2015-10-28

図書館界最大のイベント・図書館総合展に行こう!(自主企画にもぜひ!)

(2015.11.6)ご案内した企画のうちいくつかが満席になりましたので、申し込み情報を赤字で追記しました。

ライブラリアンの皆さん、いよいよ図書館総合展が迫ってきましたね!
私は図書館総合展運営協力委員でもありますので、今日はそのお誘いです。図書館総合展そのものはもちろん、毎晩開催されている自主企画にも、ぜひお越しください!





★図書館総合展へ行こう!


図書館業界最大のイベント・図書館総合展の素晴らしさは、今までもこのブログでお伝えしてきたところです。皆さんぜひ、図書館総合展へお越しください!
(初参加の方は、図書館総合展の目的をぜひご覧ください)

私がお伝えしたいことは、2年前に図書館総合展の参加心得3ヶ条としてまとめていますので、ぜひそちらをご覧ください。併せて、過去の参加レポート(2014年2013年2012年)もぜひ。

ちなみに私は、今年もパシフィコの3日間には参加する予定です。参加される皆さん、よろしくお願いします!





★自主企画のご案内


図書館総合展の開催期間中の夜には、たいてい何らかの自主企画が開催されます。私は今年は、ほとんど何もしていないのですが、関わりのあるものをご紹介します。

  • 図書館総合展 大交流会2015
    図書館総合展運営協力委員(と言うか、ここ数年はほとんどしぶたん)の手により、毎年開催されているライブラリアンの大交流会です。毎年80〜100名規模で、いつも満員という定番人気企画です。
    (2015.11.6追記)満員御礼

  • LOD(Library Drinking Girls)
    酒飲み女子の集まりです(ホントは交流が目的なので、飲めなくても参加可)。男性は執事としてのみ、参加可能です(私もそうならないといけないのか・・・?)。
    図書館総合展期間中に開催される発足記念パーティーは、こちらから。他に、地方会場も設けられるようです。
    (2015.11.6追記)満員御礼

  • 図書館総合展おまけ会
    版元、書店、製版、印刷、製本、システム、そして図書館員など、より広く本にかかわる「本の周りの仲間たち」の交流会です。
    図書館の世界の周りにある、いろんな本を介した仲間たちと出会い、つながって欲しいと考えています。10月27日現在、参加受付中です。
    このイベントのルーツは、2年前に開催した版元×図書館 交流会ですので、今年でもう3年目。
    (2015.11.6追記)現在、残席2です。お急ぎください!


私はこのすべてに参加予定です。
来場者30,000人という巨大イベントですから、これ以外にも多くの自主企画があるでしょう。久しぶりに会った仲間どうし連れ立って、気ままに食事を楽しむのもいいかもしれませんね。

こうした夜のイベントも、図書館総合展の大きな魅力です。
言うまでもなく、ライブラリアン(図書館員とその周辺の世界の人びと)のヨコのつながりは、本当に大事です。皆さん、横浜へ集まるからには、夜も交流の場として楽しみましょう!



★ついでに宣伝


自主企画の案内ついでに、別件の宣伝です。
12月2日(水)に、大学図書館職員短期研修にお呼ばれしていて、上京します。同日夜、「東京で『空手家ライブラリアン』井上昌彦さんを囲む会」を企画くださっていますので、ぜひそちらもご参加ください。

定員40名でまだ1ヶ月以上先ですが、すでに7割方席は埋まっています。ご参加くださる方は、お早めに!
(2015.11.6追記)好評につき、定員を10名増やしました!


ところで幹事はかの、うめちゃん先生こと梅澤さん!これほどの人気講師に幹事になってもらうなんて、僕も大物やわ。(笑)



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

このところ、トイレトレーニングまっただ中のきょーこ。
最近ではもよおしてくると、「しーしー」と先に言えることが出てきました。


そして一昨日はとうとう、大きい方にも成功しました!
「ウ○チ!」と言うので、慌ててトイレに連れて行ったところ、大成功!

すごいで、きょーこ!えらいで、きょーこ!
これからもちょっとずつ、いろんなこと頑張ろや〜。

れいこ姉ちゃんも、応援してくれとるけんね!

