2013-12-30

「みんなの図書館」12月号に掲載頂きました!

昨日は、「東海で空手家さんをおもてなし&総合展シェア会」を開催頂きました。美味しい中華料理を頂き、多くの友人と再会し、とても楽しい時間を過ごしました。


妻の実家ということもあり、今や愛知は私の第2のホームタウン。
多くの方々とも仲良くなれた東海で、こうした機会を設けて頂いたことは本当に嬉しいです。おもてなしくださいました皆さん、特に幹事の小鼠さん、本当にありがとうございました!


○「みんなの図書館」12月号に掲載頂きました!

さて、余りにも周りから反響がないので(涙)、自分で書いておきましょう。
雑誌「みんなの図書館」12月号に、拙文を掲載頂きました。「図書館のPRは、図書館員のセルフブランディングから!〜自分のミッションを創ることから始めよう〜」と題したものです。


この原稿は、自分が常々考え口にしていることを、まとめたものです。
一言で言えば、「自分のミッションをつくり、その魅力をしっかりと他者に伝えていこう」といった内容です。すっかり間が空いてしまっていますが、「連載・図書館員のセルフブランティング」に書いてある内容そのものですね。

(参考)「連載・図書館員のセルフブランティング」


セルフブランティングについては、私なりに語ってきたところですが、その核心になるのはやはり一人ひとりが持つべき個人ミッションでしょう。
私自身も、今年になってようやく自分のミッション+行動指針をまとめ上げることができ、その重要性を強く実感しているところです。

お近くに「みんなの図書館」12月号がある皆さま、7ページだけの短い記事ですので、ぜひご笑覧ください!


★素朴な疑問


ところで。
先日、雑誌「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)」の「司書名鑑」第1回にご指名頂いた件では、大勢の方々にお声がけ頂きました。

それに比べて、どうしてこの記事には周りの反応がこんなにないんでしょう・・・?ホントに、全然お声がかかりません。「読んだよ!」というメールも、ほとんど頂きませんし。(涙)
僕が、(「みんなの図書館」の主な読者層である)公共図書館の方々にコネクションを持っていないからなのかなあ・・・?ちょっと寂しい気が。(涙)


ともあれ、いよいよ年末ですね。
明日の大晦日には、今年最後のエントリーとして、今年の私的振り返りをしてみようと思っています。よろしければ、明日もぜひご笑覧ください。



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
この数日、愛知の妻の実家に帰っていました。


義理の父、母は、今回もきょーこをずいぶんと可愛がってくれました。
あまり口には出しませんが、れいこのこともあって、きょーこへの深い思いや愛情があるのでしょう。

きょーこには、れいこの分まで元気に健やかに育って欲しい。
私たちの願いは、ただそれだけです。

れいこ〜、きょーこを見守っていてやってな!

2013-12-28

図書館ブランディングは職員の意識から!
(兵庫県図書館協会研究集会「図書館ブランディングと図書館の役割」参加レポート)

クリスマスも過ぎ、いよいよ年末ですね。
ずいぶんと冷え込みも厳しくなってきましたが、皆さんお元気でいらっしゃいますか?


年末年始をどう有効に使おうか、いろいろと考えています。
図書館でのソーシャルメディア運用ポリシーについて、比較・分析している文献を読んでみようと思ったら、意外にそれらしいものがないのですね。

研究と言うほどでもありませんが、年末年始の時間を使って、自分であちこちの図書館のWebサイトでポリシーを比べてみようかとも思ってみたり。
それらしい研究があったら私のチャレンジは無駄そのものですので(汗)、どなたかぜひ教えてください。


○図書館ブランディングは職員の意識から!

12月27日(金)、兵庫県図書館協会の研究集会「図書館ブランディングと図書館の役割」に参加してきました。講師はご存じ、立命館大学・常世田良先生でした。


★図書館のブランディングは、職員の意識改革から


ご講演のテーマは「ブランディング」でしたが、予想に反して、いわゆるブランディング自体の話は、ほとんど言及がありませんでした。

普通このテーマで予想される内容は、「どのように図書館の魅力を伝えるか」といった方法論になるでしょう。ですが常世田先生のお話は、むしろ「伝えるべき図書館の魅力そのものがいかに重要か、どのようにそれを作っていくか」という点に軸を置いたものでした。

この日のポイントは、以下の点です(たぶん)。

図書館のブランディングは、職員の意識改革から。自分たちが何をし、それをどう伝えていくかが大事。
中身がないのに、CMだけ工夫しようしてもダメ。図書館は何を提供していくのか、しっかり考えること。


常世田先生は、兵庫県図書館協会が公共図書館をメインにした団体であることを踏まえ、従来型地方公務員の業務スタイルからの脱却について、その重要性を訴えられました。
いわく、国や県からの指示に従って仕事をしてきた地方の業務スタイルは、完全に過去のものとなった。今はいかに自分たちが考え、ニーズを汲み取り、サービスに価値を付与していくかが重要である、と。

「サービスの中身を成立させなければ、ブランドも何もない!」という言葉が、印象的でした。


★図書館にとって、チャンスの時代


公共図書館のみならず、図書館業界にとっては、今は冬の時代と受け止められているでしょう。
予算も人員も削減され、非正規化が進み(※)、上層部から決して高い評価を得られない・・・そんなイメージが強いでしょう。

(※)「非正規化」については、いろいろな難しさがあるとされていますが、私は雇用形態の不安定さという面を最大の課題として認識しています。決して、その形態で働くスタッフを低く評価するものではありません。私自身はむしろ、現場を支える重要なプレイヤーであると認識しています。


常世田先生のお話のもう一つ重要なポイントは、このイメージの否定です。
自己判断・自己責任の時代だからこそ、情報がいかに重要であるか、ということを訴えられました。情報の重要性はすなわち、図書館の重要性を意味します。図書館にとって今の時代は、自身の存在価値を高めていける大チャンスだとおっしゃるのです。

鳥取県立図書館のビジネス支援などを引き合いに、レファレンスを中心としたサービスの重要性、何よりニーズが確実に存在することについて説明されました。今ほどに図書館が求められ、そのニーズに応えられる時代はないとのことです。


私たちライブラリアンは、このお話をしっかりと咀嚼するべきでしょう。
その大チャンスゆえに、サービスをしっかりと確立し、ブランディングでそれを伝えていくことで図書館の価値が高まり、社会に貢献していけるのです。

私は常々、私たちの活動の目的が、自身の立場の改善や図書館の認知度の向上になってはいけないと考えています。
館種を問わず、図書館が自身の母体(自治体や大学など)にサービスし、それを通じて社会に貢献することが重要です。そしてその結果として、図書館が社会的なリスペクトを勝ち得ていくべきだと考えています。

常世田先生は、ライブラリアンへの直接的なメッセージとして「チャンス」と言われましたが、根底にあるのは社会貢献の思想だと思います。その点において、先生のお話は自分の考えに近く、強く首肯できるものでした。


