○転院しました
昨日も書きましたとおり、今日かられいこは、大阪市立総合医療センターに転院となりました。皆さんから頂いた多くの情報をもとに、私たち夫婦が悩んで悩んで出した答えです。
今朝は早くから、@taniwataruさんの車で送ってもらい、大阪市立総合医療センターに向かいました。
れいこの左足に麻痺が出てきた現在、宝塚の自宅から大阪都島まで電車で通うのは厳しい状況でしたので、非常に助かりました。
<@taniwataruさん、本当にありがとう!
入院手続きを済ませ、小児病棟へ。
小児病棟では、感染症対策を厳重に行っていて、ここでまずれいこが引っ掛かりました。多少でしたが、鼻水と咳が出ていましたので、いきなり検査です。
鼻水等を摂取され、病棟へ入れるかどうか検査結果が出るまで、小一時間の待ち時間がありました。その間、病院内を親子で探検しました。
大阪市立総合医療センターの設備は、素晴らしいです。
患者図書室、24時間コンビニ、屋上の庭園、プレイルームなど。保育士さんもいらっしゃいますし、出張小学校のようなものまで、あるらしいです。さすがですね~。
検査の結果、感染症にかかっていないことが判明し、ようやく小児病棟へ入ることができました。
転院したばかりであること、多少風邪気味であることから、個室に入れるようご配慮を頂きました。大阪市立総合医療センターの先生方、看護師さんは、とても親切です。
個室は広く、快適です。冷蔵庫・流し・トイレ・シャワー・テレビなどが、完備されています。
個室に入ると、すぐにランチタイムでした。食事が運ばれてくると、美味しそうなグラタンとピラフ、ヨーグルトなど、れいこは大喜び!
ところが、「いただきます!」と言ったその矢先、看護師さんが飛び込んできました。いわく、「すみません、MRI検査の都合で、絶食になりました!」
そのときの、れいこのコメントです。
さて、その後は検査ラッシュです。
血液検査・心電図・レントゲン・尿検査・造影剤入りMRI。いずれも、現時点では順調な様子で、特に問題もないようです。
私たち夫婦は、入院手続きをして、手術や麻酔に関する説明を受けたり、書類を提出したりしてバタバタとしました。
合間には、妻の勤務している保育園の保護者の方が、わざわざ宝塚から駆け付けてくださいました。お見舞いの美しいストーンのリング(・・・と書くのが適当かどうか、野暮な私には判りかねますが)、れいこは気に入ったようでした。
さて今日は、私はれいこの付き添いで、一泊することにしました。
もっとも今は、付き添いが要る状況ではありません。入院初日くらい、横に誰かいてやりたい、というそれだけなのです。
目が覚めたときに、隣に家族がいる、それがどれ程重要なことか。
<いいお父ちゃんや~。(笑)
今も、れいこの寝顔を見ながら、このブログを書いています。
○手術について
今後の治療手順を明確にするため、まずは一度「生検」(せいけん)という手術を行う必要があります。これは、腫瘍の組織の一部を摘出・分析して、腫瘍の状態を明らかにしようというものです。
子供の場合、この生検には、全身麻酔が必要とされます。
頭をピンで固定し、詳細なMRI検査をしつつ、7mm程度の切開をして、腫瘍組織を取り出します。これらはコンピュータで制御・計算されていて、それほど危険なものではありません。
ただし、リスクがないとは言えません。
大人の場合、出血などのトラブルが3%程度の確率で起きるそうです。れいこの場合、脳幹付近という難しい場所であるため、リスクは6~7%程度になるのではないかとのことです。
(もっともそれは、そのまま命の危険を意味する訳ではありません)
いずれにせよ、これは必要な手術です。意を決して、臨むしかありません。手術は、11日(月)に正式決定しました。頑張れ、れいこ!
○お見舞いについて
前回も大勢の方々が、れいこのお見舞いに来てくださいましたので、ここにも書いておきましょう。
- 現在れいこがいるのは、小児病棟のすみれ6階669号室。あと数日は、この部屋の予定。11日(月)に手術後、翌日頃に、相部屋へ移動予定。
- 面会時間は、15-20時のみ。面会は、一度に3名まで。
- 感染症予防のため、16歳以下は面会不可。
- アレルギー予防のため、生花の持ち込み不可。
残念ながら、現在は手術を控えて隔離(?)されている病棟にいますので、上記の点をご理解ください。
今後、手術が終わりましたら、もう少し自由度の高い一般病棟への移動もあり得ます。その際は、このブログとTwitterで、追ってご案内差し上げます。
もう一つ、書いておきましょう。
部屋での飲食は、基本的に禁止ですので、お気遣いなく手ぶらでお越しください。
・・・と書いているにも関わらず、どうしても手ぶらでは行けない、れいこが何が好きなのかハッキリ言え、という方もおいでです。(笑)
そういう方に、黙っていてもお互いに不健康ですから(笑)、これも率直に書きましょう。れいこが好きなものは、リラックマ、靴下にゃんこ、きれいずきん、です。
どうしても持って来ずにいられない方は、これらにすると、れいこが喜びます。
ただし!基本は、手ぶらということで、お願いしますね~。
れいこはともかく、私は手ぶらが一番嬉しい。(笑)
<最近学んだことは、手ぶらは最高の気遣いの一つ、ということです。
それよりも何よりも、無理をしてお見舞いに来て頂く必要は、まったくありません!
今後、長期戦になりますし、私たち夫婦ともに不在にすることも、多くなりそうです。くれぐれも、お気遣いなく。
<念のため、私が不在にするときは、ブログとTwitterで流しますが。
<●最後に、れいこへ。>
れいこへ。
いよいよ、新しい病院やね。こんな大きい病院、初めてやろ?
れいこを元気にしてもらえる病院を、みんなの力を借りて、お父さんお母さんが、一生懸命選んだんやで。
ここならきっと、れいこを元気にしてくれる。
楽な闘いじゃないけれど、れいこなら、きっと病気に勝てる。
井上家で、いっぱいいっぱい、約束しとるよね。
れいこが元気になったら、あれをしよう、これをしよう、と。
絶対、絶対に約束を守る。
そんな気持ちで、病気と闘おう、れいこ。
お父さん、お母さん、お兄ちゃんも、れいこと一緒に闘うけん。
れいこのことを応援し、励ましてくれている人たちのチカラももらって、みんなで病気に勝とう、れいこ!
0 件のコメント:
コメントを投稿