2015-10-20

謝金・旅費ポリシーをつくってみた

(2015.10.22)文言の微調整と、後半に一章(?)追記をしました。

「何様なん、お前!?」
・・・と言われるのを覚悟の上で、新しいマイ・ルールをつくってみました。




★このところ・・・


このところ過分にも、講師としてお呼ばれしたり、インタビュアーやコーディネーターなどにご指名頂く機会が増えてきました。

身内の研究会や小さなものまで含めると、昨年は10回ほどお話しする機会を頂きました。今年はこれから実施のものも含めると、もうちょっと増えそうです。



私は自身のミッション・行動指針に掲げていますように、図書館や情報の持つチカラや魅力を伝えていきたいと思っています。
そんな私にとって、こうしてお話しする機会を頂けるのは非常に嬉しいことですので、喜んでやらせてもらっています。

(これも行動指針に書いていますが、「やるからには自身のプレゼンスも向上させ、一目置かれるライブラリアンになる」という下心を隠していませんので、その意味からも頑張っています)


ところが先日、「実はお声がけしたかったのだけど・・・」というお話を伺いました。
聞けば、「きちんと謝金もご用意できないので、声をかけるのをためらった」ということでした。



★謝金・旅費ポリシー


これは、実に勿体ない話です。
私に望まれていることがあり、私もそれにお応えしたいのに、それが実現できなかったのですから。しかもそれは謝金という、本質とはかけ離れた理由で、です。

また、謝金に関して言えば、逆に私の方に頂くためらいがない訳でもありません。

そこで今回、こうした状況を解消するべく、以下のとおり謝金・旅費ポリシーをつくって明示することにしました!

【空手家図書館員の謝金・旅費ポリシー】

  • 謝金
    1. お話等の機会を頂くとき、謝金はなくて構いません。
    2. (上記1.に関わらず)公的機関で基準に応じて謝金が出る場合など、ありがたく頂いた上で、全額を以下のいずれかのために寄付します。
      • 素晴らしい独自の活動をしているものの、資金難に苦しんでいる図書館関連活動
      • 小児がん等、病気の子どもたちを支援する活動

  • 旅費
    1. 実費だけ頂けると助かります。
    2. (上記1.に関わらず)自主勉強会で財源がないなど、場合によっては自己負担しても構いません。


こう明示することで、お声がけ頂ける機会が増えるのでしたら、私としては嬉しいことです。

「ええカッコしい」みたいですが、自分の活動はひとえに自身のミッション(=私自身の信念)にのみ従うもので、謝金が目的ではありません。

図書館活動で頂く謝金ですので、私としては図書館界のために還元するのは、ある意味で自然なことです。
病気の子どもたちへの支援は、れいこの闘病中に頂いた支援に対し、わずかでも恩返しをしたいという思いからです。



場合によっては旅費も自己負担というのも、それで自分のミッションを実現できるものなら、喜んでそうしたいと思います。

「参加者5人だけど、北海道まで自腹で来て!」と言われるとおサイフ的には辛いですが・・・旅費と人数のバランスでご相談でしょうか。
ある程度の人数(15人とか??)へ自分の思いを伝えられるものであれば、たいていの範囲なら自己負担ででも駆け付けます!

私が講師をすることが、金銭的な面でも社会のためになるのであれば、とても嬉しいです。



★お断り


このポリシーを適用するのは、オファーを私的にお受けする場合です。
私は多くの場合、講師等は私人としてお受けし、年休など勤務時間外に伺っています。その範囲においては、このポリシーを適用します。

一方、公的機関からご依頼を頂く場合などは、業務としてお受けする場合があります(特に本学がお世話になっている機関など)。

その場合は上記ポリシーを適用することなく、組織どうしの判断に従うことになりますので、ご了承ください(一般的に言えば、旅費のみご負担頂く、というケースが多いのでしょう)。

ともあれ、私が何かお役に立てるようでしたら、どうぞ気軽にお知らせくださいね〜!



★2015.10.22追記


数日経って、この記事を読み返してみました。
自分で言うのもアレですが、やっぱり「何様!?」ですね。読まれて気を悪くされた方には、お詫びしたいと思います。

一方で、私という個のライブラリアンが自身の信念にもとづき、こうした行動を取りそれを公言することには、それなりの意義があるのではないかと考えています。

私は常々、ライブラリアンは情報のスペシャリストとして、自分の旗を振るべきであると考えています。謝金がどうということそのものよりも、こうした自分の旗を掲げる姿勢を、社会に見せたいです。

でも、どう言ったところで、「何様!?」ですけれど。(笑)



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

今日10月20日は、れいこのバースデー。
(6月6日のセカンド・バースデーではなく、本当のバースデーです)
主役のいないバースデーは、早くも4回目になります。


本当だったら、家族が笑顔でいっぱいのはずの、れいこのバースデー。
どうしてれいこがここにいないのか・・・いまだに、私はこの事実を受け入れられません。

妻と違い、私は不自然なほど、れいこが夢に出てきません(もしかしたら、この現実を拒否しているのかも)。
ですが今朝は久しぶりに、れいこの夢を見ました。

でもそれは、れいこと一緒ではなく、れいこがいなくなった後の夢でした。
悲しくて、寂しくて、辛くて。ただ、泣いて泣いて。


でも、私たちが泣いてばかりでは、れいこも辛い思いをするでしょう。
今日わが家では、うそれいこを囲んでバースデーです。
涙はなしで、きょーこと一緒に、みんなで明るくれいこを囲んでやりたいと思います。

2015-10-18

ソーシャルメディアを使って、貴館では何をしたいんですか? (石川県立図書館で講師をしてきました!)

