2019-03-31

食べよう語ろう、「シショクの会」!

いよいよ新年度ですね。
いつもヒマな私も、このところ珍しく仕事に追われています。新年度からは体制的に一段と厳しくなり、どうなることやら…。

イメージ:桜の咲く花の道



★マイ・ミッションに即した新活動


さて、私がマイ・ミッションを刷新したことは、先日お伝えしました。
今回、その新ミッション「人をつないで図書館を、明るく楽しく前向きに!」に即した活動を、新たに立ち上げることにしました。

その名も、「シショクの会」。


★シショクの会


シショクの会とは、図書館に関心のある人が4人集まって、ご飯を食べながら楽しく図書館の話をしよう、というものです。
「シショク」とはつまり「四食」、そして「司書食(ししょ、くう)」です。(笑)

日頃ない組み合わせの4人が集まり、図書館の話をして、学び交流を深められる場にしたいです。


★どうして4人?


「あの人の顔と名前は分かるけど、担当業務も知らない」「知り合いやけど、何が得意な人なんやろ…?」なんてこと、ありませんか?

会っただけでは、その人のことは分かりませんよね。
このシショクの会では、お互いの話をじっくり聞くことを大切にします。4人という人数にしたのは、それに一番いいからです。

大勢いると、お一人ずつの話をじっくり聞けませんし、遠い席の人とは話せずに終わったりします。
逆に2人だけだとどうしても限られた仲間うちでないとご一緒しにくいですし、3人ではキャンセルが出れば結局2人になってしまいます。

そう考えると、4人はベストです。
ちょうど1テーブル、向かいに誰か座っていて、全員まとまって話ができます。ドタキャンが出ても、3人残るので気遣いも要りません。


★シショクの会のルール


…ということで、ひとまずこんなルールで始めます。

■4人で開催
その名のとおり、必ず4人で開催します(キャンセルが出ても、3人残ればそのまま開催します)。

■参加メンバー
私がもっとお話を聞かせて頂きたい方や会わせたい方々を、直接お誘いします。
できるだけ初顔合わせも入り、面白い組み合わせになるようにしたいと思います。ご指名があれば、ぜひ(つまり、親しい人からお誘いしていく訳ではありません)。

併せてときどき、このブログやSNS等で参加者を募集します。ご所属・ご身分によらず、図書館に関心のある方ならどなたでも歓迎です。
ただしその場合、お誘い合わせではなく、お一人でお申し込みください。いつものメンバーではなく、日頃ない組み合わせになれば楽しいですよね。

いろいろな人が出会う機会にしたいので、参加希望が複数あった場合、初参加の方を優先します(会の趣旨上、5人以上で開催することはありません)。

■お店の予約なし
幹事なしで気軽に開催したいため、お店の予約はしません(どなたかがご提案くだされば別です)。集合場所近くの店に入ります。いろいろな方が参加しやすいよう、リーズナブルな店を優先します。

■多めに飲む人=多めの会費
お酒を多く呑んだ人が量に応じ会費を少し多めに払う、オトナの自己申告制とします。ですので、飲まない人もお気軽に。

■早めに終了
シショクの会は、最長2時間とします。併せて、二次会は開催しないことにします。これなら翌日を気にせず、気軽に参加できますよね。


…ということで、シショクの会、やってみます!お誘いがあったら、気軽にご参加くださいね。
「関西ライブラリアンおもてなし隊」「宝塚で呑む図書館関係者の会」同様、人を繋ぐ仕掛けとして、私自身も楽しみます。

さあ、このシショクの会で、マイ・ミッションも一歩前進でしょうか?(笑)



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

今週は私のバースデーでした。
れいこに祝ってもらえないバースデーも、はや7回目。節目節目に、れいこがいないことを実感させられます。

ですが今年も、きょーこがお祝いをしてくれました。



手作りケーキでお祝いしてくれた、きょーこ(ほとんど妻が作ったような気もしますが)。きょーこのおかげで、れいこがいない寂しさも和らぎます。

きょーこ、これからもずっと、お父ちゃんのお誕生日を祝ってや〜。
いつまでも、ずっとずっとやで!!

2019-03-19

(お誘い)図書館関係者の交流会 in 秋葉原 20190323

今日は、お誘いだけの短めの記事です。
こうした機会を設けることは、今年全面的に改定したマイ・ミッションに即したもので、いろいろな形で図書館関係者の輪を広げたいと考えています。

イメージ:緑の公園



★図書館関係者の交流会を開催!


