2011-10-03

病気と明るく強く闘う、れいこ
【第96~97日目: 10月1~2日(土~日)】

6月28日に始まったれいこの闘病記、96~97日目です。
(初めての方は、まず初日・6月28日のエントリーをご覧ください)


<●お願い>

このブログには、れいこに関する情報を、ほぼそのまま掲載しています。
一方で、れいこの回復が厳しいこと、余命まで告げられたことは、本人には伝えていません。
れいこに話しかけて頂く際はもちろんですが、れいこに接する可能性のあるお子さん方にお話される際、ご配慮をお願いします。

お子さん方には、「れいこが頭にできた、悪いできものと闘っている。治るまでには、まだだいぶかかりそう」といった言い方にして頂ければ、幸いです。

「命が危ない」、「余命1~2年」といった部分については、特に配慮ください。れいこのためにも、お子さん方のためにも。

このような危惧をしつつも、あえてブログでの情報発信を行っています。皆さまのご配慮・ご協力をお願いいたします。



○運動会!

10月1日(土)は、れいこの小学校の運動会でした。
ここ数日、体調不良と副作用に悩まされていたれいこですが、元気に参加することができました。

(実は当日も、朝3時頃に胃痛で起きて、苦しんでいたのですが・・・朝方には痛みが引いてきましたので、参加することにしました)

(写真中央)先生に補助されながら、ラジオ体操をする、れいこ。



なかなか自由に動けないれいこのために、先生方がいろいろとご配慮くださいました。
騎馬戦はさすがに参加できませんでしたので、騎馬戦の太鼓係をさせてもらいました。

座って太鼓を鳴らす、れいこ。



また、放送係もやらせてもらいました。
リレーなどに合わせ、紹介のアナウンスや実況中継などを行いました。

かなり緊張していた、れいこ(笑顔は全くなし)。



そして、リレーにも参加させてもらうことができました。
れいこは、第1走者でした。みんながトラックを1周するところ、れいこは10メートルほどを走りました。



もちろん順位は、予想どおり、ダントツのビリです。(笑)
ですが伴走の先生に支えられ、れいこは最後まで走り切りました。

運動会の前には、リレーに参加するかどうか、先生はれいこに尋ねてくださいました。
言ってみれば、大勢の前で体が不自由であることを披露することにもなるので、配慮してくださったのでしょう。

質問されたれいこは、走ると即答したそうです。
正直なところ私は、れいこが走るのを嫌がるのではないかと、思っていました。でもれいこは、全くそんなことは考えなかったようでした。
「そりゃあ、リレーがあるんだから、走りたいよー」とサラリと言った、れいこ。空手で鍛えた心の強さを、垣間見た思いです。


そして、運動会を締めくくるのは、花形競技・組体操です。
左半身が麻痺していますので、先生方と相談の上、できる範囲で本人がやれるだけの参加、ということにしていました。
れいこも事前に、「先生に助けてもらいながら、ちょっとやるだけ」と聞いていたのですが・・・。

始まってみて、驚きました!
左手はほとんど挙げられず、歩くこともままならないれいこが、全体を通して組体操に参加していたのです!













もちろん、先生が終始支えてくれていて、ピラミッドのような部分からは、外してもらっています。
ですが、半身が麻痺しているれいこが懸命に、みんなと一緒に頑張っている姿!そのひたむきな姿には、本当に、本当に胸を打たれました。
<これを書きながら、また泣けてきました・・・。


自分で歩いて、胸を張って退場しました



いろんな、いろんな思いがあります。

脳腫瘍を宣告されたときは、こんな日が来るとは思っていませんでした。
大阪に転院したときには、れいこが家に戻ることすらないかもしれない、と覚悟して送り出しました。
2度の頭の手術を乗り越え、何とか学校には戻れたものの、運動会直前には嘔吐や連日の腹痛で、出場も危ぶまれました。

そのれいこが、今こうして、みんなと一緒にここにいること。
大きなハンディキャップを背負いながらも、みんなに支えられ、懸命な姿を見せてくれていること。


残念ながら、この思いを伝えるだけの言葉を、私は持っていません。
胸中、お察し頂ければ幸いです。


終了後、れいこを強く強く、抱きしめてやりました。



○感謝

お伝えしておきたいのは、私たち一家の感謝の気持ちです。

運動会に参加できたのは、何より学校の先生方のご配慮のおかげです。
私たち両親との相談はもちろん、事前に大阪の病院にまで足を運んでくださり、主治医とも打ち合わせをしてくださいました。
その上でれいこ本人とも相談を重ね、できることは目一杯参加させてくださいました。