★質疑応答


質疑応答タイムがありましたので、この日も臆面なく一番に挙手して、質問をしてきました。(笑)
私の質問は、「職員の意識が重要ということが一番のポイントだと思うが、現場の職員のそうした意識や考えていることを、自分の上長や組織の上層部に伝えていく上でのアドバイスを頂きたい」というものでした。

それに対し、常世田先生は以下のアドバイスをくださいました。

  • 直属の上長が聞く耳を持たないのであれば、必ずしもそのラインに拘らなくてよい。その上であってもいいので、耳を貸してくれる人に伝える。上長が耳を貸す人を探し、その人を説得することで上長を頷かせる。
  • 外部を上手に使うことも必要。例えば、メディアのチカラは絶大。例えば新聞などに掲載されることによって、組織内からも認知され評価される。それがサービスアップに繋がる。
  • 伝えたい人にバッタリ会ったときに、30秒で言いたいことを言えるようにしておく。例えば、上層部の人間とエレベーターに一緒に乗り合わせたとき、30秒で何を伝えるのか日頃から考えておく。

30秒でのメッセージ・・・なるほど、いろいろと考えさせられます。年末年始の宿題を頂きましたね。(笑)

とても貴重な学びの機会を頂き、感謝しています。常世田先生、お誘いくださった宝塚市立図書館の某先輩、ありがとうございました!


★余談?


この研究集会の内容については、私のツイートのまとめを作成していますので、併せてご覧ください。

・・・それにしても。
この研修には30人以上参加していたはずですが、他の参加者のツイートは見つけられませんでした。パッと見た感じ、誰もPCやタブレットも使っていなかったようですし・・・公共図書館の方々には、ツイートする習慣があまりないのでしょうかねえ?
前にトモンケンに言ったときに同じようなことを口にしたら、「それが普通だ、それに驚くことに驚く」と言われてビックリしたことがあります。

私自身は、こうした学びの場をTwitterやfacebook、ブログなどで発信することが、非常に重要だと感じています。
ライブラリアンがこうして日々研鑽していることをアピールすることで、社会的な信頼感を得られると思います。また、ライブラリアン同士が発信し合うことで、お互いの学びに繋がります。

もしその場でツイートすることにどうしても抵抗があるのでしたら、帰宅してからfacebookやブログに書いてもいいですよね。このブログをご覧くださっている皆さんにも、ぜひ情報発信に取り組んで頂ければと思います。



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
前にも書きましたが、このブログやTwitter@fight_Reiko@karatelibrarianのプロフィールをどうしようか、ずっと悩んでいます。


@fight_Reikoはともかくとしても、図書館ネタをメインにしているこのブログや@karatelibrarianのプロフィールを、いつまでもれいこの闘病中のままにしておくのはどうかな・・・と、この1年半あまりずっと苦悶しています。

編集するのは簡単なことですが、れいこの闘病が無かったことになるようで、手を付けられないまま1年半経ってしまいました。
れいこのセカンド・バースデーのときにチャレンジするつもりだったのですが、どうしても踏ん切れないままになってしまいました。

今回、年末年始という節目の時季でもありますし、これを機に思い切って取り組んでみようかとも思っています。


でも、れいこ。
お前の闘病を決して忘れるワケじゃないけんな!いつまでも、いつまでも、永遠にずっと愛しているぜい!大好きやぞ、れいこ〜!!

2013-12-22

盛会でした、図書館総合展シェア会@大阪!
(ダイトケン兵庫+大阪支部合同例会)

先日のエントリーでお知らせしましたとおり、私のインタビューが雑誌「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)」に掲載されました。
待ちかねていたその最新号が、先日私の手元に届きました!


私のインタビューは、6ページに渡って掲載されていました。
新連載「司書名鑑」の第1回にご指名頂きましたこと、本当に嬉しく光栄に思っています。編集の嶋田綾子さん、アカデミック・リソース・ガイド社の皆さん、ありがとうございました!

雑誌「LRG」は、私のインタビュー以外にも魅力的な記事が満載です。Fujisan.co.jpで購入できますので、ご関心のある方はぜひ同誌をご覧になってみませんか?


○図書館総合展シェア会@大阪

先日ご案内していました図書館総合展シェア会@大阪を、12月15日(日)に開催しました。
これは、ダイトケン大阪支部と、私が支部長をしていますダイトケン兵庫支部が合同例会として企画したものです(開催主旨などは、こちら)。

年末の忙しい時期なので、大勢は集まれないだろう・・・と思って小教室を確保したところ、立ち見予約まで出る満員御礼(24人)となりました。また、懇親会だけでもと参加してくださった方もいらして、非常に盛況となりました。



前半の部では、図書館総合展に参加された5人の方々から、10分ずつの報告をしてもらいました。
報告者の皆さんは、それぞれが特に関心を持った内容に絞って報告をしてくれました。そのため、各イベントの詳細なレポートがお聞きできて、とても良かったです。

後半は、前半での報告をもとにグループで討論したい内容について意見を出し合いました。多く意見が出された4つのテーマに分けて、それぞれグループに別れて討論し、最後に2分間で討論内容を報告し合いました。

当日の様子は、Twitterのまとめを作成しましたので、ぜひご覧ください。


★シェア会の持つ意味合い


私はこの日、司会をしていました。
私は図書館総合展運営協力委員でもありますので、冒頭で図書館総合展について、ざっくりとした説明も行いました。

図書館総合展は、単なるフォーラムやブース展示を行うだけではなく、公式サイトにあるように「図書館を使う人、図書館で働く人、図書館に関わる仕事をしている人達が、“図書館の今後”について考え、『新たなパートナーシップ』を築いていく場」であることをお伝えしました。



その観点に立てば、今回のようなシェア会の持つ意味は、非常に重要です。
いろいろなことを学び、そして交流を深め、新たな出会いをつくり出すシェア会は、まさに図書館総合展の主旨にかなったものです(もちろん懇親会を含めて)。

そしてその主旨は、私自身のミッションとその行動指針にも、ピッタリ重なります。
多くのライブラリアンの繋がりこそが、社会をよりよいものにするために必要とされるものです。ささやかではありますが、こうしたシェア会もそれに寄与するものと言えるでしょう。

その点も含めて、この日ご報告くださった皆さん、ご参加くださった皆さんには、深く感謝しています。皆さん、ありがとうございました!
また、運営に携わってくださった大阪・兵庫両支部の皆さま、お疲れさまでした!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

年末が迫り、先日年賀状の写真を撮りました。友人に撮影してもらって、私たち一家でパチリ。
写真にはうそれいこと、れいこの愛犬・ラッキーも一緒に写っています。星になっても、れいこはずっと私たちの家族ですから。


その写真を、ここで先に公開してしまうのは無粋ですね。今日は、別の写真にしておきましょう。(笑)

わが家の年賀状は、これからもずっと、5人(と一匹)で写していこうと思います。
ずっとずっと、れいこと一緒にいたいと思います。


2013-12-12

本日にもお手元へ!雑誌「LRG」にインタビュー掲載!