以下のとおり、秋葉原で交流会を開催します。
図書館に関わる方ならご身分によらず、どなたでも歓迎ですので、ぜひご参加ください。

★図書館関係者の交流会 in 秋葉原

【主催】
井上昌彦@空手家図書館員
【開催主旨】
図書館関係者で集まり、交流を広げ深める会です。8名の予定ですので、こじんまりみんなと仲良く話しましょう!
【日時】
2019年3月23日(土)18:30-(遅刻・早退でも歓迎!)
【場所】
ウメ子の家 秋葉原駅前店 (もはや恒例会場?)
【参加資格】
図書館に関心のある方なら、どなたでも。図書館員の場合、特に専任でない方、派遣・委託の方を大歓迎!(所属を公開しにくい方は、館種等のみでOK)
【定員】
8名(先着順)
【参加費】
4,000円(税込)
(申し訳ありませんが、前日頃からのキャンセルは、参加費をご負担願う場合があります)
【お申し込み】
3月22日(金)19時までに karatekalibrarian@gmail.com 宛メールにて、お名前・(支障のない範囲で)ご所属をお知らせください。
当日緊急連絡を差し上げても読めるアドレスから、ご連絡ください(上記アドレスから受信できるよう設定ください)。


この交流会で、少しでも皆さんの交流が深まり、広がればいいなと思います。
私と面識のない方を含め、どなたでも大歓迎ですので、ぜひ気軽にご参加ください。お一人でも、寂しい思いはさせませんよ〜。

図書館関係者の輪を広げるこのイベントで、マイ・ビジョンの実現が、また一歩近づいたでしょうか?(笑)

2019-03-02

「がっかり」発言をめぐる新聞報道に接して、図書館員的に考えたこと

先日の記事でご案内しました国立国会図書館さんのレファ協フォーラムにて、コーディネーターを務めてきました。
私の至らなさはお察しの通りですが、旧知の方が大勢ご参加くださっていたことに、とても勇気づけられました。皆さん、ありがとうございました!

イメージ画像:公園



★桜田五輪相の「がっかり」発言


桜田五輪相が有力選手の病気の報に触れ、「がっかり」と発言した件は、皆さんもご存じでしょう。
発言の2日後には、大手全国紙が社説にも取り上げるなど、メディアやネット上で、同氏への批判が集中しました。

この一連の報道で、私は疑問に感じるところがありました。今日は「たった3分」(笑)くらいで、思うところを綴ります。
何しろ私、自称「新聞スペシャリスト(見習い中)」ですから。(笑)


★インタビュー全体を見れば


最初の報道から数日で、新たな動きが出てきました。
インタビュー全体の画像が放送・配信されると、「がっかり」が発言の主旨ではなく、多くの報道が不適切な言葉の断片の切り取りだったのではないか、という指摘が出されました。

私も全体を通じた動画を見て驚くとともに、それまでの批判的な報道(※)とは、全く違う印象を持ちました。
インタビュー全体を見れば、「がっかり」だけをことさらにクローズアップするのは、適切とは考えられませんでした。

そこだけを切り取って批判した今までの報道が適切だったのか、また新たな論争になるだろう、と私には思えました。

(※)中には、「同氏が『がっかり』と発言した」という事実のみを記した、一見ファクトに見える報道もありました。ですがその事実は断片であり、全体の文脈を捉えずそこだけを恣意的に取り上げている点に疑問を感じます。



★新聞の対応は…?


ところが、その新たな論争について、新たな新聞記事はほとんど出ませんでした。
そこで、全国紙5紙のデータベースを使い、本件に関する記事を一通り読んでみました。

5紙すべてが本件について報道し、うち4紙は、複数回記事を掲載していました。その多くは、発言後まもなく批判的論調で書かれたものや、本人による「撤回」を報道するものに留まりました。

この発言をめぐる報道のあり方が不適切だったのではないかと論じた記事は、2紙に1度ずつ掲載されたのみでした。

(両記事は、「がっかり」だけを過度に取り上げた報道を、批判的に振り返ったものでした。ただし記事によっては、自紙における初回の報道に関する記載や反省が記されておらず、もう少し踏み込んで欲しかったとも感じます)