このところ、イベントのお誘いが続く、このブログ。
皆さん、ぜひ「人物図書館 in 大阪」「東京で『空手家ライブラリアン』井上昌彦さんを囲む会」にお越しください!


特に「人物図書館 in 大阪」は、会場がエル・ライブラリーに決まり、参加費が半額以下に変更されましたので、ぜひ!



★石川県立図書館さんにお招き頂きました!


さて、本題です。先日、石川県立図書館で講師をしてきました。
これは、日本図書館協会 地方講習会と石川県公共図書館協議会 図書館実務講習会(長!)を兼ねて、開催されたものです。


北陸方面の皆さんとは今まで、直接のご縁はありませんでした。
ですが今回、ソーシャルメディアというテーマで講師を探されていたときに、昨年私が愛知図書館協会さんでこのテーマの講師をしたことをお知りになり、お招きくださいました。

知人から推薦があるのも嬉しいことですが、こうして今までご縁がなかったところからお招き頂けるのも、本当に喜びひとしおです。



★お話しした内容


当日の内容は、愛知県図書館協会さんでお話しした内容のブラッシュアップ版です。
図書館が、そしてライブラリアン個人がソーシャルメディアを活用していこうとする際、考えるためのヒントにしてもらえる話をしました。



(所属を伏せる等、公開用に微調整しています)


話のポイントとしては、以下の点でしょうか。
  • 図書館でソーシャルメディアを使うときは、それを使って何をしたいのか、まず考えるべき。
    誰にどうしたいのか、どうしてもらいたいのか。それがあって、初めてどうソーシャルメディアを使うか決まる。
  • 組織として運営するのであれば、内容だけでなく、ガイドライン策定・決裁方法・リスク回避等も併せて考えるべき。
  • 個人でもソーシャルメディアを活用し、ライブラリアンどうしつながり、一緒に成長するためのツールとして活用するべき。


私の話の後は、地域の図書館による導入事例を簡単にご報告頂きました。
それに続き、講演や事例報告をもとに、グループ討論を行って頂きました。グループ討論が始まると、それまで以上に参加者の目が輝き出し、熱く語り合う光景が見られました。

(どこでもだいたいそうなのですが、私の話のときより、明らかに会場の熱気が高まります(苦笑))

終了後、各グループによるシェア発表をして頂きました。
そしてこの日の総括として、学んだことで明日から実践することを全員に、グループ内で発表してもらいました。どんなにささやかであっても、お一人ずつの決意が表明されたことに意味があると思います。



★この研修のねらい


この研修では、私はメイン講演の講師としてだけでなく、石川県立図書館さんと一緒に研修全体のプログラムを企画したり、当日の進行もしたりしました。

グループ討論や、明日から実践することの決意表明などは私の提案を受け、先方が快諾くださったものです。石川県立図書館さんの懐は非常に深く、この研修はほぼ私の思うようにさせてくださいました。



私の研修はいつも、単に知識を伝えることを目的とはしていません。
結局のところ、図書館をよりよいものにするには、自分たちで考えるしかありません。ですから私の研修は常に、ご自身で考えるためのヒントに過ぎません。

参加者の皆さん、ぜひそうした点も意識して振り返り、今後に活かしてくださればと思います。今回の研修が、ご自身で図書館を考えるきっかけになれば、本当に嬉しいことです。

ご参加くださった事務局の皆さん、貴重な機会を与えてくださった石川県立図書館の皆さん、本当にありがとうございました!


最後に、併せてご紹介です。
石川県立図書館さんは、最近ソーシャルメディアを開始されました。Twitter@iskw_preflibfacebookページがありますので、皆さんぜひフォローをお願いします!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

きょーこはとても、料理好き。
いつも、お母さんの料理を横から覗き込んでいます。背が届かないので、椅子を持って来てよじ上っては、お母さんの様子を眺めています(墜落しそうで、私たちはヒヤヒヤ)。


最近はお手伝い(?)をしてくれることも多く、この日はお魚に塩をかけてくれました。
きょーちゃん、早くれいこお姉ちゃんみたいに、お母さんを助けてあげられるようになりや〜。

お父ちゃんお母ちゃんも、れいこお姉ちゃんと一緒に、応援しとるけんな!