今年、職場でグローバル人材研修というものを受けさせてもらっていました。
いろいろなプログラムがある中で、私は英会話レッスンを受けさせてもらいました(「グローバル=英語」ってベタベタ過ぎ・・・)。


毎週レッスンを重ねてきましたが、今週でそれも最終回でした。
レッスンだけでなく、家でCDを聞いたり英会話の番組を見たりするなど、英語へのハードルが下がったことも収穫でした。

レッスンもこれで終わりかと思うと、ちょっとしんみりしました。不出来な生徒でしたが、丁寧に教えてくれたAnn先生には、とても感謝しています。Thank you, Ann!


○本日にもお手元へ!雑誌「LRG」にインタビュー掲載!

アンテナを張っているライブライアンなら誰でも知っているであろう、雑誌「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)」
創刊から日が浅いとは言え、かのアカデミック・リソース・ガイド社(ARG社)が刊行し、そして嶋田綾子氏が編集しているとあって、ライブラリアンに最も読まれている雑誌の一つでしょう。


今週発売される2013年秋号(第5号)では、新連載「司書名鑑」がスタートします。
そして、その第1回「司書名鑑」に登場するのが・・・恥ずかしながら、この私!第1回という特別な場にご指名頂き、本当に嬉しく光栄に思います。

インタビューでは、図書館員になろうとしたルーツのようなもの、今の仕事、自分の考えていること、大事にしているもの、若手に伝えたいこと・・・それらについて、いろいろと話をさせてもらいました。
自分の中のもやもやとしたいろいろな思いを、嶋田さんが上手に聞き取ってくれたように感じます。

1時間あまりのインタビューをもとにしたものですので、長い記事ではありません。よろしければぜひお求め頂き、空き時間に気軽に読んで頂ければと思います。
<宣伝しても、私に原稿料が入る訳ではありませんが。(笑)

ちなみにこの「LRG」は、ARG社からのほか、Fujisan.co.jpを通じて購入することができます。また、図書館系のイベントなどでも、ARG社が販売していることも多いです。
「LRG」はとても充実したコンテンツを提供している雑誌ですので、(私の記事は別としても)多くの方々にぜひご覧頂きたいと思います。特にまだ手に取ったことのないライブラリアンの皆さんには、ぜひ!。

ちなみに、現物は昨日完成し納品されたとのことで、現在前倒し発送にかかっているそうです。早い方は、今日にもお手元に届く可能性があるとか。読まれた皆さま、ぜひ感想をTwitterやfacebookで聞かせてくださいね!


このような貴重な場を与えてくださったARG社さん、とりわけ嶋田綾子さんには、深く感謝しています。ありがとうございました!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

れいこが星になってから、自分の人生観は大きく変化しました。
月並みですが、家族が一緒に過ごせること、みんなが元気でいられることは、本当にかけがえのないことです。今、きょーこが元気に生まれてくれて、なおさらにこのことを感じるようになりました。


そこで、改めて決意!
今後、できるだけ定時で仕事を終え、帰るようにします!保育園のお迎えも、できるだけ私が行きます!(ちょうど帰り道ですし)

先日妻の体調不良で、職場を定時で出てきょーこをお迎えし、早く帰宅しました。夕方の時間に余裕もあり、とてもいい時間の過ごし方だと感じました。
定時で帰ることが難しいことは判っていますが、そう決意して表明することで、一歩でもそれに近づけていこうと思います。

少しでも家族と一緒に過ごす時間を作るよう、頑張ります!
(念のため言いますが、勉強会などの図書館活動を自粛する訳ではありません。それはプライベートな部分ですので)

2013-12-09

おもてなししました、関西ライブラリアンおもてなし隊!

前回に続いて、空手の話から。
昨日、私たちの空手会派の最高師範を東京からお招きして、稽古を付けて頂きました。


最高師範・倉本成春先生は、本当に超人的な方です。
他者を寄せ付けない技量もさりながら、従来の価値観に捉われず新しい武道の追究する姿に、強く心惹かれます。試合用の組手ではなく、いざというときに命を守るということに特化・徹底された闘いは、新しいカテゴリーとすら言えるかもしれません。

最高師範の素晴らしいところは、それを他者に伝える言葉を持っている、ということです。どんなに素晴らしい技量や理念も、伝えられなければ意味がありません。
どの世界においても、人に何かを伝えるというのは、とても重要なことですね。


○第1〜2回おもてなし会、終了

さて、先日結成した「関西ライブラリアンおもてなし隊」。予想以上に好評で、ブログで押された「いいね!」は過去最高の366回にもなりました!(12月9日現在)

大物ゲストをお迎えして、予定どおり第1回・第2回のおもてなし会を終えることができましたので、ご報告します。


★第1回


「しゃっぴいおばさん」こと高野一枝さんをお迎えして、記念すべき第1回を11月19日(火)に開催しました!
日本中を渡り歩き、様々な館種のライブラリアンと広くお付き合いされている高野さん。第1回にふさわしい、豪華ゲストです。


写真は参加者の許可を得て公開しています

案内から開催まで日にちがなかったのにも関わらず、この日は7人の方々がご参加くださいました。皆さんのおかげで、とても楽しい時間を過ごすことができました!(私は例によって、寝落ちしていましたが・・・)
高野さん、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

この様子は、高野さんのブログにも掲載されていますので、ぜひそちらもご覧ください。


★第2回


そして第2回は、「明治大学学術・社会連携部 和泉図書館事務長兼ツアーガイド」坂口雅樹さんを、おもてなししました。
先日別のエントリーで書きましたように、明治大学和泉図書館は非常に注目されている、国内屈指の大学図書館です。それだけにぜひお話も伺いたいと、勉強会+懇親会という形式で行いました。


写真は参加者の許可を得て公開しています

勉強会も、その後の懇親会も非常に盛況でした。
特に、勉強会では和泉図書館の紹介動画を見た後、坂口さんからお話を頂きました。お話の中でも特に興味を惹かれたのは、施設・設備以上に、どういったことをしたくてこれだけの図書館ができたか、どういった思いでチームがまとまっているのか、という部分でした。
どういう図書館にしたいのかという理念、そしてそこに思いを込める人。やはり、そこに尽きるお話かと。

この日は、13人のご参加を頂きました。坂口さん、ご参加の皆さん、ありがとうございました!


★次回+ゲスト・隊員募集


次回は、12月10日(火)に第3回が予定されています。この日のゲストは、気鋭の若手研究者・十文字学園女子大学の石川敬史さんです(参加受付は終了しています)。
今回幹事に立候補くださったのは、大阪芸術大学の多賀谷さんです。多賀谷さん、よろしくお願いします!

「関西ライブラリアンおもてなし隊」を設立したときに、いろんな人に入ってきたゲストの情報を、いろんな人が幹事をしてネットワークを広げたい・・・という思いがありました。
こうしてゲストの情報が入ってきて、自分以外の方が立候補して、どんどん繋がりが広がっていく・・・素晴らしいことですよね!