★新聞への期待


フェイクニュースが飛び交う現代において、新聞の果たすべき役割は、ますます大きくなっています。
その新聞が、ある発言の断片だけを捉え過剰に批判するのは、いかがなものでしょうか。

もちろん「がっかり」発言は軽率のそしりを免れるものではありませんが、発言全体としては選手の身を案じるもので、極度にバッシングされるようなものではなかったと考えます。

残念ながら、政権に批判的な新聞では、(恣意的なものかどうかは判断しかねますが)過剰な批判をしているように思えました。
他方、政権寄りの新聞では積極的にこの件に触れたくない意図が透けるようで、違う形の報道もできたろうと考えます。

新聞に主義主張があるのはいいことですが、自分たちの日頃の主張に沿って、恣意的に特定部分だけを取り上げる(あるいは報道すべきことを恣意的に取り上げない)ことがあってはなりません。

この状況で新聞がすべきだったことは、一連の「がっかり」発言を冷静に振り返り、自社を含めてメディアに省みるべき点があれば、それを明らかにすることだったのでしょう。

多くの新聞はこの10年で、2〜3割の購読者を失っています。
ネット全盛の今こそ、新聞ならではの知見と客観性や公平性、高い倫理観を持って報道に当たって欲しい、と願います。


★図書館員の立ち位置から


このブログでも、新聞を重要な存在と思うが故に、ときに批判的な記事を書いたこともあります。繰り返しますが、こんな時代だからこそ、新聞の役割は重要です。

各紙にはそれぞれの姿勢やポリシーがあり、それが新聞の多様さや豊かさにつながっている反面、それが悪い方向に働くこともあるかもしれません(少なくとも本件は、総じて最善であったとは考えられません)。

私たち図書館員は情報のプロフェッショナルであるからこそ、新聞をはじめとする報道を、常に批判的に受け止める必要があります。

そして、どんな媒体であっても絶対ということはあり得ない前提でもって、情報サービスを行うべきでしょう。
複数の情報を比較・検証し適切な評価・利用ができる成熟社会を、図書館員が利用者さんと一緒に作っていければ、と考えます。



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

このところ関西では、急に寒さが和らいで、春を感じるようになりました。
春はれいこが最後に元気だったシーズンで、毎日毎日れいことの日々を思い出します。

れいこ写真

車椅子に乗っていたれいこが、3月の遠足で立ち上がり、わずかとは言え自分の足で友達と歩いたことに、私たちは大きな希望を抱いたものです。

春は、ちょっと切ないシーズンです。

2019-02-11

あの「人物図書館」が、1冊の本に! (空手家もほんのちょっと寄稿)

寒い日が続きますが、皆さんお変わりないでしょうか?
私もインフルエンザ予防で、毎日何度も石鹸でゴシゴシ…愛する娘たちのために、絶対わが家へは持ち帰りません!(キリッ)

イメージ:夜の庭園



★話題の新著


2月上旬、多くの図書館員のSNSで、ある本の話が飛び交っていました。
ご存じの方も多いでしょう、先日「人物図書館 −人は誰でも1冊の本である−」(坂口雅樹氏・編著)が刊行されたのです。

書名にもなっている「人物図書館」について、ご存じない方はこの記事をご覧ください。

その「人物図書館」に参加した人たちの声が、主催者・坂口さんのもとに集まり、こうして1冊の本となったのです。



★紹介に代えて


この本には、以下のコメントが添えられています。

「学校、公共、大学そして専門の各図書館の枠を越えて、図書館員あるいは図書館利用者が集まって、傍から見れば何やら怪しい事が始まる−それが人物図書館。3年間計11回(延べ188人参加)の思い出の記録!」


青山学院大学・野末教授は、「推薦のことば」にて、以下のように述べています。

「人物図書館は、まさに人と人を結びつける、図書館の原点を思い起こさせてくれる取り組みです」


寄稿くださった皆さんの多くは旧知ですが、それぞれ情熱を持った魅力的な図書館関係者です。
そして本書には参加者の声だけでなく、第2-3部として、坂口さんご自身によるエッセイや「こころの縞模様」も収載されています。併せて、ぜひ。

