2022-03-13

帯が人を育てる

春の気配が、感じられるようになってきました。春は転職・異動も多く、新しいチャレンジの季節ですね。

イメージ画像:春の公園


★「帯が人を育てる」という言葉

武道の世界に、「帯が人を育てる」という言葉があります。
(武道では、審査を経て級・段が上がるごとに、帯の色が変わります。例えば、有段者は黒帯ですね)

上の帯になることでその自覚が周囲に目を向けさせ、技術にとどまらず、より人として成長させる、といったところでしょうか。
審査を目標とすることで、自分を見つめ直したり、稽古を重ねられたりする側面もあるでしょう。



★図書館界では?

では、これを図書館界に当てはめれば、どうでしょうか?

図書館界ではよく「現場が好き」、「ずっと本に触る仕事をしていたい」、「カウンターで利用者さんを喜ばせたい」といった言葉を耳にするように思います。

こうした言葉は、本が好き、人のために貢献したい、といった図書館員気質をよく表していますね。
私的な印象ですが、好きでこの仕事をやっている人が多く、昇任などにあまり関心がない方も多いと思います。


しかし考え方によっては、これらは上の帯に上がる可能性、すなわちチャレンジの可能性を自ら閉ざしている、とも言えます。

例えば貸返に担当者として専念しているうちは、利用サービス全体を同じように考えることは、難しいかもしれません。
ですが利用部門のリーダーになれば、レファレンスなどを含めた利用サービス全体に目が向き、今までとは違う気付きがあるかもしれません。

一担当者であれば、係長やサブリーダーになってみないと判らないこともあるでしょう。
係長やサブリーダーなら、課長補佐や現場リーダーの視点を、まだ持っていないかもしれません。
課長補佐やサブリーダーになっても、課長や統括にしか見えない景色があるはずです。


結局のところ、図書館界であろうと武道であろうと、同じことですよね。
立場が変われば、必然的にそれに応じた考え方や立ち振る舞いができるようになり、見合った成長も十二分に期待できることでしょう。

例え少人数であっても、同僚や仲間のリーダーになることで、きっと今までと違う学びがあるはずです。それが自身の成長につながり、図書館のため、ひいては利用者さんのためになるでしょう。

もちろん、上に書いたような現場志向を否定する訳ではありません。
ただ、図書館員にとっても、「帯が人を育てる」という言葉を考えてみる価値はあります。機会に恵まれれば、上の帯にチャレンジしてはいかがでしょうか?

(※雇用形態によっては、なかなかチャンスに恵まれないことも、よく承知しています。配慮に欠けた書き方がありましたら、ご容赦ください。ですが人生で思いがけないチャンスが訪れるのは、前向きに頑張っている人だと思います)



★かく言う私も

18年も打ち込んだ空手で黒帯を締めなかったことが自分の拘りでもありましたが、今は「帯が人を育てる」ことを、前向きに考えられるようになりました。

実は私も春から仕事で、違う帯を締めることとなりました。迷いましたが上の帯を締めるべく、試験にチャレンジした結果です。

自分が至らないことは承知していますが、心機一転、自身の新たな成長につなげるべく頑張ります。
幸い私は、仲間に恵まれています。みんなで学生さんたちのため社会のため、よりよい図書館を作っていきます!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

春は、闘病中だったれいこの具合が急に悪くなった季節。この時季はれいこのことがよく思い出され、メンタルではちょっとしんどい井上家です。


この時季、「れいこと一緒のクラスだった子たちは、どうしてるやろ」とよく思います。れいこを支え一緒に闘ってくれた、素晴らしいクラスメートでした。

下の写真は、れいこが星になった後の運動会のときのものです。
クラスで申し合わせて、れいこの「玲」の字を、全員が体操服に縫い付けてくれました。

体操服に縫い付けられた「れい」の字

みんなも、もう二十歳。ほとんど会えなくなったけど、どうしているのでしょう。
れいこのことをずっと忘れずにいて欲しい、と強く願います。

れいこの同級生のみんな、そして親御さん、よかったらまた「れいこパーティー!」に来てください!毎年5月頃にはこのブログで案内するので、ぜひ!


2022-02-13

学生さんたちに伝えたいメッセージは?