2015-10-16

大学図書館職員短期研修でお話ししてきました!
(・・・と見せかけて、飲み会@東京のご案内)

一つ、朗報です。
先日ご案内を差し上げた、関西初開催の「人物図書館 in 大阪」。その参加費が、何と半額以下になります!(予定)


これは、会場をエル・ライブラリーにし、そこで食事を頂くことにしたからです。さらに希望者には、開催前にエル・ライブラリー見学会を実施することになりました。
ますます魅力的になった「人物図書館 in 大阪」に、ぜひお越しください。どなたでも、大歓迎です!



★大学図書館職員短期研修@京都


さて、先日書きましたように、京都大学で開催された大学図書館職員短期研修にて、お話ししてきました。担当した講義は、「大学図書館員のスキルアップ法」です。

今年も、西日本・東日本領会場ともお招き頂きました。全国から集まる若手ライブラリアンに対し、自分の思いを伝えられる機会を頂けたことを、本当に嬉しく思います。

昨年の様子は、こちら(西日本会場東日本会場)。


今年から同研修の主催は、東京大学さん&京都大学さんになりました(NIIさんは共催に)。
詳しい事情は知りませんが、こうした動きはいいことなのでしょうね。こうした研修の場で学んだ受講生は全国にいるのですから、各地の中核の大学が主体となり、そうした学びの成果を広げていけばいいと思います。

いくら素晴らしい人材が多いとは言え、NIIさんはその事業の割に、ビックリするくらいの少人数ですからね。
「NIIさんに頼らんでも、わしらがやっちゃろ!」というカルチャーが、日本中にできていったらいいですね!



★京都でお話ししたこと


当日の講義では、おおむね昨年と同じ内容、同じポイントでお話ししました。
自分の信念や一番伝えたいことは、いつも変わりがないから、同じ内容なのは当然です。昨年よりも自分が成長した分、多少ブラッシュアップできたかも。(笑)

スライドはNIIさんの公式Webサイトにて後日公開されるそうですので、そちらをご覧ください(東日本会場が終了したときにはアップします)。

話の主なポイントは、以下のとおりです。

  • 自分に必要なスキルは何か、スキルアップには何が必要か。それは、自館や大学の状況に応じて、自分で考えるべき。
  • 目線の高い仲間と一緒に頑張ることで、いろいろな気付きがあり、それが成長につながる。大勢の仲間とつながり、学ぼう。
    スキルはむしろ枝葉、仲間と成長しようという気持ちこそ幹。自分の幹を、高く太いものに!
  • 伝統的サービスで、高い評価を勝ち取れなかったライブラリアン。では、これからは?


他の講義が、受講生全員に10ずつの情報を伝えるものだとしたら、私の話はそうではないでしょう。

私は全員に10ずつの情報を差し上げるのではなく、(一部の人にしか届かなくてもいいので)100の情熱、そしてご自身で考えるためのヒントを伝えたいです。情熱さえあれば、後は自分で考え学んでいけると思っているからです。



先日も、昨年度の受講生が(名刺交換できていない方だったのですが、)ネット上で、「昨年の講義で、井上さんの話が一番印象に残っている」と書いてくださいました。また、今年の受講された方から、「一番良かった」というメールを頂きました。

(社交辞令も入っているとは思いつつも、)もしそうだったら、とても嬉しいことです。
全員にでなくてもいいんです。一部の方だけにであっても、こうして胸に響くメッセージを送れたら、それがきっとご本人の明日につながります。


受講くださった皆さん、事務局の皆さん、貴重な機会をありがとうございました!東京会場で受講される皆さん、事務局の皆さんも、よろしくお願いします!



★当日の夜も


当日の夜は、京都大学図書館員の勉強会ku-librariansに参加しました。
私と同じく短期研修講師で来られている千葉大学・杉田茂樹さんの企画で、学術情報流通版・脱出ゲームを楽しみました。


脱出ゲーム、見事優勝!

勉強会後は、短期研修講師・受講生、そしてku-librarians合同の懇親会を行いました。
とても楽しい脱出ゲームをご用意くださった杉田さん、ご参加くださった皆さん、幹事のNさん、ありがとうございました!



★(お誘い)短期研修をネタにした飲み会@東京


さて、私は12月2日(水)に開催されます同研修(東日本会場)でも講師を務めます。
せっかく上京するのですから、ここはやはりライブラリアンの交流会をしませんとね。

そこで幹事をお願いしたのが、超人気講師として知られる梅澤貴典さん!
さすが梅澤さん、早速「東京で『空手家ライブラリアン』井上昌彦さんを囲む会」を企画してくれました。こちらのエントリーフォームから、お申し込みください!