●隊員・ゲスト募集

「関西ライブラリアンおもてなし隊」では、おもてなしをする隊員を募集しています。
タイミングがあえば一緒におもてなしをしたい方、ぜひお知らせください!あらかじめ主旨のページをご覧頂き、その内容に同意の上でお申し込みください(facebookアカウントが必要です)。

また、関西へ来られるライブライアンの皆さま、お時間が取れるときは気軽におもてなし隊へご一報ください。私と面識がなくても結構ですので、お近くの隊員か、karatekalibrarian@gmail.comまでお知らせ頂ければ結構です。




●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

れいこがいなくなったことを、ずっとここで寂しがっているので、周りを心配がらせているようです。

嘆いてばかりいても始まらないなあ・・・と思いはするのですが、なかなか止められません。ブログやツイートが自分の気持ちを吐き出す場所になっていて、そこで心のバランスを取っているのかもしれません。
特に図書館業界の方、この最後のコーナーは読み飛ばしてくださいね。


さて、楽しい話もしましょうか!
このところ、きょーこは、寝返り後に頭を起こせるようになりました!


生後4ヶ月ともなれば、こんなこともできるようになるのですね。もうちょっとしたら、ハイハイをし始めるのでしょう。

それにしてもきょーこは、れいこの赤ちゃん時代にとてもよく似ています。先日も、れいこの赤ちゃん時代の写真を見たときに、一瞬きょーこかと思ったほど。(笑)

きょーこが、れいこの分まで元気に育ってくれますように!

2013-12-06

(ご案内)「東海で空手家さんをおもてなし&総合展シェア会」

空手を始めてから、13年。
ですが私は、黒帯ではありません。その1つ下の茶帯を、10年も締めています。


1級を取るまでは、がむしゃらに級や帯を上げたかったです。
稽古も週3くらいでやっていましたので、3年くらいで茶帯になりました。ウチの道場では、それなりに早い方でした。

ですがいつしか、心境が変わってきました。やればやるほど、自分が未熟であることに気付いてきました。とてもではありませんが、こんな腕前と心では黒帯を締められない・・・そう思ったまま、10年が経ちます。

ですが先日、尊敬する道場の先輩が「黒帯を締めることで見えてくる世界がある」と聞かせてくださいました。含蓄のある言葉です。そうした言葉を受け止め、踏ん切りを付け、新しい挑戦をする日が来るのかもしれません。

こうして思い悩むこともまた、武道の本質なのかもしれません。考えるほどに、武道は奥深いものだと思います。


○「東海で空手家さんをおもてなし&総合展シェア会」

さて、今日ご案内しますのは、「東海で空手家さんをおもてなし&総合展シェア会」です。これは、関西ライブラリアンおもてなし隊からの派生した(?)企画です。

どなたでもご参加になれますので、東海方面の皆さま、ぜひご参加ください。


●東海で空手家さんをおもてなし&総合展シェア会

【主催】トサケン@名古屋
【開催主旨】(トサケン@名古屋Webサイトより)
「日本一早い図書館総合展シェア会@東京!」幹事の空手家図書館員さんが、名古屋にいらっしゃいます!空手家さんは「関西ライブラリアンおもてなし隊」も結成されました!!

これは東海でおもてなしするしかありません!!
せっかくですので、総合展に参加された方は、自己紹介時にぜひ「いつ何に参加されたか」お話しください。良い話題づくりになるかと思います♪
「我こそは、東海のおもてなし隊員にならん!」という方も、そうでない方も、ぜひお気軽にご参加くださいませ~!
よろしければ、名刺もお持ちくださいねv

【日時】2013年12月29日(土→日)18:00-20:00
(★2013年12月7日記事修正:曜日が誤っていました。正しくは、日曜です。くれぐれも、ご注意ください)
【場所】上海湯包小館 名駅クロスコートタワー店(B1チカマチラウンジ内)
【参加資格】どなたでも歓迎。

【参加費】3,500円(飲み放題つき)
【お申し込み】12月27日(金)0時までに、専用サイトにて。

これは私が年末に妻の実家(愛知)に帰るのに合わせて、開催してくださるものです。
開催にあたっては、小鼠さんはじめ東海でお世話になっている皆さんが、段取りをしてくださいました。皆さん、本当にありがとうございます!


ところで東海と言えば!
8月に私立短期大学東海・北陸地区図書館協議会でお話したのを機に、私にとって過分のオファーを頂いています。ますます、東海方面とのご縁が深まりそうな感じです。

妻の実家があるため、ちょくちょく行き来している東海。大勢の仲間もできて、今ではすっかり第2のホームタウンです。これからもどんどん、東海方面の皆さんとのご縁を深めていきたいと思います!

そのためにも皆さま、ぜひ12月29日はこの会へご参加くださいね〜。


●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

今日12月6日で、れいこが星になった6月6日から、ちょうど1年半となりました。
毎日毎日れいこのことを思い、胸を痛めて1年半。今もなお、きょーこがいてくれてすら、この心の隙間は埋められることがありません。


毎日毎日、れいこのことを思い出します。

闘病中も少しの泣き言も言わなかった、心の強いれいこ。
麻痺した半身で、運動会にも参加した、頑張り屋のれいこ。
でも最期の最期、お別れのときにポロリと涙を落とした、れいこ。

寂しいな、れいこ。寂しいよ。

2013-12-04

図書館総合展シェア会@大阪へお越しください!
(ダイトケン兵庫支部+大阪支部合同例会)

今年も新語・流行語大賞が、発表になりましたね。
私が注目したい言葉はもちろん、「お・も・て・な・し」です!


私の提唱した「関西ライブラリアンおもてなし隊」が、まさか流行語大賞に選ばれるとは。いや〜、さすがに想定外でした。(違)


○図書館総合展シェア会@大阪
(ダイトケン兵庫支部+大阪支部合同例会)

私が支部長を務める、ダイトケン兵庫支部。
今回大阪支部さんと一緒に、図書館総合展シェア会@大阪(ダイトケン兵庫支部+大阪支部合同例会)を、以下のとおり開催することにしました。
皆さま、ぜひ気軽にご参加ください!


●図書館総合展シェア会@大阪

【開催主旨】
今年も横浜で図書館総合展が開催され、過去最高の約3万人もが訪れる大盛況となりました。様々なフォーラムやブース展示、自主イベントなどが多数開催され、非常に多くの討議や情報交換、そしてライブラリアン同士の交流がありました。

そこで今回、図書館総合展や関連イベントなどについて情報を共有する、シェア会を開催したいと思います。
実際に参加された方々からご報告を頂きながら、それをもとにいくつかのテーマについて、議論を深めたいと思います。

図書館総合展に参加された方、ぜひこのシェア会でご報告ください。参加できなかった方も、行ったことのない方も、気軽にご参加ください。ダイトケン(大学図書館問題研究会)兵庫支部・大阪支部の合同例会ですが、他支部の方や会員でない方の参加や報告も大歓迎です。

また、終了後は両支部忘年会を兼ねて、懇親会を行います。こちらもどなたでも歓迎ですので、ぜひご参加ください。
図書館の大イベントで起こったこと、話されたことをシェアし、図書館員同志の親睦も深めましょう!

