2019-01-02

【一大決心】マイ・ミッションを変えてみる

新年おめでとうございます。
年末に2018年の振り返りを記したところですが、この数年考えてきたことを、元日から実行に移します。新年の抱負に代えての決意、ということで。
(今日は、いつもより長めの記事ですので「たった2分」では読めないかも…)

イメージ画像:観覧車



★マイ・ミッション


2013年に、私は自分自身のミッションを、以下のとおり定めました。



このブログでも度々触れてきましたし、ARG社の雑誌「LRG」連載「司書名鑑」日経新聞フリーペーパー「PU」などに取り上げて頂く際にも言及してきましたから、ご存じの方も多いでしょう。

このマイ・ミッションは、れいこの闘病を経て形づくられた図書館員としての私なりの思いを、凝縮したものです。これを実践していこうという気持ちには、当時も今も変わりはありません。

ですがあえて新年に、このマイ・ミッションを変更することにします。



★なぜ、マイ・ミッションを変更するのか?


マイ・ミッションを変更するのには、当然ながら理由があります。
それは、「マイ・ミッションは、私の取るべき行動を【具体的に】方向づけるべきもの」と、私が考えるようになったからです。

従来のマイ・ミッション「情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!」は、私の信念を端的に表す一方で、それにもとづいて何をすべきか、具体的行動を示唆するものではありませんでした。

ゆえに、これから図書館界や社会に対して、自分自身が取るべき行動を明確に方向づけるため、マイ・ミッションを変更することにしたのです。

イメージ画像:日の差す公園



★新しいマイ・ミッション


新しいマイ・ミッションについて、この数年ずっと考えてきました。結論として、新しいマイ・ミッションを以下のとおり定めました。

「人をつないで図書館を、明るく楽しく前向きに!」


自分が最優先すべき行動を、「人をつなぐこと」と定めました。
元気で面白い図書館関係者(図書館員に限りません)をつないでいけば、きっと元気で面白い活動が生まれます。

結果的にそれが、図書館を明るく楽しく前向きな場にしていくことでしょう。図書館がそうした場になれば、「情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!」ことにも寄与できるでしょう。

また、新しいマイ・ミッションのうち一つのポイントは、「前向きに!」というフレーズです。
「明るく楽しく」はもとより、図書館関係者も利用者も皆が「前向き」になることが大切だと考えます。

みんなに「前向きに」なってもらうことで、それぞれの立ち位置から「情報のチカラ」でよりよい図書館、よりよい大学やまち、ひいてはよりよい社会を作っていきたい、という願いを込めています。

ついでに言えばこのマイ・ミッションは、口にしたときの語感も大切にしています。
読点「、」をこの位置に入れたのは、語感のためです。口に出して読んでもらえれば、何となく五七調っぽくて語呂がいいでしょう?(笑)



★3つのアクション・ポリシー


併せて、3つのアクション・ポリシーを定めます。これは、新しいマイ・ミッションを実行するための方針です。

  1. まずは自分が、リアルに多くの人に会う
  2. 人がつながるための機会や手段を提供する
  3. 身分や立場によらず、頑張る人のつながりや活動を応援する


以下、個別に説明をします。

  1. まずは自分が、リアルに多くの人に会う
    人をつなげるために、まずは自分が【リアルに】人と出会いつながり、交流を深めます。Web全盛の時代にあえて、「リアルに」会うことを大切にします。


  2. 人がつながるための機会や手段を提供する
    人と人をつなげるために、努力します。
    分かりやすい例で言えば、勉強会などで同席した友人同士を紹介することも、その一つです。

    ただし、「人をつなぐこと」は、友人同士を紹介するだけではありません。
    勉強会・交流会を企画したり、グループを立ち上げたりすることで、図書館関係者同士が出会う機会そのものを提供することを目指します。

