゃん大学院生というのも、悪くないかな?何に学割が使えるんだろう、と早くも楽しみに。映画とか、学生料金はあるんでしょうか?

それにしても。
大学院進学は、自分にとっては、人生を左右すると言っていい一大決心だったのですが。数日前に、職場に出している図書館ネタメルマガでカミングアウトしたところ、ほとんど反応なし。

・・・こんなもんなんでしょうか?(笑)ウチの職場って、クール?