特に、短期研修の受講生は大歓迎です!私や梅澤さんと面識がなくても、ご所属や身分に関わらず、どなたでも大歓迎です!
また、周りに受講生がいらっしゃる方、よかったらぜひご周知くださいね~。

定員は40人ですが、昨年もそれくらい集まってくださっていますので、お早めに。
私などにではなく、梅澤さんに会いたい人が殺到して、あっという間に40席が埋まってしまうかもしれませんから。(笑)



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
先日も書きましたが、最近のきょーこの「イヤイヤ」ぶりは、とどまるところを知りません。何を言っても、「イヤイヤ!」。


れいこもなかなかに頑固な子でしたが(笑)、これほどではありませんでした。
とにかく言い出したらちっとも聞かないきょーこ、2歳にしてお姉ちゃん譲りの芯の強さが垣間見えます。

イヤイヤでもいいんです、ずっと元気でいてくれたら。
きょーこのそんなところも、受け止めてやりたいと思っています。

イヤイヤの相手はすごく大変ですが、れいこに応援してもらって頑張ります!

2015-10-14

マイクロ・ライブラリーサミット2015で感じたこと

最近テンパっていて、朝は3時半過ぎには起きることにしました(夜は21時半に寝ますが)。
京大さんや金沢での講師をしたこと、図書館総合展のもろもろなど、ブログのネタはたくさんあるので、書いていきたいと思います。


先日ご案内しました「人物図書館 in 大阪」も、関西初上陸ということで、参加者を絶賛大募集中です。皆さん、ぜひ!



★マイクロ・ライブラリーサミット2015


先日、ご存じマイクロ・ライブラリーサミット2015に参加してきました。ちょっとだけ、雑感を(昨年の参加レポート)。


今年も、素晴らしい会でした。
多くのライブラリーがその名のとおり、個人でやっている小さな試みです。その小さな試みがこれだけ結集ことに、ある種の感動があります。
これだけ多くのライブラリーを取りまとめられている磯井先生や事務局の皆さんには、脱帽です。また、毎年こうして貴重な場を設けてくださっていることに、感謝しています。



★オープニング・セッション


素晴らしかったのは、「つながる輪〜コミュニティと本と人の関係を探る」と題した基調討論です。

森忠延さん(井戸書店)からは、震災を機にお客さんのことを考えるようになり、地域の中で必要とされることをやってきた、という地域の書店ならではの取り組みの報告がありました。

「アウトロー棚」をつくったり、移動式書棚を設けたり、論語教室を開催したり。
笑い話の中にある、お客さんを見て提供するものを変えようという姿勢に関心させられました。これは書店さんだけでなく、きっと図書館にとっても大切なものであるはずですね。

「我々は感動伝達人である」というミッションを掲げる井戸書店さんは、地元・神戸の書店さんです。近いうちに、必ず足を運ぼうと思いました。


もうお一人、吉成信夫さん(岐阜市立図書館長)のお話が、これまた素晴らしかったです。
図書館の門外漢であった吉成さんが館長となり、ごくごく真っ当な感性でもって、図書館を変えていこうとされているご報告でした。理念やモットー、「あしたのためのキーワード」を掲げ、地域の人びと、そして自館のスタッフと向き合ったこられた点に、強く共感させられました。

自分がボスだったらしたいと思えるようなことを、次々と実行された吉成さん。こんなボスの下で、働いてみたいです。(笑)


お二人のお話は、本当に素晴らしいものでした。詳細は、ツイートのまとめをご覧ください。
この後、多くのライブラリーが登壇した「マイクロ・ライブラリー活動発表」がありましたが、個々には紹介しきれません。そちらも、ツイートのまとめからご覧ください。



★分科会「本棚を持たないライブラリー」


午後は、分科会に参加しました。
「グラスまちライブラリー」さん「まちライブラリー@TTBB<Take a Trip with the Book & Beer>」さんの主催によるものです。

皆さんとは普段からお付き合いを頂いているのですが、いつもとても楽しそうに活動されている姿に惹かれ、この分科会を選びました。


メイン・コンテンツは、「あなたがもし本棚を持たないライブラリーを主催するなら」というワークショップでした。
固定の場所にとらわれず、自由に活動するライブラリーを開くとしたら・・・いろんな妄想(笑)に駆られました。


参加者みたいで付箋を貼って項目をピックアップし、「こんなことができたら楽しい!」と言いながら、ワークショップを楽しみました。参加者同士の交流もでき、とても素晴らしいワークショップになりました。

(参加者どうしで偶然おっさんチームができたので、山の中で酒を呑みながら本を楽しむおやじライブラリーの企画などができました)

企画くださったグラスまちライブラリーさん、まちライブラリー@TTBBさん、貴重な機会をありがとうございました!