【主催】ダイトケン兵庫支部+大阪支部
【日時】2013年12月15日(日)14:00-17:00
【場所】関西学院大学大阪梅田キャンパス1404号室
【参加資格】ダイトケン会員に限らず、どなたでも歓迎。

【参加費】無料。ただし、懇親会は実費
【お申し込み】12月8日(日)までに、専用サイトからお申し込みください。
★(2013.12.12追記)13日(金)まで、受付延長中!ただし、残り6枠のみにて、満員謝絶の可能性あり。


このシェア会については、図書館総合展公式サイトにも掲載頂きました。図書館総合展運営委員のARG社岡本さん、ありがとうございました!


シェア会を開くということ


こうして図書館総合展のシェア会を開くことには、私個人としても強い喜びがあります(このシェア会は両支部の企画であって、私の単独企画ではありませんが)。

それは、こうしたシェア会を開催することが、私が自身のミッションとその行動指針に定めていることそのものだからです。
図書館のチカラ、情報のチカラを伝え、ライブラリアン同士を繋げていくこと。それが長い目で見て、社会を、世界を幸せにすることに繋がります。それこそ、私が強く望んでいることに他なりません。

もちろん、シェア会の後には懇親会もセットです。(笑)
こうした懇親会は、直接的にライブラリアン同士の絆を深めるものと言えるでしょう。一緒に美味しいご飯を食べ、ビールを飲んで大いに語らったら、もう気心の知れた仲間ですよね!

加えて言えば、私は図書館総合展運営協力委員も拝命しています。その立場からも、こうしたシェア会を開催し、図書館総合展という素晴らしい場の成果を伝えられることは、非常に嬉しいことです。

このシェア会が、参加される皆さんにとって、実りある場になりますことを願っています!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

12月6日で、れいこが星になって1年半になります。胸を痛め続ける毎日も、これで1年半です。


今でも、れいこがいなくなったことを、信じたくありません。
これが長い長い悪夢で、目が覚めたら元の毎日に戻るんじゃないか・・・今も毎日、そんなことばかり考えます。

きょーこがいてくれるという大きな喜びはありますが、それ以上の心の隙間が、今もなお埋まりません。

寂しいな、れいこ。またその手を、握ってやりたいよ。
もう一度、抱きしめてやりたいな、れいこ。

2013-12-03

図書館総合展回顧録(その6)

この一ヶ月ほど続いてきた、図書館総合展+関東図書館ツアーのレポートも、いよいよ今回が最終回です。
書きたいことは山ほどあるのですが・・・まとめ切れず、それでいてダラダラと長くレポートして今に至りました・・・。文章を上手に書くことは、なかなかに難しいですね。


前回までに書いてきた、「図書館総合展の参加心得3ヶ条」第1回第2回第3回第4回第5回も併せてご覧ください。


○私的ツアー厳選3館!

図書館総合展、それに続くしぶたんオプショナルツアーを終えた後、さらに関東で2泊しました。目的は、今日ご紹介する厳選の3館を見学することです。
いずれも厚かましく、知人を頼って行ったものですが、温かく迎えてくださいました。皆さん、ありがとうございました。


明治大学 和泉図書館


図書館員であれば、誰もがその名前を知っているであろう、明治大学和泉図書館。現在の大学図書館において、最も注目を集める図書館の一つでしょう。


ここのS事務長さんは、この和泉図書館の立役者とあって、この業界で広く知られる方です。自称「明治大学和泉図書館事務長兼ツアーガイド」であるSさんにお願いしたところ、土曜であるのにも関わらず、わざわざご自身で案内してくださいました(私一人に、2時間ほども!)。

この素晴らしい図書館を理解するには、公式サイト、特に動画「明治大学和泉図書館~人と人・人と情報を結ぶ架け橋として~」をご覧頂くのが一番いいと思います。

あえて一言で説明するのであれば、最も利用者さんに向かい合った図書館、ということになるでしょうか。
大学の中の立ち位置や図書館に求められるものを見据えつつ、大学の教育・研究をどう担っていくのか。その点だけを、徹底して考え抜いた図書館だと思います。

見学の前後に、Sさんと30分ほどあれこれ話をしました。
長い時間ではありませんでしたが、Sさんの仕事への思いや、従来の組織や価値観に捉われずに取り組みを進めてきたことが伺えました。「俺が責任取るから、やってみろ!」なんて言えるボス、最高ですね!

和泉図書館、本当に素晴らしい図書館でした。今までに訪れた図書館の中でも、最も心に響いた図書館です。
もしまだ訪れたことがない方がいらしたら、ぜひ訪問を!自称・ツアーガイドのSさんが、きっと歓迎してくださいますよ!

●ご案内
先日からお知らせしていますとおり、「関西ライブラリアンおもてなし隊」が12月5日の夜、Sさんをお迎えして大阪で勉強会+懇親会を行います。
どなたでも歓迎ですので、ぜひご参加ください!(詳しくは、こちら



立教大学池袋図書館


続いて見学したのは、立教大学池袋図書館でした。明治大学和泉図書館と並び、注目されている図書館です。


先日もレポートしました通り、図書館総合展でも「伝統と革新の新図書館~立教大学池袋図書館開館から1年~『本気で勉強したくなる図書館』をめざして」というフォーラムが開催されるなど、非常に高く評価されている図書館です。

入ってみての第一印象は、非常に落ち着いた図書館だということでした。全体的にシックで重厚な配色、設計になっており、いい意味で「伝統」的な大学図書館だと言えるでしょう。

他方、機能にとことん拘っているのは、上記フォーラムで伺ったところです。設備の良さはもとより、机の配置やブックワゴンの高さなど、随所に小さな工夫の積み重ねが感じられました。


明治大学和泉図書館を見学したときも思ったのですが、この図書館もいわゆるラーコモ的な部分は、それほどには大きくありません。
関西方面では同志社大学ラーコモ関西学院大学アカデミックコモンズなどがその大きさで知られています。そのイメージからすると、この日見学した両館は、(少なくとも表面的には)大規模なラーコモ的なエリアを設けている訳ではありません。

大学における教育のあり方や既存施設が担っているものとの関係、図書館の中でのウェイトなどから、こうした判断をしているのでしょうね。


番外編: 日本一早い図書館総合展シェア会@東京


この日の夜は、「日本一早い図書館総合展シェア会@東京」を企画開催しました。

図書館総合展運営委員からも、「シェア会等の情報があれば公式サイトに掲載する」というPRが流れていましたので、どうせなら一番にやろうと。もちろん、公式サイトにも載せて頂きました。(笑)

大勢の方々が来てくださって、非常に楽しい時間を過ごすことができました。嬉しかったのは、新しいご縁をいろいろと作れたことですね。
例えば、先日ご案内した「世界の童話図書館@西葛西駅前」の話です。笹沼館長に私の大学時代の友人に会わせたところ、読み聞かせボランティアの経験を活かして、世界の童話図書館のサポートをしてもらえることになりました。

こうして新たな出会いが生まれ、それが図書館界を良くすることに繋がるのは、本当に嬉しいことです。自分のミッション+行動指針が、また一つ実を結んだと感じます。

こうした喜びがあるからこそ、いろいろなイベントを企画しようと思えます。ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!


