2013-06-04

椅子の座り心地は、いかが?

れいこが星になって、364日目。
2日(日)に行った「れいこパーティー!」の高揚感が残っていて、今まだちょっとテンションが高いです。(笑)


「れいこパーティー!」は、れいこのセカンド・バースデーである6日(木)にも開催しますので、皆さまぜひ気軽にお立ち寄りください。
10〜19時の間は、ずっと家にいますので、アポなしでいついらしてくださっても結構ですよ〜。


○椅子の座り心地は、いかが?

「椅子の座り心地は、いかが?」・・・このタイトルだけでは、何を言っているのか判りませんよね。(笑)

これは、図書館員の皆さんへの質問です。
座り心地をお聞きしていますのは、あなたの勤める図書館の、利用者用の椅子のことです。

どんな図書館あれ、利用者用に椅子を用意しているでしょう。あなたは、その椅子に座ったことがあるでしょうか?それは何回くらいですか?最後に座ったのは、いつですか?


こんな椅子では、30分も座っていられません

こんな話をするのは、私たちがどうしても、利用者の目線というのを忘れがちだからです。いつも利用者のことを考えているつもりにはなっているのですが、なかなかいろいろなところまで目配せできていないのが実情ではないでしょうか?

そこで例に挙げたのが、椅子です。
利用者が長く座る椅子に、自分たちは実際にどれくらい座ってみたでしょう?お試しに1度だけ座ってみるのと、10分間座ってみるのとでは、全く違います。10分だけ座るのと、丸一日座るのとでは、もっと違います。コーナーやフロアが違えば、またさらに違います。

あなたの図書館の椅子は、一日ずっと座っていられるものでしょうか?


○椅子だけでは、ありません

私は、昨年度修士論文を書くために、自分自身がユーザーとして図書館を多く利用しました。

1日図書館に滞在し、椅子にもずっと座りました。全フロアのあちこちの席を点々とし、いろんな椅子やデスクも使いました。
利用者として資料を検索し、書架へ取りに行って、本を借りました。改めて図書館を使うと、普段気付かないことが、いろいろと見えてくるものです。


椅子を引き合いに出したのは、ほんの一例に過ぎません。考えるべき点は、椅子だけではありません。
本当に利用者目線を意識し、図書館を使う側の気持ちになっているか、ということを考える必要があります。

昨年度図書館を多く利用した経験から、いくつか思い付くことを記してみましょう。

  • 室内の温度は、長時間座って過ごすのに快適でしょうか?カウンターで動き回る、自分たちの快適な温度になっていませんか?
  • カウンターの職員は、挨拶をしていますか?ただ口にするだけではなく、笑顔でメッセージを送っていますか?
  • 私たちが作ったサインや掲示、壁にかけた時計は、椅子に座った位置からだとどのように見えますか?
  • 利用者用のOPAC端末を、使っていますか?立って検索するタイプのものであれば、モニターはちゃんと顔の方を向いていますか?筆記具やメモ用紙は、横に置いていますか?
  • ノートPCなどを使う利用者のために、電源を用意していますか?その電源は、本当に電気が通っていますか?(電気が不通になっていても、外見上は判りません)
  • 閲覧席に差し込む直射日光に、配慮をしていますか?ブラインドがある場合、それらをきちんと使っていますか?
  • カウンターの声が、どれくらい閲覧席まで響くか、知っていますか?

こうしたことは、いくらでも挙げられますね。
肝心なことは、何気なくアタマで考えているだけでは、なかなか利用者目線になれない、ということです。

私は自分の図書館も使いましたし、同一法人内の別の図書館も利用しました。
その結果、残念ながらいくつかの点で、利用者目線に立てていなかったことに気付きました。


自分の図書館の悪いところを知れば、それらを一つずつ改善することもできますよね?
ですから私は、皆さんに自分の図書館の利用者になることをお勧めします。勤務後でも構いませんし、休みの日に出かけて行くのもいいでしょう。利用者になって初めて、気付くことがあると思います。

手始めにまず、今日の仕事後に1時間ほど、椅子に座ってゆっくり本を読んでみませんか?


それでは、押忍!

1 件のコメント:

のんちゃんママ さんのコメント...

れいこさんも一年ですね…
セカンドバースデーに行くことができず、すみません。。。
 
言葉で表すことの出来ないこの悲しみと共に、日々を少しでも楽しく 家族と共に過ごすことが、もっと一緒に居たかった 生きたかったであろう娘たちへの せめてもの 私たち家族が出来ることなのかなぁ…と 最近思っています。

私も 新たなチャレンジ始めたので、頑張った娘に恥じないよう 頑張ります。
埼玉から のんちゃんと一緒に 元気なbabyちゃんが生まれることを 願っております。