なかなか、コロナ禍の収束の気配が見えませんね…。
あれほど意気込んで始めたグレイシー柔術も、以前からやっている空道(くうどう)も、感染対策で自主的に休むことにしました。(号泣)

皆さんも、くれぐれもお大事に!

イメージ画像:動物園の広場


★初チャレンジ

先日、かねてからお付き合い頂いている先生より依頼を頂き、司書課程の授業で講師を務めました。
よく考えれば私、司書課程はもとより学生さんたちにお話しすること自体、初めてでした。自分でも意外!

(もちろん、勤務先では別です。頻繁に講習会を担当してきましたし、学内イベント院生会などで、何度もお話ししました)

司書課程で非常勤講師(半年/通年)をやらないか、とよく各所からお誘い頂きますが、継続的に実施することが難しく、お断りしてきました。
今回は1回限りの講師でしたので、今までの分も気合を入れ、チャレンジを決めました!


★何を伝えるか?

先生は今回の講演を、図書館やその関連領域への意識を高めつつ、資格とキャリアを考える契機としたい、とのことでした。
受講生は司書課程ながら、全員が図書館や関連業種への就職希望という訳ではないことも、理由の一つのようです。

ここで、はたと考えました。
たった1コマで、まだ二十歳前後の、しかも図書館志望とは限らない学生さんたちに、どんなメッセージを送ればいいでしょう?


先生と相談を重ねた結果、図書館の意義や重要性の説明は「全て」割愛し、キャリアなどの観点から講演の狙いを以下の3点に絞りました。

  1. 図書館界の厳しい現実を知ってもらう
  2. そのような環境下でこれから図書館界で必要とされる人材について、自分なりに考えてもらう
  3. 図書館を題材にするものの、他分野に進む人にも役立つに話をする

図書館の重要性について話さないことは苦渋の選択でしたが、それによって最も大切なメッセージをより強く伝えられる、と考えました。

当日のPCスタンバイ状況


★私からのメッセージ

講演の結びとして、学生さんたちには以下のメッセージを送りました。

  • 図書館界に限らず、社会には自分で成長する人材が必要
  • そのために、学び、人とのつながり、自分なりの価値観を持つことを大切に
  • 人生にあるのは、成功と経験だけ(失敗なんてない!)


例によって、スライドは補助程度としました。聞き手の反応を見ながら、即興の自分の言葉で伝えることを大切にしました。
時間が限られているため、各スライドに関連した自分のブログ記事へのQRコードを貼り付け、読んでもらえるようにもしました。

最後に、学生さんたちに以下の質問をしました。

  • 「あなたは、どう働きたい?」
  • 「あなたは、何を実現したい?」
  • 「あなたは、どう社会に関わりたい?」
  • 「あなたは、どう生きたい?」


学生さんたちがこれからどう仕事に向き合い、どう生きるのか、ご自身で考えてくだされば、この上ない喜びです。



★感謝

ご出席くださった皆さん、貴重な機会をくださった先生、事務局のKさん、ありがとうございました!
学生さんたちが話を受け止め、真剣に考えてくれる様子が伝わってきて、とても嬉しかったです。

講演は私のミッションに即したものでしたが、私自身が考えさせられる機会となりました。私もほんの少し、成長できたように思います。

皆さんには、感謝でいっぱいです。ありがとうございました!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

先日、れいこの愛犬・ラッキーが10歳になりました。


れいことラッキー

皆さんは、「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」をご存じでしょうか?
「難病と闘っている子どもたちの夢をかなえ、生きるちからや病気と闘う勇気を持ってもらいたい」と設立されたボランティア団体です。

10年前、闘病中だったれいこは「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」から支援頂けることになり、「赤ちゃんチワワと暮らしたい」という「夢」を伝えました。

そして我が家に来てくれたのが、このラッキーです。

ほんの短い間しか一緒にいられませんでしたが、れいこはラッキーが大好きでした。
特に初顔合わせ、緩和病棟へのラッキーのサプライズお見舞いのときは、本当に嬉しそうでした。


れいことラッキーが一つ屋根の下で暮らせたのは、ほんの数日です。
そのためラッキーとの日々は、ほぼそのままれいこのいない日々でもあります。また、その10年の大半は、きょーこの誕生や成長の日々とも重なります。