なお、目次は郵研社さんのWebサイトから、ご覧になれます。


★私もちょっとだけ…


一応書いておきますと、ほんの数ページですが、私の雑感も掲載されています。
「人物図書館」に2度参加し、特に大阪では運営サイドの一員だったこともあってお声がけ頂きました。素晴らしいライブラリアンの皆さんの末席に加えて頂き、光栄です。

「人物図書館」の魅力、大阪会場のこと、主催者の坂口さんのこと。そして、「人物図書館が要らなくなるような図書館界」について書きました。
「私の密かな考え」と題して掲載頂いていますので、よろしければこちらも、ぜひ。


★図書館員でない方にこそ


図書館関係者はもちろんですが、それ以上に、普段図書館に出入りしない方にこそ、本書を薦めます。

この本に綴られた一人ひとりの物語は、本書を手に取った図書館員でない人にも、きっと響くでしょう。そう、書き手も読者も、「ひとはだれでも一冊の本」なのですから。

本書を通じ、図書館の魅力や可能性を知って頂くことで、今まで図書館に足を踏み入れることのなかった皆さんの人生が、より豊かなものになるでしょう。ぜひ、ご一読を。


<蛇足ながら>
もし本書をお求めになる場合、ネット書店や大規模書店ではなく、地元の本屋さんに注文されてはいかがでしょうか。
こうした本だからこそ、出版不況に苦しむ地元の本屋さんをわずかでも応援し、そのときに立ち話の一つをするのも一興かと。




●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

5歳半が近づき、最近きょーこは悪ふざけやダジャレが、大好きに。
↓の写真も、ちょいヘン顔で、頭に何故か虫メガネを載せています。
(しかも、そんな写真に限って、妙に鮮明に撮れてしまったりして)

おふざけ今日子

こういうのが、楽しくて仕方ないんでしょうね。
振り返ってみれば、れいこもこういう時期があったような気がします。

きょーこ、おふざけしてもええけん、元気に育つんやで〜!

2019-01-27

異動して2年…今さら気づいたこと

マイ・ミッションの改定…と大言壮語した後で気がひけるのですが。
自分の仕事について、今さらながらのささやかな気付きがありましたので、どなたかのヒントにでもなれば、と書いてみます。

イメージ:空



★この2年を振り返れば…


現部署に異動して、はや2年近く。
長く利用サービス畑を歩いてきた私にとって、テクニカル・サービス(主に分類・目録、リポジトリ)の世界は新鮮で、有意義な経験を重ねています。

一方でこの2年は、ちょっとした後ろめたさを感じ続けた2年でもありました。

それは、自分ならではの仕事ができていない、という後ろめたさです。
それなりには頑張っていますが、前任者がやっていた仕事を引き継いでそのままやっているだけ、という思いが拭えません。誰が配属されてもやっている仕事をしているだけ、のような。

前言と矛盾するようですが、CAT2020やJPCOARスキーマといった大きな課題にも自分が中心となって対応検討中で、やり甲斐もあります。
信頼できる上司・同僚に囲まれ、楽しい日々でもあります。


★今さら気づいたこと


それなのに、なぜこんな後ろめたさがあるのか…?最近つらつらと考えていました。

そして今さらながら、ハッと気づいたことがあります。
それは、自分がこの図書館をどう変えていきたいのか具体的にイメージできていない、ということでした。

思えば異動前、私は分室や短大図書館にいて、やりたいことが明確になっていました。
この図書館をこう変えたい、という思いもありましたし、そのために利用者さんを知ることにも努めてきました。小規模館ゆえにすぐに運用も変えられ、手応えも実感できました。

それに対し現部署では、この図書館を自分がこれを変えていきたい、すなわち自分がやりたいことが、漠然としかイメージできていませんでした(今更気付くか、私…)。

テクニカル・サービスは運用変更が難しいこと、今は大規模館で身動きが取りにくいことなど、言い訳はいくつも挙げられます。
ですが、自分のやりたいことを明確にできていなかったのは事実です。

やりたいことが明確になっていない故に、自分ならではの提案もできず、前任者の仕事を引き継いでいるだけという後ろめたさに結び付いていたのでしょう。

今はこの図書館をどう変えたいのか、何をしたいのか、改めて自分に問いかける毎日です。まだ答えは明確になっていませんが、これが定まれば、きっと自分なりの仕事も創り出していけるのでしょう。


