3月20日(金)の京都情報図書館学学習会も、迫ってきましたね。気軽に聞ける話ですので、ぜひお越しください!
★日本図書館研究会 研究大会
先日、日本図書館研究会 研究大会に行ってきました。もう1週間以上経ってしまいましたので、簡単に。開催主旨等は、公式サイトをご覧ください。
以下、全体を通じての雑感を。各発表については、Twitterのまとめをご覧ください。
- この大会(特に2日目のシンポジウム)は、学校図書館での学びが討論の中心に。いろいろとお聞きして、改めて学校図書館でも多くの試みがなされていることを知った。併せて、情熱ある学校図書館関係者の努力に脱帽。
- こうした場では往々にして、司書資格の有無が議論になるが・・・毎年10,000人も取得すると言われる資格が、そんなに大切なのか?(私などは、取得は20年前・・・)
私は司書資格を大学時代に取得したが、大学で学んだものなどより現場で学んだこと、図書館界の仲間から学んだこと、ライブラリアンになってから自分で考えたことの方が、はるかに大きい。
- 何のために学ぶのか、という根本的な問いが欠落しているのが、現在の大学・学校での学びにおける最大の問題点か。学生のモチベーションの低さゆえに、学びが主体的にならなかったり、単位だけが目的化したりするのだろうか。
- 常々言っているが、スキルを教えるだけでは不十分。貴重な授業の一コマを、ハウツーだけに費やすのはいかがなものか(もちろん、ハウツーが必要な段階もあるだろうが)。
- 高校までに教わる情報リテラシーを、大学生以降も恒久的な力として身に付けてもらうには、どうすればよいのか。
小学生からこうした教育を受けている学生もいるはずなのに、大学の授業では、ほぼ白紙に戻っているようにも見える。私自身、未だ結論が出せない。
この2日間の学びは、とても有意義なものでした。多くの大学図書館員からすれば、馴染みの薄い学校図書館ではありますが、そこに学べるものはたくさんあると思えました。
改めて考えるに、大学図書館関係者はもっと学校図書館など他館種からも学ぶべきでしょう。電子リソースの提供など大学図書館が先行している部分もありますが、館種ごとに方向性が違うだけなのだと思います。
図書館サービスやライブラリアンの資質に優劣がないことを認識し、謙虚に学び合うべきだと感じました。
こうしたことを考えるヒントをくださった発表者の皆さん、事務局の皆さん、ありがとうございました!
●れいこと
最後にまた、れいこ&きょーこの話を。
今日で、れいこが星になって、ちょうど1,000日になりました。
その間の妻のため息は、何千回にもなったでしょう。流した涙は、滝ほどにもなったでしょう。その胸の痛みは、どれほどに大きいことか。
きょーこが生まれてきてくれて、私たちは本当に救われています。
ですがそれでも、私たちがれいこのことを忘れた日など、一日もありません。
私たちはこれからもずっと、れいこと一緒です。
れいこ〜、ずっとずっと、世界一大好きやぞ〜!
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