    手前味噌ながら、自分がこれまでに主催してきた勉強会・交流会で生まれたご縁は何百組と(あるいはもっと)あるでしょう。
    図書館関係者の交流会を企画するだけでも、新たな人のつながりは生まれます。こうした出会いの場を提供することを、改めて大切にしていきます。

    また、マイ名刺ワークショップなど、つながりをサポートする仕掛けづくりにも尽力します。
    今までにお会いした図書館関係者(3,000人くらい?)とのネットワークも、活かしていければと思います。


  3. 身分や立場によらず、頑張る人のつながりや活動を応援する
    私が最も大切にしている価値観の一つは、身分や立場による差別を行わないことです。
    図書館界のコミュニティの多くは専任職員が主体で、派遣・嘱託・アルバイト職員や委託・指定管理スタッフからすると、参加しにくかったり声をあげにくかったりすることでしょう。

    どんな身分・立場、あるいは雇用形態であっても、私は頑張りたい人同士をつないで、そこで生まれる活動を応援します。

これら3つのアクション・ポリシーをもとに、新しいマイ・ミッション「人をつないで図書館を、明るく楽しく前向きに!」を推進します。

イメージ画像:公園



★従来のマイ・ミッションは「ビジョン」に


「新しいマイ・ミッションができるのなら、今までのミッションはどうなるの?」と言われそうですね。
結論を言えば、これまでのマイ・ミッション「情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!」は、「ビジョン」に格上げします。

ビジョンとミッションは、どう違うのでしょうか?

私はビジョンを、自身が目指すゴールと位置づけています。それに対しミッションは、ビジョンを実現するために自分自身が取るべき具体的な行動を方向づけるものです。
つまり、ビジョンは目的で、ミッションは手段です。

ビジョン+新ミッション+アクション・ポリシーの関係図
(【補足】ビジョンとミッションの関係性については、様々な考え方があります。中にはミッションを上位に置くなど、私の定義と違う考え方もありますが、ここではその点を議論する意図はありません。書いたとおりに読んで頂ければ幸いです)

なお、旧ミッションの下に設けていた以下の3つの行動指針は、今後もビジョンのもとに維持します。

  1. 図書館とWebを世界の二大情報源と位置づけ、そのスペシャリストであるライブラリアンも含めて、そのチカラと魅力を世界に伝える。
  2. 情報に携わる人と人とを、とりわけライブラリアン同士をつなげる。
  3. やるからには自身のプレゼンスも向上させ、一目置かれるライブラリアンになる。


★これから


旧ミッションを掲げたとき、私は以下のように書きました。

「ミッションは不変のものとは考えていません。そのときどき、自分の価値観に応じて軌道修正をしていくつもりです」


旧ミッションを定めてから5年半あまり、今回のマイ・ミッション変更は、ある意味で進歩だと考えます。
自分なりのミッションを策定し、曲がりなりにもその旗を掲げてやってきたからこそ、今のミッションへ辿り着けた、とも考えます。

2019年からは、ビジョンと新ミッションのもと、人をつなげる活動に尽力していきたいと思います。
自分の図書館員としてのキャリアの中で強めてきた信念や思い、そしてれいことの闘病の日々を通じて身をもって知ったことや感謝…。それらを元に、図書館界や社会に恩返ししていきたいと思います。

ですので皆さん、私からイベントや交流会、活動などのお誘いがありましたら、ぜひ話に乗ってくださいね〜!(笑)

では、本年もよろしくお願いします!



●れいこと

最後にまた、れいこ&きょーこの話を。

れいこのいない正月も、はや7回目。
家族が揃い、多くの時間を一緒に過ごすはずの年末年始に、れいこがいないことが、今も不思議でなりません。


れいこが教えてくれた、家族との何でもない時間の大切さ。それを実感する年末年始に、れいこがいないのが、何とも言えず皮肉です。

せめて、きょーことは、たくさんの時間を一緒に過ごしたいと思います。
きょーこ、お父ちゃんとお正月はいっぱい遊ぼうな!