印刷博物館


この関東図書館ツアーの締めくくりは、印刷博物館の見学でした。
10年くらい前に、時間がない中でチラっと通り抜けだけしたことがあって、いつかまたゆっくり来たいと思っていました。ようやく、それを実現することができて、とても嬉しいです。


前に研究会でご一緒した方を訪ねて伺ったところ、VIP待遇(?)をして頂きました。
印刷博物館では数々の資料・動画・音声などを用いて、印刷の歴史やその産物、意義などについて、広く紹介しています。それらを丁寧にご説明頂いたり、VRシアターで「マチュピチュー太陽の聖地」を見せて頂いたり、活版印刷体験をさせて頂いたり。

このようにして、もともと素晴らしいこの博物館を、存分に堪能しました。ご対応くださいました、印刷博物館の皆さんには、本当に感謝しています。


こうして、1週間に渡る図書館ツアーは終了しました。

図書館総合展に全日程参加し、関東のユニークな7館を見学し、そして何より多くの方々との出会いを得ました。

いろいろと学んだこと以上に、この大勢の方々との出会い、そして旧知の皆さんとお会いできたことが、何よりの収穫でした。ご一緒くださった皆さん、見学でお世話になった皆さん、図書館総合展運営サイドの皆さん、本当にありがとうございました!

ちなみに、頂いたお名刺は、100枚超!全員にお礼メールをお送りするのに、1週間以上かかりました・・・。



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

昨日(2日)は、きょーこの誕生からちょうど4ヶ月でした。
日々、元気に育ってくれていることに、大きな喜びを感じています。



れいこのことがあってから、1日1日の重みを感じるようになりました。
家族が揃って、毎日を元気で過ごせること。そんな平凡な1日に勝る幸せは、ありません。

きょーこ、元気に育てやな。
れいこ、きょーこを見守っていてやってな!

2013-11-30

図書館総合展回顧録(その5)

図書館総合展から、はや一月。
のんびり続けてきたこの回顧録、ようやく図書館総合展のレポートが終わり、今回はオプショナルツアーの報告です。


なお、前回までに書いてきた、「図書館総合展の参加心得3ヶ条」第1回第2回第3回第4回も、併せてご覧ください。


○しぶたんオプショナルツアー

図書館総合展最終日の翌日、「しぶたん」こと澁田さんによるオプショナルツアーが開催されました。

しぶたんは、日本中の図書館を見て歩き、非常に多くの経験と見識を持った方です。
この日も1日で4館を見学するハードスケジュールでしたが、しぶたんのガイドのおかげで、とても楽しくいろいろと勉強することができました。

このオプショナルツアーについては、しぶたんのブログ「しぶろぐ」や、一緒に見学した齋藤祐子さんによるレポートが詳しいですので、そちらもぜひご覧ください。


○武蔵野プレイス


最初の見学は、かの武蔵野プレイスでした。
噂には聞いていましたが、従来の公共図書館のイメージと明らかに違うこの空間には、非常に驚かされました。

図書館だけでなく、生涯学習センター、市民活動センター、青少年センターなどの機能を併せ持ち、人と情報の交流で新たな創造を生み出そうというそのコンセプトが最大の特長です。
図書館のみならず、現在の公共スペースに求められるものを具現化したものと言えるでしょう。


図書・資料の配置や各種施設にも工夫が凝らされ、本当に魅力的なスペースでした。自分が地元育ちだったら、学生時代にたくさん通っただろうなあ、と本気で思います。

館内はいろいろな施設・設備があり、ユニークな工夫もたくさんあったのですが、利用者さんへの配慮から写真撮影を控えました。代表のしぶたんが写真を取ってブログにアップしてくれていますので、そちらをぜひ!

公共施設で、こうした従来と違う価値観を打ち出すのは、さぞや大変だったこととお察しします。今までにない連携をつくり、こうした空間を生み出した関係者の努力に、頭が下がります。

名高い武蔵野プレイス、さすがの場所でした!


○国際基督教大学(ICU)図書館


続いては、ICU図書館を見学しました。
2013年4月にグループラーニングエリアを設けたばかりの館内は、とても快適でした。いろいろな工夫がされていて、小さめではありますが、学生さんが使いやすそうな学修空間が誕生していました。


そして、国内での先駆例として知られた、自動化書庫も見学させて頂きました。


ICU図書館は大規模館ではありませんが、とても丁寧に創り込まれた図書館でした。
春の大阪市立大学ワークショップでお話をお聞きしていたとおり、理念を大事にした図書館であると感じました。

春のワークショップに続き、この日もご案内くださったHさん、ありがとうございました!


○国立天文台


しぶたんツアー3ヶ所目は、国立天文台その図書室でした。


図書室は、いかにも専門図書館といった面持ちで、天文関係の文献が非常に充実していました。ひたすら天文関連の独自分類・配架も、ライブラリアンにとっては興味深いところでした。


こうした専門図書館は、その独自の専門性や、自身の持っている深みを上手にPRしていけたらいいですね。


○三鷹市星と森と絵本の家


そしてこの日最後の見学ポイントは、三鷹市星と森と絵本の家でした。
正直なところ、ここのことは全く知らなかったのですが・・・とても素晴らしい空間で驚かされました!

この家の理念は公式サイトをご覧頂くのが一番いいでしょう。自分が子どもの頃を思い出させるような、そしてわが子を連れて通いたくなるような、本当に素晴らしい場でした。
多くを語る余裕がありませんので、せめて写真を多めにアップしておきましょう。


何も用がなくてもわが子を連れて休日を過ごしに行く、そんな感じの空間でした。
館長さんはじめスタッフの皆さん方も気さくで、いろいろなお話を聞かせて頂きました。武蔵野プレイスでも思いましたが、近所にこんな場所があれば・・・と思わされるところでした。

ある意味、今回のしぶたんツアーで一番の収穫は、この三鷹市星と森と絵本の家でした。
同じ公共の施設でも、先駆的な試みで全国に知られる武蔵野プレイスとはまた違った持ち味で、しっかりと住民のハートをキャッチしていました。

現代のニーズに適合して地域に密着する武蔵野プレイスと好対照でありながら、住民のニーズに応えたいという点が共通しているところが、面白いところですね。図書館の持つ幅のようなものを感じます。
こうした両者が補い合って、より地域に根ざした公共空間をつくっていければ・・・そう思わせる両館でした。


○番外編:居酒屋Nにて交流会


この見学後、とあるライブラリアンの営む居酒屋(?)に遊びに行きました。大勢のライブラリアンが集まって、大いに賑わい、いろいろと交流を深めることができました。
(ここで「ライブラリアン」と言っているのは、いわゆる図書館員という意味ではありません。私は「ライブラリアン」という言葉を、図書館に対して情熱や見識を持ち図書館のために働く人を指して使っています)

自分にとっては、「いつものメンバー」ではない方々との交流会、とても楽しかったです。ここでも、しぶたんにはお世話になりました。何より、居酒屋亭主のNさん、ありがとうございました!


