2015-10-18

ソーシャルメディアを使って、貴館では何をしたいんですか? (石川県立図書館で講師をしてきました!)

このところ、イベントのお誘いが続く、このブログ。
皆さん、ぜひ「人物図書館 in 大阪」「東京で『空手家ライブラリアン』井上昌彦さんを囲む会」にお越しください!


特に「人物図書館 in 大阪」は、会場がエル・ライブラリーに決まり、参加費が半額以下に変更されましたので、ぜひ!



★石川県立図書館さんにお招き頂きました!


さて、本題です。先日、石川県立図書館で講師をしてきました。
これは、日本図書館協会 地方講習会と石川県公共図書館協議会 図書館実務講習会(長!)を兼ねて、開催されたものです。


北陸方面の皆さんとは今まで、直接のご縁はありませんでした。
ですが今回、ソーシャルメディアというテーマで講師を探されていたときに、昨年私が愛知図書館協会さんでこのテーマの講師をしたことをお知りになり、お招きくださいました。

知人から推薦があるのも嬉しいことですが、こうして今までご縁がなかったところからお招き頂けるのも、本当に喜びひとしおです。



★お話しした内容


当日の内容は、愛知県図書館協会さんでお話しした内容のブラッシュアップ版です。
図書館が、そしてライブラリアン個人がソーシャルメディアを活用していこうとする際、考えるためのヒントにしてもらえる話をしました。



(所属を伏せる等、公開用に微調整しています)


話のポイントとしては、以下の点でしょうか。
  • 図書館でソーシャルメディアを使うときは、それを使って何をしたいのか、まず考えるべき。
    誰にどうしたいのか、どうしてもらいたいのか。それがあって、初めてどうソーシャルメディアを使うか決まる。
  • 組織として運営するのであれば、内容だけでなく、ガイドライン策定・決裁方法・リスク回避等も併せて考えるべき。
  • 個人でもソーシャルメディアを活用し、ライブラリアンどうしつながり、一緒に成長するためのツールとして活用するべき。


私の話の後は、地域の図書館による導入事例を簡単にご報告頂きました。
それに続き、講演や事例報告をもとに、グループ討論を行って頂きました。グループ討論が始まると、それまで以上に参加者の目が輝き出し、熱く語り合う光景が見られました。

(どこでもだいたいそうなのですが、私の話のときより、明らかに会場の熱気が高まります(苦笑))

終了後、各グループによるシェア発表をして頂きました。
そしてこの日の総括として、学んだことで明日から実践することを全員に、グループ内で発表してもらいました。どんなにささやかであっても、お一人ずつの決意が表明されたことに意味があると思います。



★この研修のねらい


この研修では、私はメイン講演の講師としてだけでなく、石川県立図書館さんと一緒に研修全体のプログラムを企画したり、当日の進行もしたりしました。

グループ討論や、明日から実践することの決意表明などは私の提案を受け、先方が快諾くださったものです。石川県立図書館さんの懐は非常に深く、この研修はほぼ私の思うようにさせてくださいました。



私の研修はいつも、単に知識を伝えることを目的とはしていません。
結局のところ、図書館をよりよいものにするには、自分たちで考えるしかありません。ですから私の研修は常に、ご自身で考えるためのヒントに過ぎません。

参加者の皆さん、ぜひそうした点も意識して振り返り、今後に活かしてくださればと思います。今回の研修が、ご自身で図書館を考えるきっかけになれば、本当に嬉しいことです。

ご参加くださった事務局の皆さん、貴重な機会を与えてくださった石川県立図書館の皆さん、本当にありがとうございました!


最後に、併せてご紹介です。
石川県立図書館さんは、最近ソーシャルメディアを開始されました。Twitter@iskw_preflibfacebookページがありますので、皆さんぜひフォローをお願いします!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

きょーこはとても、料理好き。
いつも、お母さんの料理を横から覗き込んでいます。背が届かないので、椅子を持って来てよじ上っては、お母さんの様子を眺めています(墜落しそうで、私たちはヒヤヒヤ)。


最近はお手伝い(?)をしてくれることも多く、この日はお魚に塩をかけてくれました。
きょーちゃん、早くれいこお姉ちゃんみたいに、お母さんを助けてあげられるようになりや〜。

お父ちゃんお母ちゃんも、れいこお姉ちゃんと一緒に、応援しとるけんな!

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