そのラッキーが、はや10歳。
嬉しくもあり寂しくもあり、複雑な気持ちです。


■私的なお願い

上記のとおり、「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」は、難病の子供たちやその家族を支援する団体です。よろしければぜひWebサイトをご覧頂き、同団体を知って頂ければと思います。

一昨年、れいこの二十歳のバースデーを機に、れいこが残した貯金をすべて、同団体はじめ病気の子供を支援する団体に寄付しました
(他に、ビーズプログラムで応援頂いたシャイン・オン!キッズさんなど)。

お祝い金やお年玉など、れいこが大切に貯めていたまとまったお金でしたが、同じように病気と闘う子供たちの応援に充てられ、れいこも喜んでいると思います。

皆さんがこうした団体を知ってくださり、可能な範囲で応援くだされば、非常に嬉しく思います。


2022-01-22

50歳になった図書館員がグレイシー柔術、始めたんかい!

「え!?そのお歳で格闘技ですか…!」
…と言われることが、増えてきました。そうですよね、私も50歳ですから、驚かれても仕方ないですよね。

今年の抱負で、そんな私がグレイシー柔術に入門したことにも触れました。
予想していましたが(笑)、皆さんから一番反応があったのは私の図書館活動についての目標ではなく、グレイシー柔術でした(やっぱりね!)。

50歳になって、新たな格闘技に挑戦したことが、驚かれたのでしょうか。それとも、空道(くうどう)とグレイシー柔術とに、同時に取り組むことが驚きだったのでしょうか?

ともあれ反応の多いネタですので(笑)、改めて単独の記事にしてみました。よかったら、ご一読を(図書館とは全く関係ないです…)。

グレイシー柔術の道着


★グレイシー柔術って?

多くの人は、「グレイシー柔術って何?」と思っているでしょうね。(笑)

グレイシー柔術は初耳でも、「ブラジリアン柔術」なら聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
ブラジリアン柔術は、寝技・関節技・締め技(いわゆるグラウンド)を中心とした格闘技です。スポーツとしても普及しつつあり、日本での競技人口も3万人にも達するとか。

ご存じない方は、以下のイメージ動画をどうぞ(適当に見つけた動画で、特定団体等の推奨ではありません)。



そしてグレイシー柔術はブラジリアン柔術の一つであり、かつそのルーツ、本家といったところでしょうか。以下の動画で、特長を紹介しています(同上)。



念のため言っておきますと、「柔術(じゅうじゅつ)」であり、「柔道(じゅうどう)」ではありませんよ!
柔道は投げ技が主でグラウンドが従、といった印象ですが、ブラジリアン柔術は逆のイメージです。



★その魅力

私にとってのグレイシー柔術は、特に以下の点で魅力的です。

  • 数百とも数千とも言われる技があり、攻防いずれにおいても高度な技術体系が確立されていること。
  • 肉体的な強さ以上に技術、そして読み合いや心理戦のウェイトが高いこと(その性格から、「体を使ったチェス」などとも言われます)。
  • 特にグレイシー柔術は、スポーツとしてのブラジリアン柔術と比べストリートでの護身も重視しており、より実戦に即していること(稽古は、試合の技からではなく、何と護身術から始まります!)。

当然ながらまだ白帯なのですが、稽古が楽しくて仕方ありません。
道場のない日も、一人でイメトレをしたり、ムーブ(基本動作)をしたりしています。先日などは、(手元だけ)袖車絞という技の練習をしながら歩いていたら、同僚に目撃されてしまいました…。(恥)



★入門のきっかけ

私は長年取り組んだ空手を離れた後、3年ほど前に空道(くうどう)を始めました

空道は着衣型総合格闘技と言われ、突きや蹴りといった打撃(頭突きや金的まで!)はもちろん、投げ技やグラウンドもOKです。

空手出身の私は、突きや蹴りには多少下地がありますが、グラウンドは素人でした。空道に入門し多少稽古をしましたが、入門後1年余りでコロナ禍となり、グラウンドは素人同然のままでした。
ですので、この2年間は「グラウンドの稽古をしたい!」と思い続けてきました。


そんな中、思いがけないチャンスが訪れました。私の住む街に、グレイシー柔術の道場ができたのです!