○最後に


以上、しぶたんオプショナルツアーの報告でした。
図書館総合展に負けず劣らずの素晴らしい企画で、本当に楽しい時間でした。澁田さん、ご一緒くださった皆さん、ありがとうございました!

それにしても、しぶたん、本当に素晴らしい活躍ぶりです。
自分よりいくつもお若いのに、こんなに頑張っている人を見ると、自分も負けずに頑張りたいと思います。彼を見ていると、個人の活動ベースでも、こんなにもやれるんだということを感じます。

彼の情熱を見習って、自分も少しでも図書館界を良くするために、世界をもっと幸せにするために頑張りたいと思います!


次回は、いよいよ図書館総合展回顧録、最終回です。
しぶたんオプショナルツアーも終わり、私的見学してきた2日間のレポートをしたいと思います。どうぞお楽しみに!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

いよいよ妻の育休が終わり、今日から復職ということになりました。少し前から慣らし保育に通っているきょーこも、毎日登園することになります。


保育園は私の出勤ルートにあるので、毎朝おんぶして連れて行っています。
きょーこが寒くないように、おんぶした上からさらに包んでいるので、頭の上の方しか見えません。(笑)

れいこもこうして毎日毎日、保育園に連れて通っていました。れいこは近所だったので、ある程度になってからは歩いて通っていましたね。

つないだれいこの手の温かさが、忘れられません。

2013-11-28

世界の童話図書館@西葛西駅前、待望のオープン!

いまだに、図書館総合展+関東図書館ツアーのレポートが続いているこのブログ(「図書館総合展の参加心得3ヶ条」第1回第2回第3回第4回)。


今日は嬉しいニュースが飛び込んできましたので、そちらのレポートをすることにします。図書館総合展+関東図書館ツアーのレポートは、一休み。


○世界の童話図書館@西葛西駅前、待望のオープン!

先週末、また新しい取り組みがスタートしました。
知る人ぞ知る「世界の童話図書館@西葛西駅前」が、待望のオープンを果たしました!(公式サイトブログ


この図書館のことをご存じだった方は、かなり少ないのではないでしょうか。
とある団体さんの思いがあり、ここしばらく水面下で準備が進められていたようです。そしてこの度、決して大規模図書館とは言えないものの国内外の童話1,000冊を揃え、誰もが使える公共の図書館としてオープンしたものです。

先週末はオープンするなり、初日から非常に多くのお子さん・家族連れが訪れ、大盛況とのことです。図書館は、限られたスタッフとボランティアさんたちで運営されていますので、嬉しい悲鳴をあげていたかもしれませんね。(笑)


○初代館長は・・・?

この図書館の開設を一手に担い、初代館長に就任したのが、元・ゆうき図書館副館長の笹沼崇さんです!

お名前を聞いて、驚く方もいらっしゃるでしょう。
非常に精力的な活動を続けられている方ですので、ご存じの方も少なくないでしょうね。私もお目にかかるまでは、「ず・ぼん」での討論などを眩しく拝見していました。

笹沼さんは、ご自分にスポットライトが当たることを好む方ではありませんし、諸般の事情でオープンまであまり積極的にアピールもされなかったようです。そのため、この図書館のことは、図書館界でもあまり話題になってはいませんでした。


私的なことを言えば・・・私、笹沼さんにかなり惹かれています。本気で慕っています。(笑)
<図書館総合展最終日も、夜中から始めて午前2時頃まで2人酒をしていました。(笑)

淡々としていて、それでいてデカい。自分は黒子でいいから、若いヤツでやってみろよ。そんな感じのお人柄です。何かこう、私が持っていないものをしっかりと持っていると思える人ですね。
近いところで言えば、「版元×図書館交流会@図書館総合展」も、もともと笹沼さんが私にプッシュ(無茶振り?)してくれたおかげで実現したものです。

その笹沼さんのプロデュースするこの図書館、間違いなく魅力あふれる図書館になると断言します!

笹沼さんが、人を惹き付けるものがあるのでしょう。この図書館のことを、私の知人だけでも何人もがいろいろなことを手伝っています。
読み聞かせのボランティアをしている人、元SE、トサケンメンバーでもある若手図書館員など大勢が集って、勝手連のようにこの図書館を応援しています。大勢の思いが宿った図書館、と言えるかもしれません。


ゆうき図書館を去り、そしてこうした図書館の立ち上げに関わることになった笹沼さん。
こうした大勢のサポートも得て、何か面白い図書館をつくってくれるんじゃないか、と強い期待感を持ってしまいます。大げさに言えば、こうした巡り合わせも運命めいたものなんじゃないか、みたいな。
<さすがに、ちょっと言い過ぎたかな?(笑)

ですが、この世界の童話図書館@西葛西駅前が楽しみなのは、本当です!
次に上京するときには、必ずこの図書館に寄らせてもらうことにします。またこのブログでも、レポートしたいと思いますので、どうぞお楽しみに!

笹沼さん、サポーター(?)の皆さん、頑張ってください!応援しています〜!


○(広報)「関西ライブラリアンおもてなし隊」(第2回)一般参加者、募集中!

「世界の童話図書館」とは何の関係もないのですが、先日ご案内しました「関西ライブラリアンおもてなし隊」のことでPRを。

前回書きましたとおり、第2回おもてなし会が12月5日(木)に開催されます。
ゲストは、かの「明治大学学術・社会連携部 和泉図書館事務長兼ツアーガイド」でいらっしゃる坂口雅樹さんです!18:30から勉強会、20時から懇親会を行います。

今回はせっかくの機会ですので、隊員でない方々にも参加頂けることにしました。勉強会、懇親会のどちからだけでも参加可能ですので、お気軽にお申し込みください。

参加ご希望の方は、12月3日(火)20時までに、karatekalibrarian@gmail.com宛にお申し出ください。



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

このところの冷え込みで、風邪がずいぶんと流行っているようですね。
私もこの数日体調不良で、今日の午後は大事を取って早退させてもらいました。妻は、今日はもう完全にダウンです。


きょーこもそろそろ、免疫が切れる頃。私たちが、風邪をうつさなければいいのですが・・・。

お兄ちゃんやれいこも、保育園に行きだしたらすぐに風邪をひいていましたから、半ば諦め気味ですけれどね。
れいこはよく高熱を出して、点滴を打たれていたなあ・・・そんなことを取り留めもなく思い出す、秋の夜長です。

2013-11-25

図書館総合展2013回顧録(その4)

いまだに続いている、図書館総合展2013回顧録。
もう完全にタイムリーさはなくなっているのですが、引き続き、第4回をお送りします。


今回は、10月31日(木)の分をレポートします。図書館総合展4日目(パシフィコ横浜では3日目)、公式行事としてはこれが最終日になります。
今回も、特に印象的だったフォーラム+自分イベントについてのみのレポートですが、ご容赦ください。