★マイクロ・ライブラリーという試み


丸一日、このマイクロ・ライブラリーサミットという素晴らしい場を、満喫しました。磯井さんはじめ運営サイドの皆さん、参加された皆さん、ありがとうございました!

昨年も書きましたが、こうした小さな図書館の何がここまで私たちを惹き付けるのか、ということを考えます。
そこには、本を介した空間で起きる、人と人との出会いやつながりがあるのでしょう。だからこそ、こうした場でも参加者同士がこうも打ち解け合い、楽しむことができるのだと思います。

結局のところ、人を惹き付ける一番のコンテンツは、やっぱり人なのかな、と思ってもみたり。
大学図書館員同士では、なかなか取れない距離感の中で一日を過ごし、改めてそんなことをぼんやり感じました。



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

れいこが星になって、はや3年半が近づいてきました。
寂しさはますます募る一方で、きょーこの健やかな成長が、日々の喜びです。


この日は、勝手に椅子によじのぼり、私のPCを触ろうとしていました。
椅子がズルズルすべって、こんなアクロバティックな格好に。あと10秒以内に、確実に墜落する構図です。(笑)

このまま、元気にきょーこが成長してくれることを、願ってやみません。
れいこお姉ちゃんも応援してくれとるけんな、きょーこ!

2015-10-11

「本」と「読者」を大募集!「人物図書館 in 大阪」へお越しください!

(2015.10.25追記)
好評につき、定員を増やし、締切を延長しました!
詳細は、本文をご覧ください。(変更部分青字)


(2015.10.14追記)
会場がエル・ライブラリーに、決定しました!それに伴い、参加費を大幅に下げました!
詳細は、本文をご覧ください。(変更部分赤字)


今週は、大きな仕事を2つ終えました。
京都大学での大学図書館職員短期研修と、JLA地方講習会&石川県公共図書館協議会 図書館実務講習会、いずれも講師です。


オフィシャルな研修を中1日でこなすのは、私にとっても初の経験。疲れましたが、充実の日々でした!これらについては、追ってレポートしますね〜。



★お越しください、人物図書館 in 大阪!


さて、今回もお誘いです。
以下のとおり、「人物図書館 in 大阪」を開催しますので、ぜひご参加ください!「本」または「読者」の両方を募集しており、どなたでも歓迎です!

★人物図書館 in 大阪

【主催】
坂口雅樹(独立系図書館員、元・明治大学和泉図書館)
中村直美(愛知大学)
井上昌彦@空手家図書館員
【後援】 【開催主旨】
人物図書館とは、図書館員同士が少人数(10名程度)で食事をしながら「本」役の方の5分間スピーチに耳を傾けることで、相互理解・交流を深めるものです。発案者である坂口雅樹さんのもと、楽しいひとときを過ごしませんか?

今回の人物図書館は第4回となり、関西では初開催です。「本」と「読者」(=聞き手)の双方を募集しますので、ぜひ気軽にお申し込みください。
なお、最も多くの「読者」の関心を惹いた「本」には、賞品が送られます。

【日時】
2015年10月29日(木)19:00-21:00
【場所】
大阪梅田近辺(調整中、決定次第このページでお知らせします)
会場が、エル・ライブラリーに決定しました!
【参加資格】
図書館に関心のある方なら、どなたでも。図書館員の場合、特に派遣・委託の方など、専任でない方、大歓迎!(所属を公開しにくい方は、館種等のみでOK)
【定員】
14名(「本」5名「読者」9名、先着順)+幹事3名
20名(「本」5名+「読者」15名、幹事4名を含む)[先着順]
【参加費】
4,000〜5,000円(調整中)
2,000円程度(予定) [飲食代・アルコール代含む]
【お申し込み】
10月25日(日)27日(火)17時までに、karatekalibrarian@gmail.com宛メールにて。お名前・(支障のない範囲で)ご所属、「本」と「読者」のいずれで参加されるかをお知らせください。
(「本」は定員に達しましたので、「読者」のみ募集中です)


【「本」になる方へ】
「図書館に関することおよびその周辺領域」について、ストーリー性のある発表を5分間でお願いします。小道具等を使っても構いませんので、自由にお話しください。
(「本」という性格上、PC・プロジェクター等は用意しません)
なお、「本」になる方は、人前で話す機会をあまり持ったことのない方とします。
【「読者」になる方へ】
聞き役ですので、準備等は不要です。気軽に「本」を楽しみに、ご参加ください。
なお、「本」を読んだ後、質問タイム1分を設けます。聞きたいことがあれば、自由に質問できます。