グレイシー柔術と言えば、グラウンドの最高峰!空道とグレイシー柔術を同時に学べば、相乗効果でより強くなれること、間違いなしです。
しかも家の近くですから、仕事や家庭との両立がしやすく、かつ(空道と違い)人の多い大阪方面へ行かなくて済みます。

これはもう、見に行くしかないですよね!?プレオープン初日に見学に行き、即日入門しました(一般部の入門第1号!)。

わし道着姿


★何で格闘技?

何でいい歳にもなって格闘技をするのか、とよく聞かれます。

その答えは、単に強くなりたいからです。
競技者として上達したいのではありません。私は大会のトロフィーに興味はなく、ただ単に強くなりたいだけです。試合会場でではなく、道端で闘ったときに強くありたいです。(笑)

よく考えるのは、万一不当な暴力におびやかされ回避不可能なとき、家族を逃す時間を作れるか、ということです。
空手しかやっていなかった頃は、組みつかれたら負けと不安でしたが、グレイシー柔術で稽古をすれば、この不安からも解放されそうです。

とは言え、空手時代の師範代には、「金出せ、と言われたら、有り金全部出したらいい。誰にもケガさせず、自分もケガしない」と言われました。空道の師範代にも、「向こうがケンカ売ってきて相手に勝っても、社会的には負け」とも教わりました。

私は尊敬する先生方の教えを受け、道端で難癖を付けられても手を出したりせず、「誰か、警察呼んでー!」と大声をあげるつもりです。が、それはそれとして、やっぱり強くなりたいです。(笑)

何でしょうね、この気持ち?(笑)
ともあれこれからも、自分史上最強を日々更新するべく精進します、押忍!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

剣道・空手・空道・グレイシー柔術と、私も四半世紀以上格闘技をやってきましたが、その中でも最も楽しかった思い出は、れいこと空手に打ち込んでいた日々です。

れいこの空手着姿

れいこは不器用だったものの、とにかく何でも頑張りさんでした。
センスもありそこそこ強かったものの練習はしたがらないのお兄ちゃんに対し、あまり結果が出なくても、一生懸命稽古に通っていた、れいこ。

二人で道場に通った思い出は、本当に私の人生の宝物です。
本気で闘う父の姿をれいこに見せようとした現役復帰試合も、忘れることができません。れいこに自転車で伴走してもらい、走り込んだことが思い出されます。


れいこ、空手に打ち込んどった頃のこと、覚えていてくれとるかな?こんな宝物をくれて、本当にありがとうな。

お父ちゃんは、れいこと一緒に過ごした日々のこと、忘れんけんね。お父ちゃんは今もれいこのことが、大大大好きやけんな〜!


2022-01-10

2021年の私的振り返りと2022年の抱負

皆さん、今年もよろしくお願いします!
今日は毎年恒例、昨年の振り返り&今年の抱負を(今日は、「たった2分で読める」量ではありません)。

イメージ画像:公園


★昨年の振り返り

一昨年に続き、昨年もコロナ禍で不完全燃焼の一年でした。
予想していたものの、リアルに人に会えないというのは、厳しかったですね…。昨年掲げた目標への取り組みも、今一つでした。

私は昨年、以下の3つの目標を掲げていました。

  1. ポジティブ心理学の図書館活動への落とし込み
  2. 人を「明るく楽しく前向きに!」するスキルの習得
  3. 65歳までのライフプランを検討

1.については、あまりうまく実践できませんでした。
ポジティブ心理学実践インストラクターになって以来、ブログを通じて発信したいと考えていましたがなかなかできず、リアルな場は機会を持つこともできませんでした。
ポジティブ心理学の勉強は続けていますので、2022年も継続して取り組み、新たな方法を考えます。

2.については、「ほめる達人」(以下、「ほめ達」)になったことが一番の成果です。一昨年から取り組んできた結果、同検定一級(日本に500人余り!)に合格できました。
「ほめ達」は、日ごろ見過ごされがちな小さな良い行動に気づき、口に出してほめることで、その人や組織を輝かせるものです。今年も「ほめ達」として、家庭や職場、コミュニティをより良いものにしていきます。

3.については、まだまだあれこれ悩んでいるところです。
もう少し時間をかけて取り組み、お伝えできるようになったら、また当ブログでご報告します。

以上3点、目標に対し成果は今ひとつでした…。自分で決めたのに満足な成果が得られなかったのは、ひとえに私自身の甘さゆえです。今年は頑張りませんとね!