なお、先日書いた「図書館総合展の参加心得3ヶ条」第1回第2回第3回も、ぜひご笑覧ください。


○伝統と革新の新図書館~立教大学池袋図書館開館から1年~「本気で勉強したくなる図書館」をめざして

今、大学図書館の世界で最も注目されている図書館の一つ、立教大学池袋図書館。
そこに込められた思い、コンセプト、そしてそれを実現するための機能などについて、小圷守氏(立教大学図書館)と原田由紀氏(株式会社日建設計)が語ったフォーラムです。

最初は、原田氏のお話でした。設計にあたって腐心したこと、心がけたことなどをお聞かせくださいました。音・明るさ・歩行感等、諸々の心配を、試行錯誤・検証しながら決定していった過程などを知ることができました。

小圷氏からは、主にコンセプト的な部分のお話がありました。
閲覧→学習支援、個人学習→グループワーク、図書館資料→コンピュータ、利用→滞在といった環境の変化への対応を意識されたようです。図書館の目標の一つとして、学生の情報リテラシー能力向上があり、そこに大いにこだわった様子です。

完成した図書館は、とても素晴らしいものです(私もこの2日後に見学に行きました。詳細は次回)。新しくて大きな器をつくっただけであれば、こんなに話題になることもなかったでしょう。

素晴らしいと思える点は、豪華な建物や施設・設備ではなく、その理念がしっかりとしている点でした。図書館が提供すべきもの、学修支援として担うものを明確にし、それを実現した図書館だと思いました。

その点からすれば、このフォーラムも立教大学さんがこんな図書館をつくった、という話ではありません。
立教大学さんがこういった教育をしたいと思った、だからこうしたことを考え、結果としてこうした図書館をつくった、というプロセスの話です。このフォーラムでそのプロセスについて学ぶことを通じ、私自身の図書館のこともあれこれと考えさせられました。


○「専門図書館」利用してますか?〜図書館員でも意外と知らない?! その魅力・実力〜

このフォーラムは、(運営委員会と一緒に)専門図書館協議会が主催されました。
ユニークなお立場のパネリスト3人さんに、いろいろと話をお聞かせ頂き、それをもとにフロアを交えて討論を行いました。

専門図書館というのは、私たちにとっても非常にユニークで、かつ貴重な情報を持つ存在です。お話を伺う中で、専門図書館の状況についても理解が深まりました。

討論の中でも発言の機会を頂きましたが、専門図書館はおしなべて、もっともっとその魅力を発信していくべきですね。
多くの図書館の中でも一際個性的で、貴重な情報を持っているのですから、それを社会の財産として知らしめるべきだと思いました。多くの専門図書館は、一般にも門戸を開いているのですから、なおさらのことです。

私も小さな短大図書館にいるので判りますが、多くの専門図書館は人員が少なく、余裕がないのだと思います。
ですがそんな中でも、エル・ライブラリーのように対外的な場に出て、PRもしっかり行って、知名度の高い図書館もあります。エル・ライブラリーのような図書館を見習い、どんどんと世間に対して情報発信してもらえればと思います。

そうした姿勢を見せることができれば、他館種などからも調査依頼を出したり、利用者さんに案内したりすることもできます。また、こちらから情報や資料を提供することもできるしょう。
そうした点では、むしろ専門図書館こそ、他館種との繋がりを持つべき存在だと感じました。

都合よく妄想すると、「ライブラリアン同士をつなげる」ことをミッション+行動指針に掲げる自分が、何かお役に立てないかなあ、とも思いました。
専門図書館の皆さんとお近づきになることができれば、及ばずながら何かできることがあるのかもしれません。自分がミッションに従い、図書館界のため、社会のために何か役に立てれば本当に嬉しいので、自分の妄想リストに残しておきます。(笑)

それこそ、エル・ライブラリーからは「広報大臣」のポストまで頂いてもいますしね。(笑)


○版元×図書館 交流会@図書館総合展

最終日の夜は、以前から企画していた版元×図書館 交流会@図書館総合展を開催しました。

これは、私が入っている版元ドットコムメーリングリストでの話がもとになって、実現したものです。
もっとも、元・ゆうき市のSさんの無茶振りと、ポット出版のSさんの後押しがなければ、開催に踏み切れなかったと思います。この開催は、本当にお二人のおかげです!


特に趣向も凝らさず、参加者同士で自由に語り合ってもらおうという、この企画。当初20名の予定が満席となり、30名にまで増やして開催したものです(それでも満席になり、当日参加をお断りしなければいけませんでした)。

普段は会えない、同じ本の世界の仲間たち。
そんなメンバーが全国から集まり、日付が変わる頃まで大いに飲み、語り合った素晴らしい一夜になりました。

ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました!
また、言い出しっぺをしただけで何もしなかった私に代わり、当日の幹事をしてくれたカーリルのまっさえさん、愛知の小鼠さん、いろいろとありがとうございました!

ぜひまた、これからもこうした交流の場を持ちたいと思います。ご参加くださった皆さま、次回もぜひいらしてください!ありがとうございました。


○感謝

図書館総合展の回顧の最後に、感謝の言葉を。

まず、お会いすることのできた皆さまへ。旧知の方、初めてご挨拶のできた方、ありがとうございました。
こうした場でお会いできたことを、とても嬉しく思っています。また、私のイベントにご参加くださった皆さんには、改めてお礼を言いたいと思います。今後とも、よろしくお願いいたします。

そして、出展くださった企業・団体の皆さま、後援等の関連団体の皆さま、ありがとうございました。
皆さんのご協力なしには、図書館総合展は成り立ちません。物心両面で図書館総合展を支え、また日頃から図書館界を支えてくださっていることに、深く感謝します。

そして最後に、図書館総合展運営委員の皆さまへ。
毎年、このような貴重な機会を提供くださっていますこと、本当に感謝しています。図書館界最大のイベントとなったこの図書館総合展を運営することの大変さは、並大抵のことではないと思います。

私も運営協力委員になって、(ほんの一部かとは思いますが)皆さんの大変さが垣間見えるようになり、改めて感謝する次第です。
及ばずながら、広報を中心に、これからも少しでも協力していくつもりですので、よろしくお願いいたします。

来場者の皆さんには、こうした企業・団体さん、運営委員の皆さんのご尽力があることを、決してお忘れにならないようにしてください。

皆さん、ありがとうございました!来年も、横浜でお会いしましょう〜!
(関西へお越しの際は、「関西ライブラリアンおもてなし隊」にご一報くだされば、一席設けますよ〜)


これにて、図書館総合展4日間のレポートを終わります。
あと3日関東に残って、オプショナルツアーに参加したり、私的見学に行ったりしましたので、次回まとめてご報告します。




●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

いよいよ、妻が産休・育休から復職する日が近づいてきました。
きょーこの保育園も、入れるうちに入らないと・・・ということで前倒しで入って、少しずつ慣らし保育を続けてきました。


いよいよ間近になってきましたので、今週から本格的に預けることになります。私も毎朝、出勤の道中に、きょーこを保育園に預けることになります。

今まで数ヶ月、妻が家にいたのでいろいろ甘えてきたのですが、また井上家も忙しくなりそうです。改めて、頑張りたいと思います!

れいこも、応援してくれとるかな?お母ちゃんを応援してやりや、れいこ!