運動会当日も担任の先生を中心に、れいこをしっかりサポートしてくださって、れいこが楽しめることはもとより、安全面での配慮も十分になさってくださいました。
各競技、特に組体操では先生も文字通り泥だらけになって、れいこを支えてくださいました。

まずは一番に、先生方に感謝の気持ちを伝えたいと思います。




そして、大勢の知人・友人の皆さんにも、支えられました。
ブログやTwitter、メールなどで、多くのコメントを頂き、れいこだけでなく私たちが勇気付けられました。

何名かの方々は、れいこのためだけに、わざわざ運動会へ足を運んでくださいました。
また、当日出会った大勢の皆さんが、れいこのことを気にかけ、私たち親子に声をかけてくださいました。
リレーのとき、組体操のとき、れいこに送って頂いた声援は、私たちにも届いています。


そして、クラスの子どもたち。
実際のところ、れいこが競技に参加することで、クラスメートには負担をかけていることでしょう。得点も付ける紅白対抗試合ですから、れいこが参加する競技は、ポイントの上で不利になることは明らかです。

ですが子どもたちは、誰一人不満も言わず、れいこを応援してくれました。
ごく自然にれいこの手を取ってくれたり、みんなで頑張ろうと言い合ってくれたり。
れいこのパートナーになっていた子は、れいこに向かって「もし運動会に来なかったりしたら、ぶっ飛ばすからね!」と言ってくれたそうです。

誰一人れいこの参加を厭わなかったということ、こうして支え合う姿を、親としてだけではなく、一人の人間として嬉しく思います。


先生方、知人の皆さん、れいこのクラスメートたち。
皆さんのお気持ちが、本当に嬉しいです。
この気持ちはれいこにも届いていますし、これがきっと病気に打ち克つエネルギーにもなると思います!

皆さん、本当にありがとうございました!



○この2日間、よろず話。

れいこは、よほど疲れたのか、夕方布団にもぐり込んで、2時間ほども昼寝をしました。
それでも寝足りなかった様子で、夕食をほんの少し口にしただけで、20時には寝てしまいました。


そうそう、かくも感動的だった運動会ですが、残念ながらお兄ちゃん・シューイチローは、応援できませんでした。

ちょうどこの日、陸上部の大会があり、シューイチローは競技デビューを果たしました。
400メートルリレーで参加し、チームの成績は今一つだったようですが、シューイチローにとっては、記念すべき日になりました。


翌日の日曜日は、泊まっていた愛媛の爺婆と、楽しい時間を過ごしました。

トランプをしたり。


家族麻雀をしたり(れいこは、麻雀の見習い中!)。


絵描きしりとりを、したり。


最後の絵描きしりとりは、「絶対にブログに載せちゃダメ!」というお婆ちゃんのお達しがあったのですが、当然無断で掲載します。(笑)
<お時間のある方は、拡大画像で何を描いているのか、当ててください。(笑)


お爺ちゃん、お婆ちゃんがわざわざ愛媛から来てくれたことで、れいこも余計に頑張ることができたようです。
お爺ちゃん、お婆ちゃん、ありがとう!また来てやってね~。




<●最後に、れいこへ。>

れいこへ。

運動会、お疲れさん。本当に、本当にいい運動会やった。
最近、ご飯もほとんど食べられておらんけん、ずいぶん疲れたやろうなあ。




運動会のれいこの頑張りには、地域の皆さんからも、温かい言葉を頂いた。
れいこの一生懸命な気持ちは、みんなにも伝わっとるんよ。

お父さんは、お前のことを、誇らしく思う。
今までもずっと、れいこのことを大好きやったけど、今日でもっと大大大好きになった。


お父さんたちはもちろん、他のみんなも勇気付ける、れいこの姿。
みんなを感動させた、れいこのチカラを、病気相手に発揮して欲しい。来年の運動会は、先生に組体操を座って見せてあげんとな。


この感動の涙を、病気にも打ち克って、もう一度流させてくれ。
お前ならできるで、れいこ。


 

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