(ついでに)
毎年力を入れている研修講師も、昨年は限られた機会しか得られませんでした。

何度か講師や非常勤講師の依頼も頂いたのですが、結果的にはほとんど実施に至りませんでした(うち2件は、22年実施予定)。諸事情でお断りせざるを得なかったものも多く、申し訳なく思います。

唯一ある程度納得できたのは、SPODフォーラムでしょうか。
最近私が関心を持っている学術情報流通について、(図書館員に限らず)大学の教職員に向けてお話をしたものです。マイ・ミッション実践の上でも、大学図書館員でない方々に広くお話する機会を頂けることはとても嬉しく、感謝でいっぱいです。



★新年の抱負

怠惰な自分のお尻を叩くため、今年も目標を設定し公言しておきます。

■2022年5つの目標
  1. ポジティブ心理学+「ほめ達」の図書館活動への落とし込み
    一昨年ポジティブ心理学実践インストラクターに、昨年「ほめ達」になったことを活かし、それらを自分自身や図書館活動にどのように活かせるか検討し、実践します。
    「ほめ達」として人の行動に目を向けているうちに、自分の周りや社会は人の善意や親切で成り立っていると、強く感じるようになりました。前にも書きましたが、感謝することを大切にしたいと思います。

  2. 人を「明るく楽しく前向きに!」するスキルの習得(継続)
    周囲の人たちを「明るく楽しく前向きに!」するためのスキルを、身につけたいと考えています。今考えているものもあり、それとポジティブ心理学・「ほめる達人」で学んだことを併用して、マイ・ミッションを実践します。

  3. 65歳までのライフプランを検討(継続)
    私もいいトシになり、ライブラリアン人生の終盤をデザインすべき時期を迎えています。
    何に残りの時間をかけるのか、受けた恩をどのように社会に返すのか…。ひとまず65歳辺りを一つの区切りに想定し、15年程度の間に何をすべきか、考えます。

  4. 毎週2論文を義務化
    図書館関係の論文を2本読むことを、自分に義務付けます。もちろん論文以外の形で文字を読んでもいいのですが、漠然と読書を目標にしてもきっと手を抜きますので、このように設定します。毎週2本読めれば年100本、本やWebサイトも加えればそれなりの勉強になりそうです。
    昨年頑張って、「大学図書館員が読んでおきたい30の政策文書/関連資料まとめ」を公開したところそれなりの反応があり、勉強は大切だと再実感しました。

  5. 格闘技への取り組み
    私は18年打ち込んできた空手を離れた後、3年前から打撃系総合武道・空道(くうどう)を始めました(空道は、突き・蹴りはもちろん、投げ・寝技・関節技や頭突きなどまで認められる、いわゆる総合格闘技に近いものです)。
    コロナ禍もありこの2年間ろくに稽古できていませんので、今年は最低週1回道場に行こうと思います。

    昨年末に、グレイシー柔術に入門しましたので、そちらも頑張ります。
    「グレイシー柔術って何?」という方が多いと思いますが、関節技・寝技を中心にした格闘技です。ご存じない方は、こちらの動画を(1分ぐらいのところからチラ見くらいで)。
    グレイシー柔術は、競技として普及しているブラジリアン柔術の本家とでも言ったらいいのでしょうか。競技として成立しているブラジリアン柔術と比べ、グレイシー柔術ではストリートファイトでの護身を重視しており、より実戦性が高いものです。

    空道と補完し合えるグレイシー柔術、週1回の稽古を欠かさないよう、頑張ります!


以上、5つの目標に取り組みます。
毎年目標倒れにはなっていますが、自分が何に取り組むかを考え明言しておくことで、少しでも目標に近づけると考えます。マイ・ミッションも忘れず、頑張ります!