(写真は8月24日に札幌で開催されたときのもの、坂口雅樹氏提供)

なお、本件はエル・ライブラリーブログでも紹介されていますので、併せてご覧ください。内容についてイメージしにくいようでしたら、上記メルアドまで、気軽にお問い合わせください。




★(お願い)会場の情報提供について


実は、まだ候補となる会場を探せていません。
以下の条件で探していますので、どなたかお心当たりがあれば、ぜひ教えてください。

  • 大阪梅田近辺であること
  • 合計17名が飲食しながら話すことができる個室のあるレストラン等
    (居酒屋の仕切り程度では、騒がしいため話が難しいです)
  • アルコールも含めて、上記金額に収まること
  • 予約できること

予約はこちらでしますので、「ここ、どうやろ?」だけ情報提供頂ければ幸いです。
なかなか条件に合う場所を見つけられず、困っています。ぜひ情報をお寄せください!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

秋は、運動会の季節ですね。私たちにとっては、いささか気の重い季節です。
2011年の秋、発病して3ヶ月あまりのれいこは、半身の麻痺を押して出場するとききませんでした。

先生や仲間に助けられ、リレーに出たり組体操に入れてもらったりしました。
今も運動会の放送が近所から聞こえると、あの日のれいこが甦ります。不自由な体で、懸命に頑張ったれいこ。


元気な頃のれいこは、足も速く運動会でも頑張っていました。
この写真のように、家でも運動会の体操などを練習していたものです。



いつかきょーこが、れいこの分まで元気に運動会で大暴れしてくれることを、願っています。

ガンバレ、きょーこ!
大好きなお姉ちゃんが、ついとるで〜!

2015-10-04

【どなたでも歓迎!】第10回 関西ライブラリアンおもてなし会

昨日の記事に続き、今日もまたお誘いです。
私的な、そして小じんまりしたライブラリアンの交流会にいらっしゃいませんか?どなたでも歓迎です!




★第10回 関西ライブラリアンおもてなし会


10月13〜14日に、神戸大学にて「HORIZON2020によるオープンアクセス政策とオープンサイエンスの国際的課題」と題したシンポジウムが開催されます。

これに参加するため関西へ来る友人方を囲んで、みんなで一緒にご飯を食べよう、という企画を立てました。
関西ライブラリアンおもてなし隊主催・第10回おもてなし会として開催します)

以下のとおり開催しますので、ご参加くださる方を募ります。
(おもてなし隊員でなくても)どなたでも歓迎ですが、小じんまりした気軽な集まりとしたいため、ここで募集するのは最大4名とします。

★第10回 関西ライブラリアンおもてなし会

【主催】
関西ライブラリアンおもてなし隊
【開催主旨】
今回のゲストは、NII高橋ななこさんと、一橋大学の藤村ゆかさんです。せっかくの機会、お二人を囲んで交流の場を設けたいと思います。他に上記シンポジウムのため関西に来られる方がいらしたら、そちらも大歓迎!
10名程度の小じんまりした場にしますので、どなたでも気軽にお越しください!
【日時】
2015年10月12日(月・祝)19:00-(遅刻・早退でも歓迎!)
【場所】
NOEN DINING 八百屋農園(阪急三宮駅西口から徒歩4分)
(井上の名で予約)
【参加資格】
図書館に関心のある方なら、どなたでも。図書館員の場合、特に専任でない方、派遣・委託の方を大歓迎!(所属を公開しにくい方は、館種等のみでOK)
【定員】
最大4名(先着順)
【参加費】
3,500円(税込)
【お申し込み】
10月10日(土)までに、karatekalibrarian@gmail.com宛メールにて。お名前・(支障のない範囲で)ご所属をお知らせください。


皆さん、ゲストお二人を囲んで、楽しい時間を一緒に過ごしませんか?仲間とのひととき、楽しいですよ。
お一人でも、お立場にもよらず、大歓迎です。どうぞお気軽に!



★「関西ライブラリアンおもてなし隊」隊員も募集


ちなみに、関西ライブラリアンおもてなし隊では、隊員も募集しています。運営の主旨をご理解の上、いつでも気軽にお申し込みください。

現在は50名あまりの隊員がいて、ときどきこうした場を設けています。隊員になっても、こうした場への参加は任意ですので、お気軽に。
(ただし出欠表明することだけは義務化していますので、その点はあらかじめご了承ください)



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

とにかく連日「イヤイヤ」を言い続ける、きょーこ。
このところ、お母さんがいない日は、特にそれが激しい気がします。


昨日も妻が残業だったのですが、とにかく寝る前に「イヤイヤ」の嵐。服を着るのもイヤ、オムツもイヤ、寝るのもイヤ、アンパンマンの動画を見せてもらえないのもイヤイヤ。

ギャンギャン泣いて泣いて、もうお手上げでした・・・。最後は泣き寝入りしてしまったのですが、私の方が泣きたいくらい。
きょーこはお父ちゃんっ子のようにも思うのですが、なかなかうまくはいきませんね・・・。

ですが、れいこの連日の夜泣きを乗り越えたお父ちゃんとして、きょーこのイヤイヤにも、頑張って付き合おうと思います。

れいこ〜、お父ちゃんを応援してや!