★大切なこと


私は「人をつないで図書館を、明るく楽しく前向きに!」をミッションに掲げて図書館活動に当たっていますが、そのときどきの職場における小さなミッションのようなものも必要と思いました。

図書館も結局、人の集まりです。
与えられた仕事をこなすことも不可欠ですが、大切なことは働く人それぞれが自分なりの理想やミッションを持ち、主体的に仕事に向き合うことなのでしょう。

私の失敗(?)が、どなたかのヒントになれば嬉しいです。



●れいこと

最後にまた、れいことわが家の話を。

れいこのお兄ちゃんは、今年度ハタチになりました。
先日もスーツを着ているので何かと思ったら、成人式に参加してきたようです。



お兄ちゃんも、立派に育ってくれたものです。
細かい不満は山ほどありますが(笑)、元気にここまで育ってくれて、もう100点です。

れいこもきっと、お空でお祝いをしてくれているでしょう!

2019-01-02

【一大決心】マイ・ミッションを変えてみる

新年おめでとうございます。
年末に2018年の振り返りを記したところですが、この数年考えてきたことを、元日から実行に移します。新年の抱負に代えての決意、ということで。
(今日は、いつもより長めの記事ですので「たった2分」では読めないかも…)

イメージ画像:観覧車



★マイ・ミッション


2013年に、私は自分自身のミッションを、以下のとおり定めました。



このブログでも度々触れてきましたし、ARG社の雑誌「LRG」連載「司書名鑑」日経新聞フリーペーパー「PU」などに取り上げて頂く際にも言及してきましたから、ご存じの方も多いでしょう。

このマイ・ミッションは、れいこの闘病を経て形づくられた図書館員としての私なりの思いを、凝縮したものです。これを実践していこうという気持ちには、当時も今も変わりはありません。

ですがあえて新年に、このマイ・ミッションを変更することにします。



★なぜ、マイ・ミッションを変更するのか?


マイ・ミッションを変更するのには、当然ながら理由があります。
それは、「マイ・ミッションは、私の取るべき行動を【具体的に】方向づけるべきもの」と、私が考えるようになったからです。

従来のマイ・ミッション「情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!」は、私の信念を端的に表す一方で、それにもとづいて何をすべきか、具体的行動を示唆するものではありませんでした。

ゆえに、これから図書館界や社会に対して、自分自身が取るべき行動を明確に方向づけるため、マイ・ミッションを変更することにしたのです。

イメージ画像:日の差す公園



★新しいマイ・ミッション


新しいマイ・ミッションについて、この数年ずっと考えてきました。結論として、新しいマイ・ミッションを以下のとおり定めました。

「人をつないで図書館を、明るく楽しく前向きに!」


自分が最優先すべき行動を、「人をつなぐこと」と定めました。
元気で面白い図書館関係者(図書館員に限りません)をつないでいけば、きっと元気で面白い活動が生まれます。

結果的にそれが、図書館を明るく楽しく前向きな場にしていくことでしょう。図書館がそうした場になれば、「情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!」ことにも寄与できるでしょう。

また、新しいマイ・ミッションのうち一つのポイントは、「前向きに!」というフレーズです。
「明るく楽しく」はもとより、図書館関係者も利用者も皆が「前向き」になることが大切だと考えます。

みんなに「前向きに」なってもらうことで、それぞれの立ち位置から「情報のチカラ」でよりよい図書館、よりよい大学やまち、ひいてはよりよい社会を作っていきたい、という願いを込めています。

ついでに言えばこのマイ・ミッションは、口にしたときの語感も大切にしています。
読点「、」をこの位置に入れたのは、語感のためです。口に出して読んでもらえれば、何となく五七調っぽくて語呂がいいでしょう?(笑)



★3つのアクション・ポリシー


併せて、3つのアクション・ポリシーを定めます。これは、新しいマイ・ミッションを実行するための方針です。

  1. まずは自分が、リアルに多くの人に会う
  2. 人がつながるための機会や手段を提供する
  3. 身分や立場によらず、頑張る人のつながりや活動を応援する


以下、個別に説明をします。

  1. まずは自分が、リアルに多くの人に会う
    人をつなげるために、まずは自分が【リアルに】人と出会いつながり、交流を深めます。Web全盛の時代にあえて、「リアルに」会うことを大切にします。