#公言したからには頑張れ、わし!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

れいこが星になってから、今年6月で丸10年になります。
いろいろな意味で、あっという間の10年でした。今も多くの方々が私たちに寄り添ってくださり、感謝するばかりです。

わしとれいこ

この10年、れいこのことを忘れたことは、ただの一日もありません。その心の隙間を埋めてくれたのは、やはりきょーこの存在です。

40を過ぎた私たち夫婦のもとに生まれてきてくれて、元気に育ってくれているきょーこ。きょーこの笑顔に、私たちは毎日救われています。
ありがとう、きょーこ。このまま、元気に育ってくれたら、それだけでええけんな。

れいこ、ずっとずっと、大好きやけんね!これからもきょーこのことを、見守ってやってな。


2021-10-09

セレンディピティではないもの ー日図研あれこれ(2)ー

ささやかでも、嬉しい出来事が思いがけず起きること、ありますよね?今日は、私が思いがけずプレゼントされた幸福感の話です。

田園風景


★日図研75周年記念イベント

私は、日本図書館研究会(=日図研・にっとけん)の理事を務めています。

この度日図研では、創立75周年記念式典および図書館学セミナーを開催することになりました。実に、魅力的なイベントです。

これだけのイベント、新米の広報担当理事としては頑張って周知し、多くの方に参加して頂きたいところ。 非会員も歓迎のため、外部に案内を出すことにしました。

私は図書館関係の学協会・団体を分担し、先日から各団体に案内メールを送り始めました。



★裏切られた予想

日図研にとっては記念事業ですが、その案内も他団体からすれば、突然送られてくる迷惑メールの類かもしれません。
スルーされるのは仕方ないとして、お叱りの一つも受ける覚悟で、各所にメールを送りました。

ところがその予想は、 嬉しい意味で裏切られました。多くの団体から、とても温かい反応を頂いたのです。

メルマガやMLで周知くださったり、Webサイトに掲載くださったり。わざわざ返信で、そうしたご報告を頂きました。
頂いたメールの多くには申し合わせたかのように、75周年を祝う言葉まで添えられていました。


さらに、 嬉しかったことがあります。

メルアドを調べられなかった団体もあったので、知人に相談したところ、連絡先をわざわざ調べて下さったり、 転送してくださったりしました。

また、メールを送ったいくつかの団体のご担当は、私の旧知の方々でした。私はそれを知らないままメールをお送りしたのですが、皆さんから思いがけない連絡を頂きました。

SNSで連絡をくれた方。
日図研への返信メールに、私へのメッセージを添えてくれた方。
日図研への返事に加え、私個人宛に別メールまでくれた方。

連絡をくださった皆さんは、私がご無沙汰してしまっている方々ばかりでした。温かい言葉や応援を頂き、私は本当に嬉しかったです!



★日々の繋がりがあってこそ

各団体のご対応、旧知の皆さんのご厚情には、温かい気持ちにさせられました。

今回改めて感じたことは、日々の繋がりが大切だ、ということです。
各団体がこうして祝ってくださり、そして広報に協力してくださるのは、長年の各団体の交流、すなわち図書館界の繋がりがあってこそです。

旧知の皆さんが連絡をくださったのも、私たちがお互いに交流を重ねてきたからに他なりません。お互いに身銭を切って研究会に入り、自分の時間を費やして活動してきた結果とも言えるでしょう。

今回こうした対応を頂いたのも、日々の交流があったからこその必然なのかもしれません。そう考えると、日々の図書館員の繋がりは本当に大切です。


ポジティブ心理学実践インストラクターでもあるこの私、皆さんからもらったこの嬉しい気持ちを、他の皆さんにも広げていきたいと思います。
(ポジティブ心理学研究でも、一人の幸福感は、周囲の幸福感を高めることが分かっています)

自分がポジティブな気持ちになり、少しでも図書館員の交流を深めたりよりよい図書館活動を行ったりすることで、「世界をもっと幸せに」していきたいと考えます。

よし、頑張るでー!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

れいこは闘病中、書道教室に通っていました。ご近所の先生が自宅でなさっている、小さな教室です。


そして先日からきょーこが、習字教室に通い始めました。もちろん、れいこがお世話になっていた、同じ先生です。

半年あまり(?)硬筆を練習して、最近ようやく毛筆を始めました。下の写真は、毛筆3日目の作品です。


2年生の毛筆3日目にしては、なかなかのものだと思いません?(笑)
初日の作品(写真は撮らないまま廃棄…)を見たときも、「いきなりこれだけ書けるとは、大したもんじゃ!」と思いましたが、これもなかなか。

きょーこが元気に育ち、れいこの通っていたこの教室で頑張っていることを、とても嬉しく思います。