2015-10-03

今年も大学図書館職員短期研修で講師をします!
(実は呑み会のお誘い)

(2015.10.5 追記)
10月7日(水)の懇親会エントリーフォームは、こちらです!参加をお考えの方は、事前にお申し込みください!


今日は、講師をするお知らせにみせかけた、呑み会のお誘いです。(笑)
研修や勉強会を機に、ライブラリアンの輪を広げていければ、と思っています。




★今年も大学図書館職員短期研修で講師をします!


大学図書館員の皆さんならご存じ、大学図書館職員短期研修。今年もその短期研修で、お話をさせてもらえることになりました!
受講生のアンケート結果など諸々を勘案し、数年講師依頼が続く場合もある、と伺ってはいました。が、改めてご依頼を頂き、非常に嬉しく光栄に感じています。

講義は、昨年と同じ「大学図書館員のスキルアップ法」です。
昨年のお話をベースに、ブラッシュアップしたものにしています。ちなみに、昨年の様子はこちら(西日本会場東日本会場)。

全国から集まる若手ライブラリアンに対し、自分の思いを伝えられる機会を頂けることは、本当に嬉しいことです。
こうしたことは、私自身のミッション・行動指針に掲げていることそのものですから、頑張りたいと思います。

実は、西日本会場は、もう来週に迫っています。今年も受講生の中に知人が大勢いらして、だいぶ緊張感が高まってきています。(笑)
ご参加の皆さん、事務局の皆さん、よろしくお願いします!



★実は呑み会のお誘い


今日の話は、ここからが本番です。
当日の夜は私的懇親会を開催するよう、段取りしてもらっています!

いずれも私の講義当日ですので、受講生の皆さん、関係者の皆さん、そして近隣の皆さん、ぜひご一緒しませんか?
(要は、誰でも参加できる呑み会をします。これをダシに、受講生や自分自身の交流の場を広げたいと思います)

  • 西日本会場
    10月7日(水)、京都大学附属図書館付近にて。
    少し開始が遅くなりますが、ku-librarians勉強会(18:30〜20:30、どなたでも参加歓迎)終了後、「短研受講者・講師・京大職員ほかの交流会」として開催します。ぜひ、勉強会と併せて交流会にご参加ください!
    (勉強会には参加せず、交流会のみに参加しても構いません。私は、勉強会にも参加します)

  • 東日本会場
    12月2日(水)18:30頃、国立情報学研究所付近にて。

いずれも、詳細は調整中です。決まり次第、このブログにアップしますので、ご確認ください。


【ご注意ください!】

懇親会は、いずれも事前申し込みをして頂く必要があります(勉強会は、申し込み不要)。
京都会場は開催間近ですので、お申し込み期間をごく短時間しか設けられそうにありません。参加をお考えの方は、このページが更新されていないか、こまめにご確認ください。
(キャッシュが残っている可能性もありますので、ページを再読み込みすることをおススメします)


(2015.10.5 追記)
10月7日(水)の懇親会エントリーフォームは、こちらです!参加をお考えの方は、事前にお申し込みください!


どなたでも歓迎ですが、特に受講生の皆さん!ぜひぜひ、ご参加ください!
研修は単なる知識習得の場ではなく、仲間をつくる場でもあります。ぜひ、全国の皆さんや講師陣と仲間になりましょう!

当日も講義でお話ししますが、昨年この研修がきっかけで生まれた、素晴らしいつながりの事例もあります。受講生の皆さん、ぜひ!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

すべての親に訪れる高いハードルの一つに、わが子のトイレトレーニングがあります。小さい子に、トイレで用を足すことを教えるのは、意外に大変なことなです。


最近これがきょーこの「いいお顔」


わが家も、少し前からきょーこのトイレトレーニングをしていました。
そしてとうとう、きょーこはトイレでおしっこをすることに成功しました!最初は保育園で、そして翌日にはわが家でも大成功!

これを記念して、わが家は9月30日をトイレ記念日に認定します。(笑)
えらいぞ、きょーこ!すごいぞ、きょーこ!

きっとお空で、れいこお姉ちゃんも喜んでくれとるよ〜。