  2. 人がつながるための機会や手段を提供する
    人と人をつなげるために、努力します。
    分かりやすい例で言えば、勉強会などで同席した友人同士を紹介することも、その一つです。

    ただし、「人をつなぐこと」は、友人同士を紹介するだけではありません。
    勉強会・交流会を企画したり、グループを立ち上げたりすることで、図書館関係者同士が出会う機会そのものを提供することを目指します。

    手前味噌ながら、自分がこれまでに主催してきた勉強会・交流会で生まれたご縁は何百組と(あるいはもっと)あるでしょう。
    図書館関係者の交流会を企画するだけでも、新たな人のつながりは生まれます。こうした出会いの場を提供することを、改めて大切にしていきます。

    また、マイ名刺ワークショップなど、つながりをサポートする仕掛けづくりにも尽力します。
    今までにお会いした図書館関係者(3,000人くらい?)とのネットワークも、活かしていければと思います。


  3. 身分や立場によらず、頑張る人のつながりや活動を応援する
    私が最も大切にしている価値観の一つは、身分や立場による差別を行わないことです。
    図書館界のコミュニティの多くは専任職員が主体で、派遣・嘱託・アルバイト職員や委託・指定管理スタッフからすると、参加しにくかったり声をあげにくかったりすることでしょう。

    どんな身分・立場、あるいは雇用形態であっても、私は頑張りたい人同士をつないで、そこで生まれる活動を応援します。

これら3つのアクション・ポリシーをもとに、新しいマイ・ミッション「人をつないで図書館を、明るく楽しく前向きに!」を推進します。

イメージ画像:公園



★従来のマイ・ミッションは「ビジョン」に


「新しいマイ・ミッションができるのなら、今までのミッションはどうなるの?」と言われそうですね。
結論を言えば、これまでのマイ・ミッション「情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!」は、「ビジョン」に格上げします。

ビジョンとミッションは、どう違うのでしょうか?

私はビジョンを、自身が目指すゴールと位置づけています。それに対しミッションは、ビジョンを実現するために自分自身が取るべき具体的な行動を方向づけるものです。
つまり、ビジョンは目的で、ミッションは手段です。

ビジョン+新ミッション+アクション・ポリシーの関係図
(【補足】ビジョンとミッションの関係性については、様々な考え方があります。中にはミッションを上位に置くなど、私の定義と違う考え方もありますが、ここではその点を議論する意図はありません。書いたとおりに読んで頂ければ幸いです)

なお、旧ミッションの下に設けていた以下の3つの行動指針は、今後もビジョンのもとに維持します。

  1. 図書館とWebを世界の二大情報源と位置づけ、そのスペシャリストであるライブラリアンも含めて、そのチカラと魅力を世界に伝える。
  2. 情報に携わる人と人とを、とりわけライブラリアン同士をつなげる。
  3. やるからには自身のプレゼンスも向上させ、一目置かれるライブラリアンになる。


★これから


旧ミッションを掲げたとき、私は以下のように書きました。

「ミッションは不変のものとは考えていません。そのときどき、自分の価値観に応じて軌道修正をしていくつもりです」


旧ミッションを定めてから5年半あまり、今回のマイ・ミッション変更は、ある意味で進歩だと考えます。
自分なりのミッションを策定し、曲がりなりにもその旗を掲げてやってきたからこそ、今のミッションへ辿り着けた、とも考えます。

2019年からは、ビジョンと新ミッションのもと、人をつなげる活動に尽力していきたいと思います。
自分の図書館員としてのキャリアの中で強めてきた信念や思い、そしてれいことの闘病の日々を通じて身をもって知ったことや感謝…。それらを元に、図書館界や社会に恩返ししていきたいと思います。

ですので皆さん、私からイベントや交流会、活動などのお誘いがありましたら、ぜひ話に乗ってくださいね〜!(笑)

では、本年もよろしくお願いします!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

れいこのいない正月も、はや7回目。
家族が揃い、多くの時間を一緒に過ごすはずの年末年始に、れいこがいないことが、今も不思議でなりません。


れいこが教えてくれた、家族との何でもない時間の大切さ。それを実感する年末年始に、れいこがいないのが、何とも言えず皮肉です。

せめて、きょーことは、たくさんの時間を一緒に過ごしたいと思います。
きょーこ、お父ちゃんとお正月はいっぱい遊ぼうな!