2013-03-16

「図書館情報システムの最新技術と近未来の図書館システム」

3月8日(金)に、ワークショップ「図書館情報システムの最新技術と近未来の図書館システム」に参加してきました。
講師は、富士通株式会社の松永義昭さん(文教第二ソリューション統括部第二ソリューション部)でした。


これは、私が通っている大阪市立大学大学院創造都市研究科が開催したもので、平たく言うと自分のゼミ。(笑)
もう1週間も経過していますので、ごくごくかいつまんでレポートしましょう。


○一番、印象に残ったこと
  • 電子リソースの流通は、図書館にとってチャンス。
  • 図書館システムは、多機能化・高性能化。
  • ゆえに、図書館システムができること=図書館サービス、という図式になりつつある?

○雑感

松永さんのお話は、現在の富士通さんのシステムをもとに、機能面からアプローチするような感じでした。
この機能についてはこう、これについては・・・といった形で、一つずつ丁寧にお話くださったのが印象的でした。
聴衆がライブラリアンやそれに近い立場という点も押さえてくださっていたようで、お話は難しすぎず優しすぎず、聞きやすかったです。

富士通さんは、図書館やそのユーザーのことをよく知っている、という印象を持ちました(そうでなければ、こうしたシステムを作ることができないですよね)。

上にも書きましたが、現在の図書館システムは、非常に多機能化・高性能化していることが、よく判りました。

あまり具体的な話はここで書かない方がいいのかな・・・?基本的には、オフレコレベルの話はなかったと理解していますが、自由に書いていいとも言われていませんので、詳しい内容には触れないことにします。


他方、正直に言いますと・・・ご講演はやや無難な話に留められたかな、という印象は拭えませんでした。
整い過ぎた奇麗なお話で終わった感があって、もう少し突っ込んだ議論をした方が、大学院のゼミとしては面白かったかな、と。
(そんな訳で質疑応答のときも、どんな図書館観をお持ちなのか、聞いてみたのです)

(私のいる前期課程ではなく)後期課程のゼミでしたので、どのようにお話を依頼したかも聞いていません。
「富士通さんのシステムを紹介して」という依頼だったのであれば、この日の松永さんのお話は理想的だったと思います。

そこは私の思い込みかもしれませんが(その可能性はかなり高そう)、せっかくこうしたお立場のプロとお話をするのですから、もっと壮大な(?)話をしても良かったかな、とも思います。

今のシステムどうこうではなくて、20年後の図書館とシステムがそこに果たす役割、みたいな?(思いつき)
「20年後には、Googleがなくてもユーザーを満足させるぜぃ!」と富士通さんにぶった切ってもらうとか。(笑)
ある程度、突拍子もないくらいのレベルで、講師とフロアでしてもいいのかな、とも思います。


いささか批判めいたようにもなりましたが、そんなつもりではありません。(汗)
富士通さんのやっていることはよく判りましたし、とても貴重な機会になりました。松永さん、セッティングくださった後期課程の皆さん(特にMさん)、ありがとうございました!


●(再)17日のトサケンランチ会@京都のご案内

昨日のエントリーにも書きましたが、17日(日)に京都で開催されるJLA店無ーの後、便乗してトサケンランチ会を実施します。

例年やっている企画ですが、今回はオトナの事情により、事前申込み制とします。先着10〜15名限定で、定員になりましたらお断りします(当日参加不可)。詳細は、昨日のエントリーをご覧ください。

申込み期限は、このブログをアップしている今日16日(土)18時です。お考えの方、いますぐお申し込みください!


●れいこと

毎日毎日、れいこのことを思い出します。
去年の今頃はああだった、元気でいたら今は・・・取り留めなく、ボンヤリしてしまうこともしばしば。


この写真の頃は、ステロイド大量投与の真っ最中。びっくりするくらい、顔がまん丸な、れいこ。
これはこれで可愛らしかったけど、本人はホントに嫌がっていたなあ・・・。

思い出すと悲しいのですが、笑顔にもさせてくれる、そんなれいこです。


それでは、押忍!

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